元NMB48で、現在は女優としても活動する近藤里奈が、『週刊プレイボーイ』の公式YouTubeチャンネルの『デジタル写真集、本人が語ってみた!』に登場した。

『本人が語ってみた!』は、人気女優やタレント、アイドルが、自身のデジタル写真集について撮影エピソードを織り交ぜながら解説するプログラム。近藤は最新写真集『キミのおうちに居候中。』について語っている。

本インタビューでは、動画に収録しきれなかったグラビアの制作裏話のほか、ファンなら絶対に気になる昨年6月、グラビアに復帰した理由などを聞いた。

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――『本人が語ってみた!』にご出演いただきありがとうございました! 今回ご自身のデジタル写真集『キミのおうちに居候中。』について語ってみていかがでしたか?

近藤 グラビアを語るのは初めての経験だったので、めっちゃ難しかったです。「撮影中、何を考えていたっけなぁ?」といろいろ思い返してみるんですけど、多分、何も考えていなかったんですよね(笑)。

――語るにあたってお気に入りのカットを3枚選んでいただきましたが、どんな基準で選びました?

近藤 表情と衣装に注目して選んでみました。私、衣装フェチなところがあるんですよ。スタイリストさんのインスタグラムを漁ってみたり、K-POPアイドルのコたちの衣装を見て「このコはこっちの方が似合うんじゃないか」と勝手に考えてみたり。普段から、よくSNSで調べて見ているんですよね。

――そんなフェチ、初めて聞きましたよ。"衣装"が好きなんですか?

近藤 はい。もちろん、普段着で着るようなお洋服も好きですけど、どちらかというと衣装っぽい形の服を見るのが好きですね。衣装へのこだわりは、アイドル時代からありました。結構、袖がフワッとしたかわいい感じの衣装が好きだったんですよ。お母さんからは「似合っていないよ」と言われていたけど、似合う似合わないじゃなく、私は好きな衣装が着たかったので、スタイリストさんに直接リクエストを出していたほどです。「私は、"ザ・アイドル"な衣装が着たいです!」って(笑)。

――グラビアの衣装も、やっぱりかわいい系がうれしい?

近藤 そうですね。かわいい系だとテンションが上がります。ただもう年齢的に「かわいい系が好き」なんて言っていられないですけど......。

――いやいや、そんなことないですよ! ちなみに今回語ってもらった『キミのおうちに~』は、彼の家で留守番をする居候彼女をテーマに撮影されたグラビアでしたよね。近藤さんは普段、家のなかで何をしています?

近藤 ゲームをするか、時間のあるときは、YouTubeで収納上手な人や家事が得意な人の動画を見てモチベーションを上げてから、ガッツリ家事をすることが多いですね。

――おぉ、家庭的な一面ですね。家事だと何が好きですか?

近藤 料理かな。はじめて作る料理でも、レシピを見ただけでちゃんと美味しくできるので、得意なんじゃないかなって思っています。やっていて楽しいですしね。

――定番の質問ですが、得意料理は?

近藤 カレーです。自分で言うのもあれですけど、めちゃくちゃ美味しく作れるんですよ。私のカレーを食べたら、誰だってイチコロです♡

――それは食べてみたいですねぇ。どんなカレーなんです?

近藤 ベースは市販のルーを使って(笑)、具材にジャガイモ、玉ねぎ、豚肉を。ニンジンは嫌いなので、絶対に入れません。そしてそこに、隠し味としてハチミツやトマトジュース、ケチャップ、すりおろしリンゴなんかを入れるんです。すると、よりまろやかな味わいになるんですよ。お母さんが実家で作っていたのを見て、真似してみました。

――ハチミツとリンゴはともかくとして、トマトジュースにケチャップ......?

近藤 正直、このレシピがいちばん美味しいと思います。自分で作るカレーがドストライク過ぎて、外で食べるカレーは口に合わないですもん。みなさんに食べさせてあげたいくらいです。

――へぇ。そこまで言うのなら、ぜひ何かの機会に振る舞ってください(笑)。と、ここで少し話題を変えて。昨年6月、約8年ぶりにグラビア復帰された理由は何だったんですか?

近藤 10代の頃は、あまりそういう目で見られたくなかったので、グラビアのお話をいただいても抵抗感がありました。でも20代に入ってから、雑誌やSNSでグラビアをやっているコたちを見ていると、みんなキラキラしていたので、グラビアそのものの印象もガラリと変わったんです。いつしか「私も若いうちに自分のグラビアを残しておきたいな」って気持ちが芽生えていました。実際、撮影はスゴく楽しいですし、挑戦してみて良かったです。

――復帰したとき、ファンの方の反応はいかがでした?

近藤 よろこんでくださいましたよ。というのも 私のファンの方って、親目線で応援してくださる方が多いんですよ。何なら、グラビアだろうと映画だろうと、私の姿が見られたら何でも喜んでくださるというか(笑)。素敵なファンの方に恵まれています。

――みなさんお優しいですね。では、次はどんなシチュエーションのグラビアを撮ってみたいですか?

近藤 もう少し気候が良くなったら、海に行って撮影したいですね。あ、そうそう。確かこの『キミのおうちに~』のときも、最初は海で撮る予定だったそうなんですよ。残念ながら雨が降ってしまったので、急遽、彼の家に居候しちゃう女になりました(笑)。

――そうだったんですね(笑)。じゃあ、なおさら次は海に行きたいですね。

近藤 はい。リベンジしたいです!

――最後の質問です。『本人が語ってみた!』とは別で収録した『1min.自己紹介チャレンジ!』のコーナーで「未来に行って、自分がどんなふうに過ごしているか見てみたい」と話していましたよね。具体的に、どうなっているのが理想ですか?

近藤 何だろう......。今25歳なんですけど、子どもの頃に思い描いていた25歳は、今の自分よりずっと大人だったんですよね。歳を重ねるたび「年齢のわりに子どもっぽいな」って思うから、未来の自分には、もっとちゃんとした大人になっていてほしいですね。

――何ができていたら、胸を張って大人と言えるんでしょうね?

近藤 うーん、起業とか?

――えっ、起業したいんですか?

近藤 まぁ、ちょっとだけ興味はあります(笑)。学生時代、ほとんど勉強をしてこなかったので、あくまで願望ですけど。もし起業するなら......、最近オンラインゲームの『Apex Legends』をずっとやっているので、ゲーム関連の会社とかやってみたいかな。って、ただの願望ですけどね。

●近藤里奈(こんどう・りな)
1997年2月23日生まれ 滋賀県出身
身長157㎝ 血液型=O型
○2010年にNMB48第1期生のメンバーとなり、2016年に卒業する。その後、女優に転身。初主演映画『わたしの魔境』を撮影中。
公式Twitter&公式Instagram【@rina_kondo_0223】
公式YouTubeチャンネル『りぃちゃんねる。』

デジタル写真集『キミのおうちに居候中。』
撮影/佐藤裕之 価格/1100円(税込)