「綾波レイ→角刈り」という人類史上初(たぶん)の衝撃イメチェンを遂げたランジャタイ伊藤幸司。
14歳からずっと綾波レイと同じ髪型だった男はなぜ、突如、角刈りになったのか?
『週刊プレイボーイ13号』(3月14日発売)掲載、角刈りスクープインタビューの一端をお届けします!
■覚悟の角刈りは「千鳥さんのため」
――『相席食堂』(ABCテレビ、2月15日放送回)のロケVTRの最後で、伊藤さんが突然角刈り姿で現れ、大きな話題となりました。そもそも、なぜ角刈りにしたのですか?
伊藤 以前、『有田ジェネレーション』で「ジェラードンと対決」という企画で、「どっちが本当のアタック(ジェラードンのアタック西本。角刈り芸人)か決めよう」という流れになって。そのとき角刈りにしようと思ったんですけど、結局、別の内容になって。
――なるほど。
伊藤 そこからなんとなく頭の中に角刈りがあったんです。で、『相席』の話がきたときに、国ちゃん(国崎和也)が「あのときの角刈り、今じゃないかな」と言い出して、僕も「確かに」と思って、ふたつ返事でやることになりました。
――角刈りにするのは、国崎さんではなく伊藤さんだったんですね。
伊藤 どう考えても僕でしょう。国ちゃんがしても「あ、ちょっと切ったんだ」ってなるだけだけど、僕には36年のフリがありますからね(編集部注:伊藤さんは生まれてから美容院に行ったことがなく、36年間ずっと自分で髪を切っています)。千鳥さんのために、やるっきゃないと。「千鳥さんにすべてを賭けた」と書いといてください、お願いします。
――わかりました(笑)。
■モテるリリーとガサツな下田。「おまえ、それ、ヅラやんけぇ!」
――公式YouTubeチャンネル「ランジャタイぽんぽこちゃんねる」で、芸人仲間に角刈りを見せていましたが、見取り図のリリーさんだけ若干見抜いてましたね。
伊藤 そうなんですよ。「あれ、髪どした?」みたいな優しい言い方で、やっぱりモテる男は違うなって。
実は、もうひとり、気付いた人がいて。コウテイの下田(真生)なんですけど......。急だったんで動画は撮れてないんですけど、下田はガサツで、会った瞬間に「おまえ、それ、ズラやんけぇ!」と言われて。リリーちゃんは優しかったけど、下田は荒々しかった。
――(笑)。見抜けないほどウィッグがリアルです。ちなみに、「ぽんぽこちゃんねる」のコメントで「モテない髪型からモテない髪型へ」というコメントもありましたね。
伊藤 (笑)。それちょっとよく意味がわかんないです。心外というか。「モテる髪型からモテる髪型へ」と思ってますからね、僕は。
──実際は、今と前の髪型、どちらがモテますか?
伊藤 ええっ......。芸人からのウケは角刈りのほうがいいですけどね。女性からしたら前のがよかったってなってると思います。Twitterで「早く伸ばしてください」とか「一旦あなたの前から消えます」とかけっこう連絡もきました。髪ファンというか。
──伊藤さんが角刈りの間は、一旦ファン辞めますと。
伊藤 もうあなたじゃない、みたいな。早く戻ってきてほしいので「待っててね」という気持ちです。まあ、この先どっちにするかまだ決めてないんですけどね。
●伊藤幸司(いとう・こうじ)
1985年生まれ、鳥取県出身。お笑いコンビ「ランジャタイ」のツッコミ。『M-1グランプリ2021』で初の決勝進出を果たし、記憶に残る最下位として話題を振りまいた。今年、満を持してブレイク
『週刊プレイボーイ13号』(3月14日発売)では「ランジャタイ伊藤幸司 断髪インタビュー『まだ心の中で綾波と角刈りが戦っています』」を独占掲載。
角刈り前の葛藤は? 角刈り後の心境は? 角刈り初夜は何を考えて眠った? 憧れの角刈りは? 鏡の中の角刈りに見慣れるまでどのくらいかかった? など、60分ノンストップで繰り広げられた、怒涛の角刈りQ&Aが盛りだくさん!