昨年9月、約11年ぶりに週刊プレイボーイにカムバック。その麗しいグラビアが一躍、話題となった女優・モデルの高田里穂が4月11日(月)発売の『週刊プレイボーイ17号』で表紙&巻頭グラビアに登場!
現在、多方面から注目を集める彼女のキャリアの軌跡をたどり、現在と未来に迫る!
■気心の知れたスタッフと作った最高のグラビア
――昨年9月、11年ぶりに週プレにカムバックしていただき、満を持しての初表紙です。
高田 なんだか不思議ですよね。自分がグラビアをまたやるだなんてそれまで想像もしていなかったのに、まさかグラビアをやるどころかこうして週プレさんの表紙にもしていただけるなんて。うれしさと同時に人生って面白いなと思いますね。
――今だから聞きますけど、久々にグラビアの依頼が来たときは、普段女性誌のモデルさんですし、実は警戒心があったんじゃないですか?
高田 正直、ありました。もちろん撮影は楽しみだったんですけどイヤらしく撮られたらいやだなって。当時の写真を見返すとそんな気持ちがあったせいか、表現がちょっと拙(つたな)い気がします(笑)。今はそんなこと微塵(みじん)も考えないけど。
――今回はドラマ撮影などの合間をぬって、2日間たっぷり撮影させていただきました。
高田 表紙だし、たくさん撮ると聞いていたので気合いが入りましたね。「水に濡れたシチュエーションはどうか?」とか「涙を流してみては?」とか表紙にも使えそうな「惹(ひ)き」のある写真を考えたり、衣装について10時間以上考えて、アイデアを出したり。それらを気心の知れたスタッフさんたちに聞いていただき、現場でコミュニケーションを取れたのはよかったですね。
――印象的なシーンは?
高田 まるで蜂みたいなボーダー水着です(笑)。林の中で撮影したんですけど、ワイルドな雰囲気が出て、全体のなかでいいアクセントになりました。あと撮影中は自分でも見たことがないくらい、たくさんの表情を見せられるよう意識しました。読者の方にいろいろな私を見てほしいと思ったんです。今回はずっとテンションも上がりまくりで、最高のグラビアになったと思いますね。
■グラビアが仕事へのモチベーションに!
――2010年に16歳で週プレに出た頃はどんな感じでグラビア撮影をしていたんですか?
高田 楽しいだけでやってましたね。今は撮影前、何も食べないですけど、当時は朝ご飯をがっつり食べてから臨んで「さぁ撮るよ! おなかヘコませて」なんて言われるみたいな(笑)。
――無邪気ですね。当時はほかのお仕事もそんな調子で?
高田 まぁ、そうですね。それこそ『仮面ライダーオーズ』(2010~11年)で(ヒロインの)泉比奈役を演じていたときも、お芝居以外のときは楽しむことを重視していたと思います。でも『オーズ』が終わった後、ガラッと変わりました。当時、マネージャーさんに痩せるように言われて10kg落としましたし、心身共に厳しく鍛えられて。自分でも「20歳までに売れるぞ」って毎日必死でしたね。
――2013年、19歳のときはバラエティ番組『ウーマン・オン・ザ・プラネット』に出演し単身渡米。ハリウッド女優を目指し奮闘するなどもしていましたよね。
高田 はい。でも21歳からは張り詰めた糸が切れたみたいにモチベーションが下がっちゃって。おかげで仕事は激減、オーディションには落ちまくり、家で映画ばかり見ていました。『non-no』モデルをやってたからまだ救われたけど「私は芸能界、無理かな」って悩んでいました。25歳頃まではずっと暗黒期でしたね。
――転機になったのは?
高田 2020年頃です。風向きが変わって、アサヒビール・イメージガールのお仕事が決まったり、ドラマ『東京ラブストーリー』の出演が決まったり。特に『東京...』は大きかったです。撮影では監督からダメ出しされて、ワンシーンに何十テイクも撮るほど厳しく鍛えられたんですけど、ここで踏ん張らないと、一生後悔するって一念発起しました。するとその『東京...』の反響が想像以上に大きくて、目が覚めたというか。それまで時間を無駄に過ごしていたことを反省し、取り戻そうと思うようになりました。
――高田さんにそんな激動の時代があったとは。
高田 ありすぎます(笑)。その後、『オーズ』の10年後を描いた映画『仮面ライダーオーズ10th 復活のコアメダル』(2022年公開)の制作が決まって。その頃ですね。週プレさんからグラビアのお話をいただいたのは。以降さらにお仕事をいただく機会が増えました。
――高田さんが再び頑張ろうとするなかで、グラビア再登場はいくらかでもお役に立ちました?
高田 もちろん! グラビアってシンプルに自分の表情と全身を表現するものじゃないですか。そんな自分を大勢の方に見てもらえてうれしい言葉をたくさんいただいたんです。自信になって仕事へのモチベーションが上がりました。
――今回のグラビアはこれまで以上に笑顔が多いですよね。高田さんの心の状態が明るくて、それが表れたのかなと。
高田 完全にそうです。仕事はもちろん普段の生活でも笑顔がかなり増えました。そのせいか最近、いろんな人にいじられる機会が増えて。前はきっと近寄りがたいヤツみたいに思われてたんでしょうね(笑)。
――そういえば今回の付録DVDでメイキング映像に加え、パンケーキを作る動画があったけど丸焦げにしちゃってオロオロしてましたね。ああいう姿が普段の高田さんなのかなって。
高田 あははは。そうですね。
でも数年前だったら自信がないから、絶対にそんなパンケーキ見せなかったと思います。でも今はまったく平気。どんどんいじってほしいですよ。
――最後に今の目標は?
高田 現状に満足しないでいたいってことですね。満足するとそこで成長が止まっちゃう。昨年のグラビアもそうですけど、ちょっとの出来事が未来を変えるわけで。自分の目線より上にあるものを目指し、これからもずっと成長し続けたいですね。
■高田里穂(Riho TAKADA)
1994年8月16日生まれ 福岡県出身 身長167㎝
○テレビシリーズの10年後を描いた新作『仮面ライダーオーズ10th 復活のコアメダル』(ヒロイン・泉比奈役)が大ヒット上映中! また、モデルとしてファッション誌、美容誌で活躍中。
公式Instagram【@riho__takada】
公式Twitter【@RihoTakada】
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本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が『週プレ グラジャパ!』ほか主要電子書店にて11日(月)~配信! 価格1650円(税込)
★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】