現在、放送中の『顔だけ先生』では連ドラ初レギュラーも果たした注目のコスプレイヤー・あかせあかりが11月22日(月)発売の『週刊プレイボーイ49号』で表紙&巻頭グラビアに登場。
ロケでの大号泣事件や人生を変えたコスプレとの出会いを激白!
■胡蝶しのぶコスプレで見せたプロ根性
――念願の初表紙、おめでとうございます!
あかせ ありがとうございます。自分が表紙の週プレが書店やコンビニに並ぶと思うとすごくワクワクします。自分でも買いに行きたいと思ってるんですけど、店員さんに渡すのが少し恥ずかしいので表紙を後ろにするかもです(笑)。
――今回は沖縄でのロケで海やプールに入るシーンもあったけど、泳ぐのは大の苦手なんだって?
あかせ 自分では泳いでいるつもりなんですけど、どんどん沈んでいくんです(苦笑)。あまりに泳げないから高校を選ぶときもあえてプールの授業がない学校を選んだくらいで。でも沖縄の海はきれいで足元もハッキリ見えるんで、なんとか大丈夫でした。
――泳ぎ以上に苦手なのがチョウチョで、撮影中に近づいてきたときはまさかの大号泣でスタッフも大慌てだったけど。
あかせ お化けよりもゴキブリよりも嫌いです。チョウチョとかガとか、あのはためき方をするものが全然ダメなんです。撮影のときは顔の横でバタバタされて、さらにちょっと触っちゃって、本当にトラウマになりそうでした。
――それでもリアルを追求するコスプレイヤーとして、『鬼滅の刃』の蟲柱(むしばしら)・胡蝶(こちょう)しのぶのコスプレをしたときにはチョウチョのことをめちゃくちゃ詳しく調べたんだって?
あかせ はい。衣装作りも自分でやるんですけど、いろいろと調べているうちに、しのぶちゃんの周りに出てくるチョウチョがどんな種類なのかとかが気になっちゃうんです。で、泣きそうになりながらチョウチョを検索して、鳥肌立てながら絵で描いてみるんですけど、途中吐き気を催してきたりもして。
――すごいプロ根性だね。
あかせ アニメだとしのぶちゃんが技を出すときに無数のアゲハチョウがバーッと出てくるんですけど、あれを見ると本気で失神しそうになるんです。それでもしのぶちゃんのシーンは見たい......みたいな(笑)。でもめっちゃ調べたんでチョウチョのことはすごく詳しくなりました。
――キャラクターのコスプレをするときは、かなり細かなところまでこだわって衣装を作っているんだってね。
あかせ ミシンを使ってイチから衣装を作ることもありますし、時間がかかるものだと一着作るのに1ヵ月かかることもあります。
――衣装作りで大変なことは?
あかせ キャラクターの三面図といって正面、横、裏を自分で描くんですけど、公式に発表されている寸法どおりに作っても自分の体にフィットしていないとあまりきれいに見えなかったりするんです。なのでそのあたりは微調整の繰り返しでクオリティを上げていく感じです。
■コスプレで人生が開けました
――コスプレに目覚めたのはいつ?
あかせ 高校2年生の終わりぐらいだと思います。
――きっかけは?
あかせ 小さい頃からアニメが大好きだったんですけど、お母さんにそのあたりの理解がまったくなくて、「高校に入ったらアニメとかはやめてね」って言われていたんです。
――お母さんは確かアムラーだったっけ?
あかせ はい(笑)。だからオタク文化みたいなものは最初から苦手だったみたいで。
――高校でもアニメ好きだってことは隠していたんでしょ?
あかせ 最初は隠していたんですけど、あるときに「もうどうでもいいや」って思ってカミングアウトしたんです。それで学校でもずっと絵を描いていたりしたら、「めっちゃ絵、うまいね」とかって声をかけられるようになって。それで隣の席のコとコスプレイヤーの話になって、私もやってみたいなって思ったんです。
――そのとき、お母さんには相談したの?
あかせ したんですけど、猛反対されたのでこっそり始めたんです。でも、そのうちにバレて大ゲンカになって、半ば勘当状態みたいになって......。当時はお小遣いももらっていなかったんですけど、自分にとって楽しいって思えることがそれしかなかったんで、バイトを掛け持ちしてコスプレ代に充てたりしてました。
――それでも、あかりちゃんのコスプレがTikTokとかで徐々にバズるようになってきたら、お母さんの反応も変わってきたと。
あかせ コスプレを始めてから1年ぐらいたった頃ですかね。
SNSのコメント欄とかを見て、少しは理解してくれるようになって。今度はコスプレに口出ししてきたり、私がコスプレしたアニメを見るようにもなってくれて。あの変化は「スゴっ」って思いました(笑)。
――そんなあかりちゃんですが、レイヤーの枠にとどまらず現在、放送中の『顔だけ先生』では連ドラ初レギュラーに。役どころは天然で不思議ちゃんの地下アイドルだとか(笑)。
あかせ プロデューサーさんに「最初の顔合わせのときに不思議なコだなって思ったので、不思議ちゃんの役です」って言われました(笑)。
――自分で不思議ちゃんだという自覚はあるの?
あかせ むしろしっかり者だと思ってるので「不思議ちゃん」がわからないんですよ。現場ではとりあえずほかの人がやっていない行動とか、訳のわからないことをやっていればいいのかなと思って、自由にアドリブでやらせてもらってます。ペンでドミノしたり、隣の人の髪の毛を編んだりとか(笑)。そのあたりも注目してもらえたらうれしいです。
――では最後に読者にメッセージを。
あかせ 1年前の「グラジャパ! アワード」で今後の目標を聞かれたときに「週プレの表紙をやりたいです」って言ったんですけど、まさか1年でできるとは夢にも思わなかったんで、今回は幸せな気持ちで撮影ができました......チョウチョを除いては(笑)。1年前と比べて成長した姿をぜひ見ていただきたいと思います。
■あかせあかり(Akari AKASE)
2001年7月30日生まれ
愛知県出身 身長154㎝ 血液型=B型
○放送中のドラマ『顔だけ先生』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)に出演中。
公式Instagram【@akaseakari_official】
公式Twitter【@Akase_Official】
公式TikTok【@ao_akase】
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★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】