唯一無二の存在感は、色あせることなく―。

来月30歳を迎える篠崎愛さんが1月17日(月)発売の『週刊プレイボーイ5号』で表紙&巻頭グラビアに登場。彼女が語った、変わったことと変わらないもの。

■「休止する」と言ったわけではなく

――週プレへの登場は約5年半ぶり、グラビア自体も約4年ぶりの復活ということになりましたが、何か心境の変化があったんでしょうか?

篠崎 復活といっても、特に「休止する」と言ったわけではないんですよ。2017年に写真集『結晶』(講談社)を出して、それで気持ち的に燃え尽きた部分があって。14歳のときからグラビアをやり続けていたから。それで、なんとなく遠ざかっていたという感じです。

――やりたいことがいろいろあったということですか? 例えば、篠崎さんは歌うのが大好きで、CMで歌唱されたり、CDを出されたりもしていましたよね。

篠崎 というよりは、自分が何をやりたいのかよくわからなくなっちゃったというか。歌も、やってはみたんですけど、仕事となるとまたちょっと違う気持ちになっちゃうな、とか。

――楽しく趣味で歌うくらいが一番ちょうどいい、と。

篠崎 そうです。だから、いろいろ考える時間ではありました。その間にも「グラビアの仕事しませんか」というお話はけっこういただいていて、ファンの方から「やらないんですか?」という声も聞いていたので、そういうこともあっての再開という感じです。

――久しぶりのグラビアの現場はいかがですか?

篠崎 やっぱり楽しいですね。慣れ親しんだホーム感があるというか。

――ブランクはまったく感じない仕上がりでした。

篠崎 「グラビアまたできるかな」と思ったのも、ダイエットしたからというのもあったんですよ。仕事うんぬんではなくて、年齢ももうすぐ30になるし、単純に健康のために食生活を見直したりだとか、ダイエットプログラムに沿ってやってみたんです。その結果、「人さまに見せても大丈夫かな」くらいには仕上がったので(笑)。

――そういうのはやっぱり、気にするものなんですね。

篠崎 それはそうですよ。いいタイミングだったということですよね。年齢的な部分も......グラビアっていつまでもできるものではないですし。別にいつまでもやっていいと思うんですけど、私は......。

――やるからには、納得いく姿で臨みたい?

篠崎 そうですね。せっかく痩やせたなら、記念に残しておきたいですし。

――それで、結果的にグラビアを休止していた期間にいろいろ考えた結果、篠崎さんはどういう結論に至ったんですか? 目標とか、やりたいこととか。

篠崎 結局、まだよくわからないんですけど、でも楽しくやっていきたいんですよね。なるべくストレスは避けていきたい。

――自分の好きな仕事をやって、楽しく生きたい。

篠崎 はい。だから、求められたことをやるというのはひとつの答えですよね。グラビアは今、そうやってオファーだったりファンの声だったり、求めてくれる人がいたから、またやってみようと思えたので。自分で、「これが絶対」というのがあまりないので。

――お会いするのは5年半ぶりですけど、篠崎さん、昔からそんな感じでしたよね。

篠崎 そう。なんていうか、欲が薄い?

――野心がない?

篠崎 そうかも。そこもちょっと問題だと思うんですけど。

■自然なところを撮っていただけた

――篠崎さんがお休みしている間、グラビアシーンもいろいろな局面があったんですけど、マンガ誌や週刊誌のグラビアをチェックしたりはしてました?

篠崎 わざわざ買って中身をじっくり見るということはなかったです。コンビニに並んでいる表紙を見て、「今はこの人がよく出てるんだなあ」とか、そのくらいはありました。

――マイペースにわが道を行く感じですね。そこも昔からそうでしたよね。

篠崎 そうかもしれないです。

――今回の週プレの撮影はいかがでしたか? 撮影を担当した三瓶(さんぺい)(康友・やすとも)さんは、美容系の企画で以前ご一緒したことがあるということでしたが、グラビアは初めてでしたよね。

篠崎 光と影の使い方っていうんですか? 現場ではモニターを見せていただきながら撮っていたんですけど、すごく印象的な写真がたくさん撮れていました。スタッフさんたちが「エモい」って言葉をよく使っていましたけど、まさにエモい感じがしたなと。

あと、今回は自然なところをすごくたくさん撮っていただけたと思います。あんまり大きく笑ったりしないんですよ、写真を撮るときは。それが新鮮でしたね。

――篠崎さんは、写真を撮られるときはどんなことを考えてるんですか?

篠崎 うーん......(笑)。「夜、何食べようかな」とか、「おなかすいたな」とかですかね(笑)。

――撮影と関係ないことを考えている。

篠崎 でもモニターを見せていただいて、どの角度のほうがきれいに撮れてるな、とかは考えます。今回は三瓶さんに「文学的にいきましょう」と言われていたので、「文学的ってどういう感じかな」っていうのは考えました。それで私が答えを得ていなくても、衣装とか、場所とか、メイクとかをやってもらうと、自然とそういう写真になるんですよね。

だから、やっぱり何も考えてないかも(笑)。

■篠崎 愛(Ai SHINOZAKI)
1992年2月26日生まれ 東京都出身
身長160㎝ B87 W60 H88
血液型=A型
〇最新写真集(タイトル未定、講談社)が2月22日(火)発売予定。ニッポン放送の「サテライトオフィス9時時報CM」(月~金曜)を担当。
公式Twitter【@shinozakiai_226】
公式Instagram【@shinopp._.ai】

★『週刊プレイボーイ5号』(1月17日発売)に、特別付録・篠崎愛DVD(29分)付き!

★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus