左からRay副編集長・有働敬太、井上裕介、小籔千豊、渋谷凪咲、山中菜々子、すみれ、りゅうちぇる、吉田朱里、山田佳奈、讀賣テレビドラマプロデューサー・小島祥子
美笑女グランプリ2021』決勝大会が12日、大阪で開催。グランプリに選ばれた大阪府出身の大学生・山中菜々子は、「うれしいです。死にそう」と歓喜した。

「美笑女グランプリ」は、"笑顔が人々を幸せにする"をコンセプトに笑顔の素敵な女性、笑顔を届けられる女性を発掘する企画。第一回は2019年に開催され、初代グランプリの高野渚はグラビアでも活躍している。

決勝大会では、TikTokや面談などの審査を経て、1162人の応募者から9人のファイナリストが選出。45秒の自己PR動画と特技、そして「10年後の自分への手紙の朗読」などを披露した。

各々の輝く笑顔と個性を発揮し、審査を終えた9人。初めて審査員を務めたすみれは、その緊張感に「二度とやりたいくないですね。次にやることになったら芸能界やめてもいいかなって。でもみなさんかわいくて、ここまでこれたっていうだけでも(スゴイこと)。これからの活躍を期待しています」とエールを送った。


今回、グランプリに選ばれたのは、「芸人さんと一緒に仕事がしたい」という夢を叶えるため応募した山中菜々子。大阪府出身の大学生で、キッズチアのインストラクターをしている山中は、特技審査でも弾ける笑顔で得意のチアダンスを披露した。

大会後の囲み取材で「初めは今日が決勝っていう実感はなかったけど、でもここに来てから吐きそうなくらい緊張した」と話した山中は、自身のグランプリにも「まだ実感はない、一週間くらいかかる」と戸惑いを見せた。

そんな山中に審査委員長を務めた小籔千豊は、「とりあえずイキらんこと。自分をカスやと思って。あとで落ち込んだりするんですよ、おっさんからしたらしょうもないことで。いきらず、謙虚に頑張っていただいたら」とアドバイス。

また、ゲストで参加したNMB48の渋谷凪咲(なぎさ)は自身のオーディションを振り返って、「当時は、ただただ顔ひきつって終わっただけ。(チアダンスを)あんだけ全力でできるのが、すごいと尊敬」と山中の度胸を称えた。

そして、山中には「いろんな番組出るときに、スタジオにも一番早く行って最後に出るとか。大勢の楽屋なら、自分の荷物を広げずに邪魔にならないようにする」など、NONSTYLEの井上裕介も「即戦力になるアドバイス」と驚く助言を送った。

左から準グランプリの西あげは、山中菜々子、審査員特別賞の堀口叶夢・愛叶
他にも、りゅうちぇるやすみれらから祝福やエールをもらった山中は、「ずっと見ていた方たちに、こんなありがたい言葉を頂ける日が来ると思ってなかったので、超幸せです! ホントに芸人さんが大好きなので、一緒にお仕事できるように頑張りたいです」と感極まって様子で喜んだ。

『美笑女グランプリ2021』では、14歳の西あげはが準グランプリに、京都大学2年生の堀口叶夢(かのん)と慶應義塾大学1年生の堀口愛叶(まなか)の姉妹が審査員特別賞に選ばれた。