1993年10月18日生まれ、富山県出身。立教大学文学部卒業後、2016年にTBSに入社。アナウンサーを志したキッカケは、「元日本テレビの西尾由佳理アナに憧れていたから」だという
TBSに2016年に入社した伊東楓(かえで)アナが、2月末をもって退社。今年1月には、担当するラジオ番組『伊集院光とらじおと』に出演した際、「絵本作家になりたい。自分の表現力を上げるために今年はドイツに行こうと思っています」と夢を語っていた。

BS関係者は彼女の退社をこう惜しむ。

「伊東アナはなんでもソツなくこなせるタイプ。新人時代から早朝の情報番組『あさチャン!』『はやドキ!』などを担当し、生放送に必要な瞬発力が鍛えられた。MCの能力に長(た)けていて、年越しライブ番組の進行役を任されるなど、局員たちもその実力を認めていたんです。ただ、器用貧乏なところもあって、今の時代に求められるタレント性に欠けていたのは否めない。

ただ、彼女のような実力派タイプは、30歳を超えて花開くケースもある。もっと続けてほしかったというスタッフも少なくない」

彼女は学生時代に「ミス立教コンテスト2013」でファイナリストになった美貌の持ち主。入社1年目のときには、同期の日比麻音子(まおこ)アナと山本恵え里り伽かアナの3人で、『週プレ』のグラビアも飾っているのだ。

「アイドルアナとして売り出せればよかったんですが、ちょうど働き方改革が局内でも叫ばれていた時期。アナウンサーの仕事が全体的にセーブされてしまったため、目立つ活躍ができず、人気も伸び悩んでしまった」(TBS局員)

新たな道に進む彼女にエールを送りたい。

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