高校時代に"バブリーダンス"で脚光を浴び、その後マルチに活躍する女優に成長した伊原六花(いはら・りっか)。3月14日(月)発売『週刊プレイボーイ13号』のグラビアでは、1年かけて撮り下ろした写真集『R(ルート)22』よりアザーカットをお届け。
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■男のコだと思って育ててます
――早くも3冊目の写真集が発売。
伊原 昨年はずっと舞台をやらせていただいて、あらためてお芝居だったりこのお仕事が好きだなって実感しています。そういうタイミングで1年間かけて撮っていただいたので衣装やロケーション、髪型もさまざまで、盛りだくさんな一冊になっています。
――1年で髪の長さも変化していってるけど、写真集の中では半分以上がショートだったね。
伊原 デビューしてからはずっとロングだったので、こんなにショートにしたのは本当に久しぶりで。髪の毛がすごく多いんでショートは似合わないって思っていたんですけど、意外にも現場でホメられることが多くて、すごく勇気をもらいました。
――気分もだいぶ変わるよね。
伊原 似合う服だけでなく、好きなものも変わってくる感じがするから不思議です。気分もすっきりして新たな気持ちでお仕事に臨めたので大満足です。
――写真集で特に思い入れのあるシーンをひとつ教えて。
伊原 "和歌山のウユニ湖"と呼ばれる天神崎で撮影したカットです。昔、おじいちゃんが住んでいたこともあって私にとって和歌山は第二の故郷なんです。湖面に水鏡のように空が映ってすごくきれいなんですけど、光の感じだったり衣装もすてきなので、このカットはぜひ見ていただきたいです。
――六花ちゃんというと、あのバブリーダンスのイメージを持っている人も多いと思うけど、プライベートはアクティブなの?
伊原 丁寧な暮らしが大好きでそれをずっと目標にしているんです。もともと観葉植物が好きで家にたくさんあったんですけど、最近はミニ盆栽を買って世話したり、あとはレオパというヤモリの一種を飼ったりしてます。
――どうしてまた飼おうと思ったの?
伊原 YouTubeをやっているんですけど、制作チームのひとりの方が爬虫類(はちゅうるい)好きで150匹くらい飼われているんです。
私、今までペットを飼ったことがなかったんですけど、その方にレオパを見せてもらったときに、なんてかわいいんだ!とひと目ぼれして。私のおいっ子にすごく似ていて、これは運命かもと思って飼ったんです。
――大きさってどのくらい?
伊原 赤ちゃんのときに飼って今はだいぶ大きくなったんですけど、それでも15cmくらいです。もうこれ以上は大きくならないみたいです。
――男のコ?
伊原 それがよくわからないんです(笑)。普通はおなか側を見たらわかるみたいなんですけど、調べてもよくわからないので、男のコだと思って育ててます。名前もランディってつけて。
――色ってどんな感じなの?
伊原 白ピンクというか、ウーパールーパーみたいな色です。いわゆるヤモリのイメージよりかは、だいぶ柔らかいと思います。
――ケージから出して遊んだりするの?
伊原 それが全然、懐かないんです(涙)。レオパってけっこう繊細な種類みたいで、人間の手にのせるのもストレスになるみたいで。手はかからないので飼いやすいんですけど、本当にいるかいないかわからない感じでちょっと寂しいです。
――2匹目、3匹目も飼いたいと思ってるの?
伊原 フトアゴヒゲトカゲとか、もうちょっと恐竜っぽい小さい種類とか考えてます。でも「ほどほどにしないと引かれるよ」と言われるので注意します(苦笑)。
――最後に写真集の見どころを。
伊原 昨年は今後、自分がどうやってお仕事と向き合っていくのか考えさせられた一年で、すごく表情とかにも出ているなと写真集の上がりを見て思いました。そういう変化も見ていただけたらうれしいです。"私のこれからの道"という意味を込めた『R22』。ぜひお手に取ってください。
●伊原六花(いはら・りっか)
1999年6月2日生まれ 大阪府出身
身長160cm 血液型=A型
○登美丘高校ダンス部キャプテンとして"バブリーダンス"で脚光を浴び、卒業後女優の道へ。『旅するためのスペイン語』(NHK Eテレ、毎週火曜23:30~)にレギュラー出演中。
公式Twitter【@rikka_ihara】
公式Instagram【@rikka.ihara.official】
伊原六花3rd写真集『R22』(ワニブックス、3月20日〈日〉発売予定)
発売記念イベントを開催予定! 3月20日(日)13:00~/東京・ブックファースト新宿店、3月27日(日)17:00~/大阪・紀伊國屋書店グランフロント大阪店