映画『シノノメ色の週末』ヒット祈願イベント」が10月29日、東京・赤城神社で行なわれ、主演をつとめる元乃木坂46桜井玲香岡崎紗絵が登場。ふたりは女子高時代の思い出話に花を咲かせた。

今作は女子校の友人が10年ぶりに再会したことから始まる青春ガールズムービー。乃木坂46を卒業して以来、多くの舞台で活躍してきた桜井にとっては、映画初主演となる。

桜井の役どころは高校時代に始めたモデルの仕事が壁にぶつかり悩む女性。今の自身の環境と似て「応援したい」と思いながら演じたとのこと。岡崎は元放送部の部長で周りを引っ張る真面目な女性の役。自分のキャラクターと違うが、「頑張っているのに空回りしてしまうのは共感」と話した。


映画について桜井は「空気感が女子校のコたちが醸し出すリアルそのもの。キャラクターが違うのに一緒にいる感じとか、"あるある"が散りばめられている」と"女子校あるある"についてトーク。短髪でさわやかなイケメンポジションのコがいてチョコをもらっている、変わった世界観のコがいる、体育教師が厳しい、友達に彼氏がいると焦るなど、ふたりの話は止まらない。

そして、高校時代の制服の着こなしの話になり、桜井は厳しい学校で制服を着崩すことができず諦めていたそう。さらにメイクも禁止で、せめてもの抵抗として髪をゆるく結んだり、色付きリップをバレないように塗るなどをしていたと告白。

一方、岡崎は自由な高校で「ミニスカートに憧れて、短いのが可愛いって感じ。カーディガンからスカートが見えるか見えないぐらいの危うい短さにしてました」と振り返った。


最後にふたりは高校生時代の写真を公開。桜井は乃木坂46握手会での1枚だったが、「高校卒業前に同学年のメンバーと制服を着ようって、なんちゃって制服を借りました」と説明。ポイントは「学校では出せなかった膝と紺ソックス」だそう。

岡崎の写真は雑誌『Seventeen』で撮影されたもの。「ファッションやメイクにすごい興味があって、スタッフさんからつけまつげやアイラインについて教えてもらってました」と思い出を語った。


映画の見どころについて岡崎は「学生時代の頃のまっすぐな気持ちを思い出すことが多くて、最後は今の自分が一歩前に踏み出す勇気をくれる」と話した。

桜井は「女子校のコの普段を覗き見できる楽しさもありますし、人間のちょっと隠しておきたい繊細な感情だったり、人間関係、空気感みたいのもしっかり描かれたり。この映画を通して自分と向き合える時間を作れるような作品」と語った。

映画『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国ロードショー。