「ラストアイドル」(LaLuce)の元メンバー吉崎 綾(よしざき・あや)が、約3年ぶりに11月1日(月)発売『週刊プレイボーイ46号』のグラビアに登場。
25歳になった今も"福岡の奇跡"は相変わらず健在。
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■今の私があるのは「桃水」のおかげです
――約3年ぶりのグラビアはどうだった?
吉崎 本当に久々だったので、10代で初めてグラビアをやらせていただいた頃の記憶がよみがえりました。当時は胸がないことがコンプレックスだったんですけど、ずいぶんムチっとした体になったなぁと思いました(笑)。
――以前は髪の毛もショートだったよね?
吉崎 そうですね。それも含めて今回は少し大人になった私を楽しんでいただけたらうれしいです。
――グラビアで"福岡の奇跡"として注目された後、20歳で福岡から上京してすぐに「ラストアイドル」の正式メンバーに抜擢(ばってき)。
吉崎 それまで活動していた福岡と東京ではスケールが全然違って、自分の存在がどんどん知られていくことに戸惑いがあったんです。「私が知らない人がなんで私のことを知ってるの!?」って怖くなってきて(苦笑)。
――そんなに違うものなんだ。福岡ではどんな活動をしていたの?
吉崎 主に広告関係のお仕事が多かったんですけど、オーディションは百発百中で受かっていたんです。その後の東京の厳しさを知る由もなく、ちょっと浮かれていたというか(苦笑)。ただ、家がすごく貧乏だったのでお金には本当に困ってました。それこそご飯もろくに食べられなくて。
――えっ、そんなに!?
吉崎 4人兄弟で6人家族だったんですけど、6人で2DKに住んでいたんです。だから家の中もキツキツだったし、お母さんの給料日に食べられる、ほっともっとのから揚げがご馳走でした。あとはお父さんのボーナスで年に1回だけ連れていってもらえる焼き肉が最大の楽しみで。
――福岡時代はなかなかハードだったんだね。
吉崎 でもその分、生きる力を身につけられました。食べられる草を拾ってきたり、困ったら夜中や朝方に海釣りに行って、それをさばいて食べたり。あとは「桃水」っていうジュースのでっかいパックを90円ぐらいで買ってきて、それを4年間ぐらいひたすら飲んで生きてました。
――これはつらかったなって経験はある?
吉崎 それがまったくないんです。自分の家が普通だと思っていたんで、貧乏だということにも気がつかなくて(笑)。一回、学校の友達の家で食事をご馳走になったとき、豚カツとかお菓子とかがいっぱい出てきて「なんて金持ちなんだ!」って感動したんですけど、今、思えばあれが普通の家庭だったんだって(笑)。ようやく10代後半になって、「あれ、うちって貧乏なのかな?」って。
――聞いていても悲壮感がまったくないのがいいね。
吉崎 お母さんがスゴく愛の深い人だったのでつらくなかったんだと思います。5歳年上の姉と5歳年下の妹がいて、さらに一番下の弟は8歳下でまだ学生なのでお母さんはいまだにお母さんをやっていてスゴいなって。
――明るい性格はお母さん譲り?
吉崎 そうかもしれないです。明るいというか鈍感というか(笑)。学生時代の友達が後になって「昔、綾のことをイジメてて本当にごめん」って謝ってきたことがあったんですけど、私はイジメられていたことすら気づいていなくて。確かに靴が片方なくなってケンケンで家まで帰ったこととかあったんですけど、私、だらしがないんで自分でなくしたと思ってて(笑)。
――プライベートでは同じ事務所の武田玲奈ちゃんと大の仲良しなんだってね。
吉崎 はい。休みが合うといつも一緒にいます。サウナに行ってから食事をして、それから玲奈の家で映画を見るのがルーティンになってます。玲奈はしっかりしているから1歳年下なのにお姉さんみたいです(笑)。
――最後に読者にメッセージを。
吉崎 ムチっとした大人の吉崎綾のグラビアを楽しんでください!
(スタイリング/富田育子 ヘア&メイク/市嶋あかね)
●吉崎 綾(よしざき・あや)
1996年6月3日生まれ 福岡県出身 身長154cm
○「ラストアイドル」(LaLuce)の元メンバー。主演舞台『時空警察SIG-RAIDER(シグレイダー)邂逅~エヴェリーヌ~』が11月20日(土)~28日(日)に東京・新宿村LIVEにて上演予定。
公式Twitter【@YOSHIZAKI_AYA】
公式Instagram【@yoshizaki_aya】
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