7年ぶり、過去最高のSEXYで10月11日(月)発売『週刊プレイボーイ43号』のグラビアに登場した芹那(せりな)! それは、季節外れに開いた白い花のように――。芹那は、二度咲く。
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■今まで見せてない芹那を撮りたいと提案されて
――10年ぶりの写真集発売ということで、週プレへの登場自体も、きちんとしたグラビアでいうと2014年の台湾ロケぶり。相当お久しぶりですが、その間はどんな感じで過ごされていたのでしょう?
芹那 そうですね。グラビアも、いつでもやれるように体の状態は維持していたんですけど、そもそもSDN48時代の元気な当時のイメージを、30代になって、大人の女性のイメージというものに変えていきたいという思いがあって、そういう話を事務所の方とはよくしていたんですね。なので、その間は体を鍛えたり、舞台に出させていただいたり、美容のことをやったりしていました。
――機が熟すのを待っていた?
芹那 はい。30代前半の頃はまだ、自分の中でも20代の頃との違いが明確になっていなくて。でもアラフォーになって、写真集のお話もいただいて、今ならまた新しい自分をファンの皆さんに見せられるんじゃないかと思いました。
――写真集の話が来たのは昨年?
芹那 確か、今年の頭でしたね。事務所の方からも「そろそろ、いいんじゃない?」という話をされていた頃で。「愛人っぽい感じの雰囲気でいけるんじゃないか」って(笑)。
――愛人っぽい感じ?
芹那 話が進むにつれてそのワードは結局立ち消えになったんですけど、体つきは(以前とは)違うように見せたいね、という話はしていました。昔は本当にガリガリだったので、もうちょっと女性らしい、丸みがあってやわらかそうな感じの体をつくりたかったんです。それで、5、6kgは体重を増やして撮影に臨みました。
――久しぶりのグラビア撮影でしたけど、前向きに臨めたと。
芹那 不安はありましたね。SDN時代にたくさんグラビアもやっていましたから、「あと、どうすればいいんだろう」というのはありましたけど、そこはもう制作チームに任せることにしました。今の自分を差し出すというか委ねるというか、そういうふうに考えられるようになったのは、時間がたったからこそかもしれません。
あと、撮影前の段階でプロデューサーから「『透け』を撮りたい」という提案があって、そうなると胸の形もかなりきれいにしないといけないので、そういうこともあってやっぱり頑張って太るようにしましたね。
――写真集の帯には「芹那の第二章が始まる」という文言もありますが、この10年で芹那さんに訪れた変化というのはありますか?
芹那 外見的には、かつてはスレンダーに入る部類だったと思うけど、今回の写真集は割と丸みがあるかなと。あと、笑顔の写真を結局一枚も使わなかったんですよ。現場でも「笑顔ください」って、まったく言われなくて。以前の元気な、明るいイメージとは違うような雰囲気も次第に合うようになってきたんだと思います。
内面的な部分で言うと、以前は「仕事で頑張んなきゃいけないから頑張ってた」という感じでしたけど、最近は応援してくれる、支えてくれる人たちに喜んでもらいたいという一心で仕事に向き合えるようになりました。
SDNを卒業してもうすぐ10年もたつのに、その間ずっと応援してくれるファンがいることのありがたさが最近本当に身に染みます。そういう思いも込めて作った一冊なので、見た人に新しい芹那像を感じていただけるといいですね。
――かつての芹那さんは、どういうイメージだったんですか?
芹那 「来るもの拒まず」みたいな?(笑)。でも今は、24時間全部、自分の時間にしたいと思っているので、そういう意味では、今のほうが自分らしくいられていると思います。
でも、こうして新しいお仕事をいただけているのもその頃があったからなので、そういう時間があってよかったと思うことだらけの10年間でした。
●芹那(せりな)
1985年5月19日生まれ 北海道出身 身長160cm 血液型=A型
公式Twitter【@serina_serinko】
公式Instagram【@serinaofficial】
YouTubeチャンネル『芹那だよぉ』
芹那、10年ぶりの写真集『Serina.』(ワニブックス、10月22日〈金〉発売予定)より。