現役女子大生として経済学を学びながら、『Ｒ－１グランプリ』に挑戦するなど、多彩な才能を発揮する安部若菜（あべ・わかな）が２月１４日（月）発売『週刊プレイボーイ９号』のグラビアに登場。リアルと空想が交差する艶美な世界へ――。
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■お笑いに強いＮＭＢ４８をつくっていきたい
――今回は大人っぽい妖艶な雰囲気で撮影しましたが、まだ２０歳なんですね。
安部 もっと上に見られることが多くて、ファンの方からは人妻感があるって言われます（笑）。でもそうなったのはグラビアを始めてからなんです。もともとアイドルが好きで、ももち（嗣永桃子）さんやみおりん（市川美織）さんに憧れていたので、声を高めにして、ツインテールで宣材写真を撮影してもらったり。
――今じゃまったく想像つかないですよ。
安部 でもやってて無理だなって、すぐに諦めました。黒歴史です（苦笑）。そしてグラビアを始めて、カメラマンさんからしっとりしたのが似合うと言われて、そっちなんだって。
ＮＭＢ４８はグラビアをやるコが多いけど、大人っぽいってあまりいないから、今では「目指せ、壇蜜さん！」って、インタビューでも答えています。
――ちなみに安部さんの性格は？
安部 落ち着いているって言われますね。昔からひとりで本を読むのが好きだったり、最近は小川糸さんの本を読んでいます。オススメは『ツバキ文具店』。鎌倉が舞台の話で、食べ物の描写が良かったり、ほっこりしますね。
――そういえば今年の『Ｒ－１グランプリ』に出場していましたね。
安部 お父さんがホストのローランドに憧れてキモいってひとりコントを考えて、２回戦まで進みました。普段はボケても、ファンの方が優しい目で見てくれるけど、そうじゃない場所だったので怖かったですね。以前に（渋谷）凪咲さんが３回戦まで進んだので、次はそこを超えたいです。
――渋谷さんは今、すごい勢いでバラエティ番組に出ています。
安部 テレビでそうそうたるメンバーを前にボケ倒していて憧れますね。裏では私たちにいろんなアドバイスをくれるんです。この前も「ボケるときは相手にどうツッコまれるか、自分の中で描いてからボケたほうがいい」とか。
――それアイドルというより、芸人に対してのアドバイスになってますよ！
安部 私もあんなふうにたくさんテレビに出たいけど、まだどうしたら私が輝けるかわかってないので、そこを探し中です。
――安部さんの場合はお笑いのほかにもアイドル好き、アニメ好きとか引き出しが多いですもんね。今年はどこを出していく？
安部 現役大学生だし、知的な部分を出していきたいです。今、朝日新聞の大阪版でマンガ家の三田紀房さんとコラボした投資の連載をやっていて、株を買っていたり、次はつみたてＮＩＳＡをやろうと考えています。
――うまくやれば、アイドルよりお金が稼げそう。
安部 ＦＩＲＥしたいです。
――それ、投資の利益で生活していくってことですよね。アイドルから出てくる用語じゃない！ 話を戻しましょう。間もなくＮＭＢ４８の２６枚目のシングルが出ます。
安部 今回のポジションは５番手なんですけど、前に出るようになってどんどん責任を感じるようになりました。（上西）怜さんと（梅山）恋和（ここな）さんがＷセンターで新しいＮＭＢ４８を見せていこうってシングルなので、私も頑張りたいです。
――新しくなったチームＭでは副キャプテンを務めます。
安部 バラエティに関して期待されるチームで、メンバーはボケることが多いので、私はうまくツッコんでいけるように。ミーティングでも凪咲さんからのアドバイスを伝えて、どうツッコまれたいか確認したり。お笑いに強いＮＭＢ４８というのをつくっていきたい。グループとしても、今は冠番組がないので手に入れたいです。
――個人としてはどうですか？
安部 もっとテレビに出れる一年にしたいなって。凪咲さんが自分をきっかけにほかのメンバーも呼べるように頑張ってくださってるので、私もそこに続きたいです。
（スタイリング／伊井田礼子 ヘア＆メイク／円谷歩美）
●安部若菜（あべ・わかな）
２００１年７月１８日生まれ 大阪府出身
身長１５９ｃｍ 血液型＝Ｏ型 ｎｉｃｋｎａｍｅ＝わかぽん
○ＮＭＢ４８ ２６ｔｈシングル『恋と愛のその間には』が２月２３日（水・祝）発売。３月２６日（土）「梅山恋和卒業コンサート」、２７日（日）「ＮＡＭＢＡＴＴＬＥ２～がむしゃらにならなＮＭＢちゃうやろっ！～最終イベント」がロームシアター京都で開催予定。
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