秋の番組改編で注目された"女子アナ人事"。『報道ステーション』のキャスターにテレビ朝日入社2年目・渡辺瑠海(るみ)アナが大抜擢(ばってき)されたり、同じくフジテレビ入社2年目の渡邊渚アナが『ワイドナショー』のサブMCに起用されたりと、若手の登用が目立った一方で、そのしわ寄せを食らっているともいえるのがベテランアナたちだ。
テレビ朝日の山本雪乃アナは6年にわたって務めてきた『羽鳥慎一モーニングショー』を卒業となり、ゴールデンのバラエティ番組『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』は打ち切りに......。日本テレビ・水卜(みうら)麻美アナも『幸せ!ボンビーガール』が打ち切りになって担当番組が減ってしまった。
そうしたなか、あの看板アナの第一線への復帰も期待されたが......。フジテレビの山﨑夕貴(やまさき・ゆき)アナである。
「『とくダネ!』が今年3月末で打ち切りになったことで、約10年ぶりに帯番組の担当から外れたんです。現在は『ワイドナショー』の不定期出演と、ナレーションが主な仕事。秋の改編では新番組を担当すると思ったのですが、うまくハマらなかったようです」(フジテレビ関係者)
入社12年目で、実力と知名度は折り紙つきだが......。
「世代交代の波に巻き込まれていて、どうしても若手を育てなければならない事情がある。彼女もそれがわかっているので、自らアピールもできない。自身の立ち位置に葛藤があると思いますよ」(前出・関係者)
返り咲きを期待したい!