『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)や『ゴッドタン』(テレビ東京系)など、バラエティ番組に出演して話題になっている長野じゅりあちゃんが、10月25日(月)発売『週刊プレイボーイ45号』のグラビアに登場。実は意外な経歴の持ち主なのだ!

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■365日休みなく空手の練習

――空手の元世界チャンピオンで、現役の脳外科看護師という、異色の肩書の持ち主。空手はいつからやっていたんですか?

長野 5歳のときですね。母親が「強い子になってほしい」と思ったのがキッカケらしく、糸東(しとう)流の空手道場に通うようになりました。ただ、入った当時はめちゃくちゃイヤで(笑)。

人前に出るのが苦手でしたし、声がちっちゃいのに「押忍(おす)」って言わされるし......。何度も稽古中に脱走しようとしていました。

――そんな女のコがまさか世界を獲とるとは。

長野 出身が島根なんですけど、始めて1年ぐらいのときに、空手の形の中国地方大会に出場して優勝したんですよ。メダルを手にしたとき、ご褒美をもらえたみたいですごくうれしくて。そこから火がつきました。

――空手の形って、東京五輪で注目された競技ですよね?

長野 そうです。銀メダリストの清水希容選手と中学時代に戦ったこともあるんですよ。4対1で負けてしまいましたけど......。

――未来のメダリストと渡り合ったっていうだけでスゴい! 全国大会の常連だったんですか?

長野 18歳まで現役の選手を続けていたんですけど、いつも全国大会には出ていました。練習は365日ずっとやっていて、インフルエンザになったときも、母親と海外旅行に行ったときも休んだことはありません。

小4のとき、大会の1ヵ月前くらいに足を骨折してしまい、普段は松葉づえをついて歩いていたんですけど、練習はいつもどおりやって。しかも、全国3位になったんです。ケガをしているときに限って、因縁のライバルに勝てたりするんですよね。

中学生のときもどうしても勝てない相手がいたんですが、大会前にあった運動会のムカデ競走で転んで半周くらい引きずられ、足をケガして歩くのもつらかったのに、初めて勝つことができました(笑)。

――アドレナリンが出ていたんでしょうね。世界チャンピオンになったのはいつ?

長野 小6のときに糸東流の世界大会が日本であって優勝できたんです。自分でもびっくりしました。日本武道館で開催されたんですが、お客さんもいっぱいいましたし、何か気恥ずかしくて。早く表彰台から下りたいなって思っていましたね(笑)。

――芸能界に入ったキッカケは?

長野 中2のとき、空手の試合結果が掲載されるサイトがあって、それを見ていたら映画『サルベージ・マイス』に出演するアクション女優のオーディション情報を見つけて。空手が生かせるんじゃないかと思って、応募したんです。

――もともと芸能界には興味があったの?

長野 当時、AKB48さんとかアイドルが大好きで、部屋中にポスターを張っていました。アイドルになることは母親に反対されていたんですが、『サルベージ...』はアクションということもあってオーディションを受けることを許してくれたんです。結果、運よく合格になって、女優としてデビューしました。

――その後、どうして看護師に?

長野 母が看護師なので、私もその道に進もうと思っていたんです。だから高3で空手も芸能活動もお休みして、看護の専門学校に進学。国家試験にも受かって、脳外科の看護師として働き始めました。

ただその頃から、3年たったら芸能に戻ろうと思っていたんです。当時始めたSNSやTikTokのフォロワー数も順調に伸びていき、縁あって今の事務所にお世話になることになりました。

――憧れのアクション俳優は?

長野 やっぱりジャッキー・チェンさんですね。

――世代が違うような......。

長野 空手の先生から、ジャッキー・チェンさんの映画を見て感想文を書けといった宿題があったんですよ(笑)。私もいつか世界で活躍できるようになりたいです!

(スタイリング/伊井田礼子 ヘア&メイク/エノモトマサノリ) 

●長野じゅりあ 
1996年2月10日生まれ 島根県出身 
身長160cm B80 W60 H86 
○糸東流空手2段で、元世界チャンピオン。現役の脳外科看護師として勤務。2012年に芸能界デビューし、アクション女優として活躍中。
公式Twitter【@juria210】 
公式TikTok【@juria96210】 
公式YouTubeチャンネル『じゅりあの黒帯天使ちゃんねる』

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