女優とアイドル、そのどちらでも活動する神南里奈(かんなみ・りな)ちゃんが、4月12日(月)発売『週刊プレイボーイ17号』のグラビアに初登場。"令和のヒロイン"となる彼女の貴重なグラビアに注目!
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■芸能人や女優への憧れ
――デビューして2年ですよね。子供の頃からこの世界に憧れはありましたか?
神南 小学生の頃、自分がマンガの登場人物になりきって遊ぶっていうのがマイブームだったんです。お姉ちゃんの部屋から『アオハライド』とかをこっそり持ち出して、ひとり芝居みたいになりきってセリフを読み上げるっていう。今思えば、昔から女優さんに興味はあったのかもしれないです。
――その後は?
神南 高校生になってから、よくアイドルのライブ映像を見るようになって。最初は「自分もやってみたい」というより「ズルい」って感情が起こったんですよ、「こんなに楽しそうに生きててズルい」って。そこからどんどん「うらやましい、私もやりたい」って気持ちが変わってきて。
――どうやって芸能界に?
神南 高校2年の夏に、たまたま事務所主催のオーディションの広告がSNSで流れてきたのを見たんです。でも最初に見たときは見送ったんですよ、「私が受かるわけない」と。
でも、もしもう一回この広告を見ることがあったら応募してみようと思ったんです。そうしたら数日後、また広告が偶然目に入ったので、これは何か縁があるのかもしれないと思って応募しました。
――もし2回目を見ていなかったら?
神南 応募していなかったと思います。時期的に、友達はみんな就職先を決め始めていた頃で、そんなときに私だけ芸能界に行くって言ったらどういう反応があるだろうという不安もあったし、親に楽をさせてあげたいという思いもあったので。普通に働いて家族を支えていくのがいいんじゃないかなっていう。それで悩んでいました。
――家族には相談をしなかった?
神南 応募して、面接に来てくださいと言われたときに、初めて母に相談しました。とても驚いていましたけど、末っ子で甘やかされてたので(笑)、「やりたいことをやればいいんだよ」って言ってくれて。
――すてきなお母さんですね。
神南 はい。その頃は宮城に住んでいて、面接には夜行バスで行こうと思っていたんです。でも、そのバスを一日間違えて予約してしまっていて。
さすがにもうダメだと思って、母に「予約を間違えたから行けなくなった」と言ったら、「新幹線で行っておいで」って、お金を出してくれて。そんなことが重なって、無事に合格することができました。
――神南さんは出身地の宮城で、2011年の震災を経験しているんですよね。
神南 小学校4年生のときでした。震災後は、サンドウィッチマンさんや吉田沙保里さんが支援に来てくれたんです。知っていた景色が地震で全部変わってしまったなかで、これを現実だと思いたくないと考えていたときに、テレビでずっと見てきた人に会えて、「私たちちゃんと生きてるんだ」っていう気持ちになれました。
有名人に会えてすごいっていう気持ちもあったけど、会えてホッとしたというか。私たちは現実に生活してるんだって。
――大きな経験ですね。
神南 藤原紀香さんを見たときは衝撃的でした、なんてきれいな人なんだろうって。そこで、人を励ませるのはいいなと思いました。いるだけで人を笑顔にできるってすごいなって。そのときはまだ芸能人になりたいとは思わなかったけど、そういう人になりたいなと思いました。
――今後の目標を教えてください。
神南 "神南里奈"をもっと知ってもらいたくて、たくさんの人に見てもらえるようにいろいろな仕事で目立つようになりたいですね。あとは、みんなが私の名前を知ってくれて、好きな女優さんとしても名前が挙がるようになりたいし、何より人の心を温かくできる女優になりたいと思います。
(スタイリング/設楽和代 ヘア&メイク/SAKURA)
●神南里奈(かんなみ・りな)
2000年11月6日生まれ 宮城県出身
身長160cm B83 W62 H87
○事務所主催のオーディションでグランプリを獲得しデビュー。現在、ドラマ『ガールガンレディ』(TBS系)に出演中。また、映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日全国公開予定)に出演。
公式Instagram & 公式Twitter【@kannami_obp】
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