来栖うさこデジタル写真集『競泳水着ビヨンド』(撮影/LUCKMAN)より

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グラビアライター・とりとグラジャパ!スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。第36回は、来栖うさこをピックアップ! 来栖うさこの競泳水着グラビアは、"グラドルの熱い気持ち"が生んだ本気のクリエイティブ!

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とり ツイッターで「#競泳水着写真集を出せるまで毎日競泳水着写真をツイートし続けます」のハッシュタグをつけ、文字通り競泳水着写真の投稿を続けていた来栖うさこさん。昨年、夢の第一歩である競泳水着に特化したデジタル写真集『競泳水着ビヨンド』が週プレ グラジャパ!からリリースされましたね!

金髪 私は、週プレ酒場時代から来栖さんと面識があって。来栖さんの方から、わざわざ私の個人的なイベントに足を運んでくださったこともあったし、私も、昨年のスポーツ号(2021年7月19日発売『週刊プレイボーイ31&32合併号』)でグラドルさん113人に自撮りをお願いする時とか、何かよさげな企画があったら、なるべく声をかけるようにしていたんですよね。そんな間柄だったから、こうしてデジタル写真集として形になって、本当に嬉しかったです。

とり 金髪さんは、この『競泳水着ビヨンド』の撮影にも編集スタッフとして参加されていましたもんね。

金髪 参加させてもらったものの、私はほとんど何も(笑)。来栖さんの熱い気持ちと、スタッフさんの技量に感動しっぱなしでした。まず来栖さんは、最初の打ち合わせのときから一貫して「オール競泳水着の写真集にしたい」と強く言われていたんです。「来栖うさこ=競泳水着のイメージにしたい」とも。でも競泳水着だけのグラビアって、見せ方が難しいよねって話にもなって。

とり オール競泳水着とは、すなわち競泳水着縛りでもあるわけです。5~6Pの誌面をそれだけでとなると、かなり工夫が必要そうですよね。

金髪 そうそう。それでも、やっぱり競泳水着には強いこだわりがあるようで。「もともとグラビアを見るのが大好きだったけど、スレンダーな体型で、男の子っぽいねと言われることの多い自分は、グラビア向きじゃないのかもしれない......」。そう思ったときに、競泳水着と出会って、「コレだ!」と自信がついたらしいんですよ。

とり 競泳水着は、いわゆる普通のワンピース水着に比べて、強くカッコいいイメージがあります。その雰囲気が、来栖さんに合っていたということなんですかね?

金髪 そうなんだと思うよ。自前の競泳水着コレクションも、好きなデザインのものだけを集めたいがために、60着強でとどまっているらしいですから。相当、こだわっていますよね。

とり おぉ......! ただ量を集めるだけじゃないってところに、造詣の深さを感じますね(笑)。まるで、未だ見ぬ競泳水着写真集が実現するその日に向けて、着々と準備を進めているかのようです。

金髪 何度かお話させていただくなかで感じるのは、来栖さんって「絶対に叶えたい!」って夢に一途に向き合い続けられる人なんですよね。そんな方だからこそ、今回も、最終的にスタッフみんなを巻き込んで、オール競泳水着グラビアを実現させられたんだと思います。

そして、みんなで話し合った結果、シンプルに競泳水着を見せるよりも、せっかくなら競泳水着のその先(ビヨンド)に行ってみないかってことになって、この『競泳水着ビヨンド』が生まれたんですよね。

とり 自分の夢に周囲をうまく巻き込んでしまうなんて、来栖さん、タイフーンガールですね。"競泳水着のその先"っていうのが、なかなか謎ではありますが(笑)。

金髪 そこはもう、完全にプロたちのクリエイティブですね。例えば、このバニーガール風の競泳水着。来栖さんも、全く同じ水着を持っているそうなんですが、実はこれ長袖タイプの競泳水着で、この撮影のためだけに、スタイリストさんが袖の部分を裁断して、ウサ耳とガーターを作ってくれたんですよ。

とり す、スゴい。こういう競泳水着が売っているわけではないんですね!

来栖うさこデジタル写真集『競泳水着ビヨンド』(撮影/LUCKMAN)より

金髪 それと、この競泳水着は来栖さんの私物で。ガンメタ素材にオイルを塗って、鏡ばりで、と話だけ聞いても全然絵が浮かんでこなかったのに、こんなにもカッコいい写真があがってきたときは驚きましたよ。カメラマンのLUCKMANさんも、特殊な撮影にもかかわらず、切り取り方がどれも完璧で。全部がハイクオリティでした。

とり 来栖さんの「競泳水着写真集を作りたい」という要望を、プロのみなさんがさらにいい方向にブラッシュアップしてできた力作というわけですね。来栖さんの熱量が、それだけ人の心をつき動かしたと思うと、より本気のクリエイティブだったことが伝わってきます。

金髪 競泳水着とひと口に言っても、表現方法を変えるだけで、180度見え方が変わるんだから面白いよね。時間も労力もかかる撮影ではありましたが、それだけ本気で作り上げたいとみんなが思えたのは、来栖さんの誠実でまっすぐな人柄があってこそ。私も、夢の第一歩のお手伝いをさせていただけて、とても光栄でした!!

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