深閑な森の奥。誰もいないはずの洋館に佇むのは、浮世離れした美貌の若い女。......独特な雰囲気と"映える"スタイルの新星・中尾有伽(なかお・ゆうか)が、満を持して1月25日(月)発売『週刊プレイボーイ6号』で初グラビアを披露!
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■わがままも聞いてもらいました
――非常に寒いなかでの撮影でしたが、いかがでしたか?
中尾 ほとんど初めてのグラビア撮影で不安もあり、とても緊張していたんですけど、スタッフの皆さんが優しくしてくださって無事撮り終えられました。いろいろわがままも聞いていただいて(笑)。
――そんなにわがままなんて言っていましたかね?
中尾 「こういうふうにしたい」というようなイメージは、撮影中にもモニターを見せていただきながらけっこう伝えて。あとは撮影に至るまでにも。
――「撮影するカメラマンさんと事前におしゃべりしたい」という申し出がありましたね。確かに、珍しいかもしれません。
中尾 もともと写真はすごく好きで、友人のカメラマンに作品撮りしてもらったり。オフィシャルの雑誌のグラビアはほぼ初めてだけど、定期的に「撮られる」ことはやっていて。
そういうのもあって、「自分のことを撮ってくださる方がどんな方なのか知りたいな」と思ったんです。写真を撮ることって、コミュニケーションと同じなのかな、という気がしていて。
――なるほど。不安があったというのもそういう部分?
中尾 というよりは、自分の体形にあまり自信がないので。なので撮影に備えて筋トレをしたり、普段の食事を工夫したりしました。ほかの皆さんがどういうことをやられているのかわからなかったので、自分なりに、でしたが......。
――モニターでご自身の写真を見て、いかがでした?
中尾 不安に思っていた部分だとかはよくなっていたので、そこは安心しました。自分の見たかったものは見られたと思います。
――カメラマンの蓮井(元彦)さんは、会って話した際に「目が印象的だ」とおっしゃっていました。神秘的な感じ、幻想的な感じを出したいということで今回のロケーション、数々の名作写真集も生まれた「ムーンニンフ」という森の中の洋館で撮影を行なったわけですが......。
中尾 湿度のある写真、陰陽で言えば「陰」寄りの写真のほうが自分には合いそうだなと思っていたので、イメージどおりでした。その上で神秘的とか妖艶なだけでない、多面的な部分を見た人に感じていただけるとうれしいです。
――多面的な部分?
中尾 年齢相応な女性的な部分と、ぎりぎり残っている少女的な部分の均衡......とか?
――なかなか難しいことをおっしゃいますね(笑)。でもお話を聞いていると、中尾さんは本当に写真が好きなんだなと感じます。
中尾 好きですね。「こんなふうに写るんだ」という発見が毎回ありますし、単純に自分を見て、撮っていただけることはうれしいです。
――グラビアの登竜門といわれるミスiDを受賞されたのが5年前の19歳のとき。それから時間をおいての本格的なグラビア挑戦というのが不思議なくらいです。
中尾 当時は不安を通り越して撮られるのが怖いと思ってしまうくらいだったので。そこから自分の中でもいろいろ考え方が変わってきたので。まあ、大人になったということでしょうか(笑)。
――ほかの方のグラビアを見たりもしますか?
中尾 はい、好きです。
――最近気になった方などはいらっしゃいますか?
中尾 そうですね......事務所の先輩だからというわけではないのですが、やはり馬場ふみかさんはいつ見てもすごいなあと思います。ふみかさんのグラビアは、本当にどれもすごい。好きです。
――具体的にはどの部分が?
中尾 モデルとして洋服を着こなすだけでなく、水着や下着、肌の面積が多い衣装もあそこまでカッコよく見せられる方は限られると思います。ふみかさんの堂々としたたたずまいや、強いまなざしが大好きです。決してマネできるものではないですが、憧れの人です!
(スタイリング/KAN ヘア&メイク/住本 彩)
●中尾有伽(なかお・ゆうか)
1996年9月13日生まれ 東京都出身
趣味=作詞作曲、写真、アニメ
特技=人の顔と名前を覚える、料理
○ドラマ『そして、ユリコは一人になった』(カンテレ)、主演映画『暗闇』『街の上で』などに出演。
公式Twitter【@zenbuusomitai】
公式Instagram【@yuuka_nakao】