デビューは高校卒業してまもなくの頃。グラビアを諦めない。22歳になった華村あすかが、1月17日(月)発売『週刊プレイボーイ5号』のグラビアで待望の写真集から先行カットを公開。
* * *
■グラビアは、人生の宝物
――華村さんが週プレの表紙巻頭でグラビアデビューされたのは、2017年8月です。もう、5年近く前になりますね。
華村 そんなにたつのかぁ。どうりで老いを感じるわけです(笑)。とはいえ最近は、一周回って、再びデビュー当時に近い感覚が戻ってきた実感がありまして......。
――と、言いますと?
華村 18歳でデビューした当初、まったく自信がありませんでした。それでも、意識的になるべく前向きでいようと活動を続けていましたが、デビューから月日がたつにつれ、特にここ1、2年は、「自分にどれだけの需要があるのだろうか」とひどく思い悩んで、また自信をなくしてしまって。
口に出したら負のループに陥ってしまうとわかっていたので、誰にも言わずに、ひとり不安を抱えていました。今ここで初めて打ち明けたくらいの話です。
――そうだったんですね。
華村 もともと、考えすぎちゃう性格というのもあって。でも、もっと考えを深めてみると、不思議なことに「活動を続けるなかで、気持ちが上がったり下がったりするのは当然。今は、たまたま自信が持てない時期なだけで、こんな私も私なんだ」と、あまりマイナスにとらえていない自分もいたんですよ。
前と違って、悩み事を家族や友達に相談する頻度も極端に減りましたし。それは、ちゃんと自分と向き合った上で、物事を決断できるようになった証拠でもあると思うんです。だからなのか、相変わらず悩みは尽きないものの、少しずつ自分を好きになれた気もしているんですよね。
――最近は、ポジティブに受け入れられるようになれたと。
華村 デビュー当時の感覚に戻りはしても、今までの活動がなくなるわけではありませんから。あの頃は「ゼロから」でしたが、今は「イチからのスタート」って感じです。今年は初心を忘れずに、あらためて地道に頑張ろうと思っています。
――今月末には初の写真集『月刊 華村あすか 今』(小学館)が発売されます。まさしく、新たな第一歩という感じでしょうか?
華村 はい。正直、救われましたね。写真集のお話がなかったら、ここまでポジティブな考え方になっていなかったかもしれないので。本当に、感謝しかありません。
――華村さんは、グラビアを通して「その時々の自分のあり方」を確認されている印象があります。そもそもグラビアからスタートした芸能活動ですし、やはりグラビアの力は大きいですか?
華村 大きいですね。だって、山形から出てきて芸能活動を始めてから5年分もの記録が残っているって、すごく貴重じゃないですか。
最初、グラビアにまったく抵抗がなかったと言うとウソになります。ただ、5年たった今は、過去のグラビアが人生の宝物と言っても過言じゃないくらい大切なものになりました。われながら、感慨深いです(笑)。
――それはうれしい言葉です。
華村 グラビアって、表面的にはキラキラしていますが、本当の自分をよく知れる、奥深い表現なんですよね。これは、グラビアをやっている私だからこそ感じられる本質的な面白さ。良くも悪くも、毎回、自分への気づきがありますし、見返すたびに昔の気持ちを思い出せるんです。私には、なくてはならないお仕事ですね。
――グラビアを通して「今」の自分を知る。そう聞くと、写真集のタイトルにも納得です。
華村 写真集に写っているのは紛れもなく「今の私」でしかないので。特に本作は、ほとんどカメラを意識していない素直な姿を、ストレートに写してもらいました。
写真集を出す実感が湧かない気持ちと、写真集に救われた気持ちと。いろんな感情を交じり合わせながらも、目の前に広がる景色にすべてを委ねて撮影に臨んでいるので、感情が移り変わる「今」の瞬間を、皆さんにも感じてもらえるとうれしいです。
●華村あすか
1999年3月18日生まれ 山形県出身 身長168cm
趣味=歌うこと 特技=バスケットボール
〇現在、「クリエイト」のCMに出演中。満を持しての待望のファースト写真集が1月31日(月)に発売されます。最新情報は公式Instagram【@hanamura_asuka】をチェック!
『月刊 華村あすか 今』(小学館、1月31日〈月〉発売予定)より