激動の一年だったが、そうしたなかでも幸せをつかんだ女子アナはいる。
1月22日、フジテレビの三田友梨佳アナが一般男性と結婚したのを皮切りに、7月にTBS・古谷有美(ゆうみ)アナが突如として結婚&妊娠を発表。前触れがなかったため、芸能マスコミをにぎわした。そして8月にはかねて恋人がいることを明かしていたテレビ東京・須黒清華(さやか)アナが一般男性とゴールイン。さらに11月11日には、日本テレビ・岩本乃蒼(のあ)アナが同僚と結婚したことを発表した。
「芸能人やアスリートと結婚する女子アナがいなかったため、例年と比べると堅実な印象。コロナ禍になり、女子アナの価値観が堅実な方向に変わってきているのかもしれません」(女子アナ評論家・戸部哲也氏)
今年、退社もしくは他部署に異動した民放キー局の女子アナは3人。フリーに転身したのは、今年3月末をもってテレビ東京を退社し、フリーに転身した鷲見(すみ)玲奈アナひとりだった。
「今はフリーアナ戦国時代。各局の元看板アナがしのぎを削っていて、そこに割って入るのは相当難しい。ひと昔前の女子アナブームのときは、われ先にと売れっこ局アナたちがフリーになっていきましたが、今はそんな時代ではないのでしょう。ここ最近は、"女子アナ30歳定年説"なんて言葉もすっかり聞かなくなりました」(女子アナウォッチャー)
果たして、女子アナたちの2021年はどんな年になるのだろうか――。