エレキコミック・やついいちろうさん、ハリウッドザコシショウさんのふたりに続いて、2022年の今年絶対に聞きたい曲をおすすめしてくれた、ホフディランの小宮山雄飛さんが登場!

■ザ・ユウヒーズ『Mountain』

僕が毎年元旦に必ずやっていることがあります。それは、かの吉田類さんと一緒に高尾山に登り、山の上にあるお茶屋さんで一緒にお酒を呑むことです。

1年の最初のお酒を、山の上で「酒場の神様」吉田類さんと呑むなんて最高でしょ。山登りで疲れた体に染みる酒。高尾山からの景色を見ながら必ずかけるのがこの曲なんです。

~目の前にはMountain♪~
今年もまた新しい山を一つ一つ登って行くぞ!

■Talking Heads『Road to Nowhere』

人は一体どこから来て、どこへ行くのか。そういうことを漠然と考えますよね、年の初めって。

結局は、今年も去年と同じことが始まるだけだと思うのですが、そういうのをゆるりと昼からお酒でも呑みながら、実家の畳の上なんかで考えるというのも、贅沢な時間じゃないでしょうか。

■The High Llamas『Hawaii』(アルバム)

まあお正月といったらハワイですよね。昔から日本人はハワイが好き。コロナで行けないハワイへ思いを馳せて、このアルバム聴くのもよいかと。

といってもそんなにハワイっぽくはないんですけどね......。

でもどこか浮世離れした楽曲の雰囲気が、正月疲れした時に気分をリフレッシュさせてくれます。

■サニーデイ・サービス『青春協奏曲』

95年の楽曲です。おそらくこの年に、サニーデイの3人と初めて会ったと思うんですが、それから27年が経ちました。

この曲を聴くたびに曽我部くんから、今の自分について聞かれている気がするんですよ。

「そっちはどうだ、うまくやってるか?」って。

2022年はどうなんだろ、まあうまくやってるよ、きっと。

■ホフディラン『極楽はどこだ』

最後はこちら。

極楽はどこだ。結局、こういうことですよね、1年の頭って。

昼からお酒呑んで、家でのんびりして、お風呂かなんか入って「極楽極楽」なんて思いつつも、やっぱり今年も「もっと極楽はどこだ!?」って探しに行く旅の始まりですよね。

今年もひとつみんなで走り続けましょう!