1月10日、AKB48の成人式が東京・神田明神で行なわれた。出席したのは小栗有以、下尾みう、本田仁美、山内瑞葵、濵 咲友菜、下口ひなな、山邊歩夢(やまべ・あゆ)、安田叶、石綿星南、蔵本美結、髙橋彩香、上見天乃(うえみ・そらの)の12人。以前は各地の姉妹グループと合同で成人式を行ない、数十人のメンバーが参加していたが、コロナ禍のためグループごとの開催となり、今回はAKB48単独の成人式となった。
艶やかな振り袖に身を包んだメンバーたち。小栗は「これからは気を引き締めて大人としての自覚を持ち、いつも支えてくださっている周りの方への感謝の気持ちを忘れず、20歳になってもフレッシュな気持ちで一生懸命頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
大人としてやってみたいことを聞かれた下尾。先輩の岡田奈々が祖母にお年玉を渡したというエピソードに触れ、「私も渡せるぐらい頑張りたい」と話し、さらに「親が元気なうちに家を買ってあげたい」と親孝行を誓った。
本田は「ひとりでカウンターのお寿司屋さんに行きたい! 大将さんと向き合って、握りたてを食べたい」と話すと、小栗もまったく同じ回答を考えていたとのことで、「ひぃゆいで行こう!」と仲の良さを見せた。
また小栗は大人になって優柔不断が治ったそう。以前はケータリングの弁当で肉にするか魚にするか、ずっと悩んでいたが、「魚を選ぶようになりました! お皿が白くなるぐらいきれいに食べる」と得意げ。だが、本田から「この前の音楽番組では肉を選んでいた」と暴露され動揺。「優柔不断をなくして、お弁当を即決したいと思います!」と、優柔不断の解消に取り組むと話した。
毎年恒例の「今年の新成人は○○世代」の質問に対して小栗。「今年は寅年ということで、トラにかけて、私たちの世代は『トライ世代です!』」と、全員で一緒に寅ポーズ。そして「寅のように強い心を持って、色んなことに挑戦し、AKB48を引っ張っていきたい」と宣言。
ただその直後、記者から「この世代はセンター経験者も多く、黄金世代ではないか?」と言われ、さらに「黄金の寅世代ですかね?」と問われると、小栗は「いいですね。変更で! 私たちは『黄金のトライ世代です!』」と、あっさり採用して笑いを誘っていた。