ドラマ『私が獣になった夜~season2/名前のない関係~』(ABEMA)出演が話題。元乃木坂46の女優・能條愛未(のうじょう・あみ)が、11月22日(月)発売『週刊プレイボーイ49号』のグラビアではじめて見せた誰も知らない表情(カオ)。

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■なんだか報われた気持ちでした

――3年前に乃木坂46を卒業し、現在は女優として活動中の能條さん。撮影はいかがでしたか?

能條 新鮮で、すごくうれしかったです。長い間、アイドルとして活動してきましたけど、お風呂に入ったりセクシーに撮ってもらったりしたのは、実は今回が初めてで。

撮影後に写真を見せていただいたときには「私ってこういう顔もするんだ!」と思ったし、知らない自分を知ることができた撮影でした。10月で27歳になったんですけど、年齢に合った大人な仕上がりになってるんじゃないかと思います。

――大人といえば、現在配信中のドラマ『私が獣になった夜~名前のない関係~』(ABEMA)では、"体だけの関係の異性とのラブストーリー"に挑戦中です。「女性が本能のまま、獣のように男性を求める夜を描く作品」ということで、アイドル時代を知る人はドキドキしてしまう内容ですね。

能條 そうですね。昔からのファンの方は「いよいよ愛未がこういう作品に......」って、複雑な気持ちになるかなとも思いました。もともと乃木坂時代はバラエティ担当でしたし、舞台やミュージカルでヒロインの役どころをさせていただくと、いまだにSNSで「あの能條が!?」みたいな反応もあるので(笑)。

――卒業から3年もたつのに!

能條 本当に(笑)。でも、今作はベッドシーンが注目されがちですが、私の本気度というか、生半可な気持ちで女優になっていないよという決意も、作品を通して知ってほしいと思ってます!

――自分の中で「昔と変わったな」と思うことは?

能條 性格とか根本的なことは変わってないと思うんですけど、毎日絶対に掃除をしないと気が済まなくなりました。

――それはどうして?

能條 何がきっかけだったのかはわからないんですけど、いつからか「家が乱れているとそれが心の乱れになって、最終的に仕事も乱れちゃうんじゃないか」って思うようになって。10代の頃は「本当に人間か?」ってくらい、だらしない性格だったんですけどね(笑)。

――そんな言い方しなくても(笑)。

能條 「このままじゃ誰も嫁にもらってくれないぞ」って(笑)。でも、今はこうやって「仕事第一な大人の女性」に一歩一歩近づいてるかなと思います。

――なるほど。ちなみに能條さんが思う「大人」って?

能條 「自分が言った言葉に責任を持てる人」とか、大人の条件っていろいろあると思うんですけど、やっぱり「親孝行できる人」な気がします。

私の場合は母が昔からミュージカル好きで、私も母に連れられて見たミュージカルがきっかけで女優を目指したんです。女優になるためにいろんな習い事もさせてもらったし、そういう意味でも「大きいミュージカルに出ている姿」を見せるのが親孝行のひとつだと思っていて。

だから今年、ミュージカル界の巨匠といわれる小池修一郎さんの舞台に出て、母から「すごく自慢の娘だ」って言ってもらえたときは、なんだか報われた気持ちでした。

――いいお話です。となると、能條さんは「女優として活躍し続けること」が永遠の親孝行ですね。

能條 確かに。母はどんな仕事でも頑張っていれば喜んでくれると思うんですけどね。そんな親孝行の意味でも、母が大好きな帝国劇場の舞台にいつか立てるように頑張っていきたいです。

――お話を聞いていると、今の能條さんの主戦場はやっぱり舞台なんですね。

能條 そうですね。映像作品ももちろん楽しいですけど、お客さんの目の前でお芝居をする舞台でしか味わえないことがたくさんあるし、アイドルでいえばライブだと思うんです。「乃木坂のバラエティ担当」だった能條がどんな女優になっているか、舞台の楽しさと併せて、劇場に来て知ってほしいなと思います!

(スタイリング/八杉直美 ヘア&メイク/哘 絵美子) 

●能條愛未(のうじょう・あみ) 
1994年10月18日生まれ 神奈川県出身 身長163cm 血液型=A型 
◯2018年の乃木坂46卒業以降、女優として活動。11月19日(金)より配信がスタートしたドラマ『私が獣になった夜~season2/名前のない関係~』第1話に出演。ラジオ番組『金吾堂製菓 presents 能條愛未のパリッとタイム』(InterFM897、毎週月曜20:00~)が放送中。
公式Twitter【@noujo_ami】 
公式Instagram【@noujoami_official】

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