「お姉さん界の超新星」として注目を集める、桜田茉央が『週刊プレイボーイ』公式YouTubeチャンネルで配信中の「女子のためのグラビア講座」に登場した。

「女子のためのグラビア講座」は、グラビアライター・とりと『グラジャパ!』スタッフ・金髪りさの女子ふたりが、"女子目線"でグラビアの魅力を語る人気プログラム。今回はバーで収録し、いつもとは違うリラックスした雰囲気の中、桜田茉央を迎え自身の作品の見どころを語ってもらった。
このインタビューでは、動画には収録できなかったグラビアにまつわる桜田の想いや秘蔵エピソードを聞いた。

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――桜田さんは、もともと週プレ公式YouTubeチャンネルで公開されている『女子のためのグラビア講座(以下、『女子グラ』)』の動画を見てくださっていたんだとか。今回はバーでの収録という『女子グラ』史上初の試みもありましたが、出演してみての感想は?

桜田 ずっと『女子グラ』に出てみたかったので、ひとつ夢が叶いました(笑)。いつも見ている動画と雰囲気が違うのも特別感があってうれしかったです。ありがとうございます。収録中は緊張してしまって、うまく言えなかったのですが、私にとって『女子グラ』は、グラビアのバイブルなんですよ。だって、毎回「お胸」や「お尻」などのテーマにあわせて、数ある写真集のなかから選りすぐりの1カットを紹介して、そのカットの良さについて深く語られているじゃないですか。「女性であるおふたりには、こういうカットが刺さるんだ」と知れるだけでもありがたいのに、ポージングや表情の参考にもなるんですよね。

――バイブルだなんて。恐れ多いです(笑)。

桜田 『女子グラ』をチェックしているグラビアアイドルは私だけじゃないはず。何なら、『女子グラ』で取り上げてもらえたと言うだけで、自慢になっちゃいますよ。

――そ、そんなにですか?

桜田 個人的には、グラビアを、女性の方に「男性の"好き"を知れるコンテンツ」として楽しんでもらいたい気持ちがあるんですね。ただ、載っているのは基本的に男性誌ですし、見てみたい女性がいたとしても、どれから手をつければいいか分からないと思うんです。『女子グラ』は、そのような女性たちがグラビアを楽しむための入り口。私の周りにも、女性に支持されたいと思っているコが多いですし、女性目線で紹介してもらえるのは、やっぱりうれしいんですよ。お二人ならではの独特な視点も面白いし、本当にいい企画ですよね。

――褒めてくださいますねぇ。自分で言うのも何ですが、もしかして桜田さん、私たちのファンですか?

桜田 はい。ナチュラルにファンです(笑)。

――光栄すぎます......(照)。動画では、週プレ グラジャパ!からリリースされている3作の写真集(『ふるふわり』『Stay with』『九十九里一泊二日 秘めごと』)について語ってもらいましたが、いかがでした?

桜田 私、あまり自分のグラビアを見返すタイプじゃないんですよ。こうして振り返ってみると、表情の作り方やポージングの仕方がガラッと変わっていて、我ながらビックリしましたね。

――どれも雰囲気が違いますよね。3作で、カメラマンさん、メイクさん、スタイリストさんが異なっているのも見どころじゃないですか?

桜田 そうなんですよ。スタッフさんが違うだけで、こうも印象が変わるんですから。グラビアって面白いですよね。撮影ごとに、前作との変化を見せられるよう、私なりに新しいイメージを持って撮影に臨んではいるものの、周りのみなさんによって、自分ではイメージしきれなかった魅力を、どんどん引き出してもらっている感覚があります。現場の流れによって、自分が想像していた以上の作品に仕上がるので、私も毎回あがりを楽しみにしているんですよ。

――ちなみに、普段の撮影中はどんなことを意識して?

桜田 常にナチュラルでいることですね。グラビアは、決めすぎても決めなさすぎてもいけないというか。グラビアアイドルらしく、きれいに体のラインを見せつつも、読者の方には、自然体でいる日常の瞬間として見てもらうのが理想なんです。例えば、ハウススタジオで撮影をするときは、その空間のなかで自分がどう過ごすかを考えていて。ベッドで撮るにしても、ただ横になるだけじゃなく、「仕事が終わってゆっくりしているところ」みたいな感じで、日常的なシチュエーションにあてはめて、表情やポーズを作っているんですよね。

――その場その場に応じて、細かく設定を考えているんですね。

桜田 それこそ、とりさんは、『女子グラ』でグラビアを見るときに自由な妄想をされているじゃないですか。あれ、私が撮影中に考えていることと近い気がするんです。言ってしまえば、私も、ナチュラルなシチュエーションを自由に妄想しているわけなので。そう思うと、知らず知らずのうちに、私の妄想と読者の方の妄想がリンクしている可能性も、全然あり得ますよね。

――ご本人からそう言われると妄想しがいがありますねぇ。仮に、桜田さんの妄想と読者の妄想がリンクしていたとしても、合っているかどうか確認しようがないのもいいですよね。"確証性はないけど、本当は気持ちが通じあっている"状態が、何だか恋のはじまりっぽくて。

桜田 分かります!それに、私の妄想が全部説明されていると、そういう風に見なきゃいけないと、読者の方が想像する幅を狭めてしまいますもんね。実際グラビアには、私だけじゃなく、編集さんやカメラマンさんの妄想も加わりますから。妄想しがいがあると思いますよ(笑)。

――24歳にして"お姉さん界の超新星"なんて言われていますけど、年齢的には、これからお姉さん界に足を踏み入れるところだと思います。"真のお姉さん"に向けての、今後の目標は?

桜田 私のなかでの究極のお姉さんは、壇蜜さん。ああいう妖艶さが出せるよう、これからは、もっと表現の幅を広げていかなきゃと思っています。それと、今はグラビアをやっていないですけど、ミスマガ出身の先輩のなかでは、特に倉科カナさんに憧れていて。倉科さんのような素敵な女性になりたいのはもちろん、グラビアと並行して、女優業にも力をいれていきたいですね。

――応援しております。そして、今後とも『女子グラ』をよろしくお願いします!

桜田 こちらこそ!動画が更新されるたびに、自分の名前があがっていないかチェックしているので(笑)。いちファンとして、これからも楽しませていただきます。

桜田茉央(さくらだ・まお)
1997年10月22日生まれ 千葉県出身○「ミスマガジン2019」審査員特別賞を受賞。現在は二級建築士を目指して猛勉強中!

桜田茉央『九十九里一泊二日 秘めごと』
撮影/小塚毅之 価格/880円(税込)