「昔の白間美瑠と似ている」とファンの間でひそかに話題。NMB48の秘密兵器・中川美音(なかがわ・みおん)が、6月21日(月)発売『週刊プレイボーイ27号』のグラビアで初水着に挑戦!
3月に高校を卒業してすがすがしい気持ちもあるけれど、やっぱり"JKブランド"が恋しくもあって。身に纏う鎧(よろい)を脱ぎ捨て、今、大人への一歩を踏み出すとき。
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■毎日のように電話で抗議してました(笑)
――アイドルになりたいと思ったきっかけは?
中川 芸能界への憧れは子供の頃からずっとあって、最初は子役になりたかったんですよ。でも、当時は行動力がなかったから、親が勝手に応募してくれることを期待して「やりたいな~」って言うだけで、自分からは特に何もしなかったんです。
――NMB48のオーディションの応募はご自身で?
中川 はい。4期生のオーディションのときは年齢的にギリギリ受けられず、5期生の募集が始まったら絶対に受けようと決めていたのに、4年間くらい開催されなかったんですね。
今だから言えるんですけど、運営さんに直接電話して「オーディションまだですか? 早くしてください!」って、毎日のように抗議してました(笑)。
――「行動力がない」と言っていたのに(笑)。
中川 謎に自信だけはあったんですよね。「絶対に受かるから、早く!」って(笑)。いざオーディションの開催が決まってから、応募するのに全身写真が必要なことを知ったんですけど、親に内緒で受けるつもりやったんで、どう言って撮ってもらうか3日くらい悩みました。
結局、記念写真として撮ってもらったんですが、今思うと親も私がNMB48のファンっていうことを知ってくれていたし、オーディションを受けようとしていることもなんとなく気づいていたのかもしれないですね。
――その後、無事に合格されて。
中川 加入したての頃は、歌もダンスも全然ダメでした。振り入れのとき、同時にポジションまで覚えないといけないのがとにかく大変で。次は何番で、列はどこで、誰と誰の間で......って、もうパニック状態。今年で6年目になりますけど、いまだに苦手です。
――何か対策はあるんですか?
中川 数字で覚えようとせず、全体図で覚えるようにしています。数字のほうが確実ですが、個人的には図のほうが覚えやすいんですよ。それに全体図が把握できていたら、自分以外のメンバーのポジションも同時に覚えられるじゃないですか。誰かが体調不良で公演を休んでも代打で出られるし、一石何鳥やなぁって。この覚え方でなんとか乗り切っています。
――少しずつ、歌やダンスに対する自信もついてきましたか?
中川 ちょっとだけ(笑)。お父さんが音楽に詳しいので、昨年の自粛期間中にいろいろ教えてもらったんですけど、音楽って奥が深いんだなぁと思いました。リズム感が大事ってよく言うけど、「じゃあリズムっていったいなんやろう?」みたいな。基本的なことでも知らないことばっかりだっていうことに気づいて。
お父さんから教わったおかげで、「これはギターの音や」って、曲を聴くだけでわかるようになったんですよ。アイドル活動をする上で音楽の基本は大事だと思うので、これからも勉強は続けていくつもりです。
――勉強熱心ですね。中川さんは今回が初めての水着グラビアでしたが、やはり先輩方のグラビアを参考に勉強されたんですか?
中川 加入前からNMB48が好きやったので、グラビアはずっと見てました。今回は、推しの(白間)美瑠さんと同期の上西 怜ちゃんのグラビアを参考にしつつ、自分らしくいこうと思って。緊張しすぎて、何も意識できなかったけど(笑)。でも、今回でなんとなく雰囲気はつかめたと思うので、次に生かしたいです。
――ぜひまた挑戦してください!
中川 グラビアもですけど、私、歌もダンスもトークも、なんでもできる人になりたいんですよ。全部が完璧じゃなくても、95点は取れるマルチプレイヤー。
美瑠さんから「美音はなんでもできるね」ってホメていただいたことがあって。自信になったし、それが私の個性なんだと思えました。「美音ならできるし、美音を呼ぼう」って言ってもらえるような、頼られる存在になりたいです。
(スタイリング/八杉直美 ヘア&メイク/山下景子)
●中川美音(なかがわ・みおん)
2002年11月16日生まれ 大阪府出身 身長153.2cm
nickname=みおん NMB48 5期生
特技=水泳、手の指の第1関節が柔らかい、けん玉、フラフープ
公式Twitter【@nmb_mionchan】
公式Instagram【@nakagawa_mion_nmb】