劇団4ドル50セントに所属する女優として、キャリアを積んできた安倍 乙(あべ・おと)が11月8日(月)発売『週刊プレイボーイ47号』のグラビアに登場。女優じゃない、モデルじゃない、アイドルじゃない、そんな彼女の一日。
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■自然体でいるのは難しいんだなって
――実に1年半ぶりとなる週プレでの撮り下ろしでした。前回は沖縄の青いビーチでいわゆる王道のグラビアでしたが、今回の撮影はいかがでしたか?
安倍 なんというか、本当に今までのグラビア撮影とは180度違いました。グラビアって、基本的には体がきれいに見えるポーズだったり、キメキメで撮影していただくことが多いんですけど、今回の撮影では、とにかく自然体を求められて。
だから、最初はちょっと困惑しましたね。普段の感じでキメてしまうと、逆に「そうじゃないよ」って言われたりして(笑)。自然体でいるのって、それはそれですごく難しいことなんだなって感じました。
――それでも今回の写真を見ていると、すごく自然な表情やしぐさが目につきますよ。
安倍 それはやっぱり、カメラマンさんってお上手ですよね(笑)。場の雰囲気のつくり方がうまいというか。今回撮ってくださった前さんは、ちょいちょいおちゃらけたりして場の空気が和らぐことが何度もあって。狙ってやっているというより、それが自然に出ちゃっている感じでした。
――まさに自然体!
安倍 本当に(笑)。天性の人間力だと思います。おかげで私も、だんだんリラックスして自然体になれたんじゃないかなって。
――印象に残っている撮影シーンはありますか?
安倍 赤いワンピースを着たままプールに入ったシーンです。着衣のままプールに入ったのは人生で初めてだったので、新鮮でした。「浮いて!」って言われて頑張ったんですけど、最初はなかなか浮けなくて。でも、途中からSMAPさんの曲を頭の中で流して、とあるシャンプーのCMをイメージしながらチャレンジしたら、うまく浮けました(笑)。妖艶な赤い金魚になりきれたんじゃないかなって。
――なんでも、1年半前と比べてかなり痩せたんだとか。
安倍 そうですね。去年の9月くらいからカロリー計算とかをちゃんとするようになって、だいたい10kgくらい痩せました。
――10kgって相当ですね! きっかけはなんだったんですか?
安倍 私、誹謗中傷とかを気にしちゃうタイプで、それが原因で体重の変動が激しいんですね。で、体重がピークのときにバラエティ番組に出たんですけど、その後SNSで「人前に立つ仕事なのに大丈夫?」とか「それで本当に芸能人?」みたいなコメントがけっこうあって。
いつもはそこで落ち込んじゃうんですけど、なぜかそこで、「絶対に見返してやる!」っていう気持ちになったんです。劣等感を燃やして、それをエネルギーに変えて。それからは、ずっと「やったるで!」っていう気持ちで日々を過ごしてきました。
――ネガティブな気持ちをポジティブに変換できたんですね。それこそYouTubeの個人チャンネルで、ここ1年くらいでピラティスに挑戦したり美容系の動画をアップしたりしていますが、そういったこともボディメイクに影響しているのでは?
安倍 それもあると思います。美意識は以前より高くなったのかなって。ピラティスやメイク動画なんかは、女性ファンを増やしたいなと思って始めました。
ただ、やっぱり私のファンはグラビアを見て知ってくださった男性の方が多いので、伸び悩んでいるんですけど(笑)。「箱の中身はなんやろかいな?」みたいなネタ動画もやったんですが......YouTubeって難しいですね。でも、継続することに意味があると思うので!
――ポジティブ! 最後に、今後の目標を教えてください。
安倍 今は没頭できる趣味がないので、見つけたいなと思っています。何か資格を取れたらいいなぁとも思って、いろいろ調べたりしているんですけど、お金も時間もかかるから大変だなって(笑)。あとはやっぱり、写真集を出すことが今後の大きな目標です!
(スタイリング/八杉直美 ヘア&メイク/萩村千紗子)
●安倍 乙(あべ・おと)
2000年1月18日生まれ 大阪府出身 身長156cm
趣味=人間観察 特技=人の特徴をとらえること
◯秋元 康プロデュースの「劇団4ドル50セント」に所属。12月4日(土)~10日(金)に横浜シネマリンにて上映予定のオムニバス映画『稽古場』の「パッション・ゲーム」に出演。11月13日(土)に『安倍乙 2022年卓上カレンダー』が発売予定。
公式Instagram【@abeoto0118】