インスタグラマーとして名を馳せる国木田（くにきだ）さりまるが、４月１８日（月）発売『週刊プレイボーイ１８号』で初水着を解禁。

数多くのドールを手がけてきた職人が、特別愛情を注いで作った一体のドール。どうかこのコが感情を持って動き出しますように――。

＊　＊　＊

■一般職はＳＮＳより承認欲求が満たされる

――人気インスタグラマーの国木田さりまるさん。ＳＮＳの写真を見ている限りだと、グラビアに挑戦されたのは意外でした。

さりまる　ＳＮＳに露出度の高い写真を上げるタイプではないので、これまでグラビアのオファーをいただいてもずっとお断りしてきたんです。

でも、今回お受けさせてもらったのは、ちょうど３月末に解散したアイドルグループに在籍していたときにお話をいただいたから。メンバーに「グラビアをやりたい」っていうコもいたし、グループのお仕事にもつながったらいいなって。解散したので、元も子もないんですけどね（笑）。

――さりまるさん的には？

さりまる　正直なところ、興味があったわけではないです。ただ、想像以上に和やかな現場で、撮影はスゴく楽しかったですね。しかも「たくさんのドールのうちの一体（＝私）がココロを持って動き出す」といったテーマまであって。

私、ＳＮＳ上ではドール寄りというか、「本当に実在するの？」と言われることが多いんですよ。だから、違和感なく世界観に入り込めた気がします。今回と同じスタッフさんと、また一緒にお仕事したいです。

――それはうれしいお言葉！　ところで、さりまるさんがＳＮＳで注目を集めるようになったのは？

さりまる　撮影会モデルの写真を上げるようになってからですね。決して有名になりたくて始めたわけじゃないんですけど。というのも、小学生の頃から絵を描くのが好きで、本当は美大に通いたかったんです。でも、家庭の事情で学費は自己負担しなきゃだったから、美大は諦めるしかなくて。

その後、飲食店でアルバイトをしたり、映像制作会社でＡＤとして働かせてもらったり、いろいろ職を転々とするなかで、もっと効率よくお金を稼げる方法を探した結果、たどり着いたのが撮影会（笑）。気づいたらインフルエンサーと呼んでいただけるほど、フォロワーさんも増えました。

――そうしてＳＮＳ活動を続けるなか、アイドルを始めたのは？

さりまる　これもアイドルになりたかったのが理由じゃなくて。以前から音楽活動に興味があったことと、コロナ禍でやりたいことが停滞していた時期が重なったのが大きかったんですよね。昨年６月にデビューして、１年足らずでグループは解散することになりましたけど、音楽活動への夢は変わらず追い続けるつもりです！

――現在は、芸能以外の仕事もしているんだとか？

さりまる　グループの解散が決まってから、自ら営業をして、とある会社のチームに入れてもらったんです。今は空いた時間にＳＮＳの更新をしつつ、企業さんの新規プロジェクトのブランディングやマーケティングに携わったり、撮影のアシスタントをしたり、コンサル的な業務もやらせてもらっています。

もともと経営者の話を聞くのは好きなほうだったし、今のお仕事は楽しくて仕方ないですよ。チームのメンバーから直接言われる「ありがとう」は、ＳＮＳより承認欲求が満たされますし（笑）。

――なんだか若き実業家と話しているみたいです。今後の目標は？

さりまる　２、３年後には自分の事業を立ち上げたいです。詳細はまだ秘密ですけど（笑）。そのためにも、今は惜しみないチャレンジとノウハウの吸収が大事な時期だと思っています。

――それこそ実業家じゃないですか！　事業展開、楽しみにしていますよ。では最後に、名前の由来をお聞きしてもいいですか？

さりまる　『ラブライブ！サンシャイン！！』に登場する国木田花丸ちゃんです。ＳＮＳとプライベートを区別するべく、キャラクターっぽい名前をつけたくて。「国木田」も「さりまる」も覚えやすいみたいで、逆に、本名で私のことを呼ぶ人はほとんどいませんよ。

――えっ、会社のチームでも？

さりまる　はい。国木田さりまるでやっています（笑）。

（スタイリング／葉月　ヘア＆メイク／夢月[ＴｈｒｅｅＰＥＡＣＥ））　

●国木田さりまる　
５月１９日生まれ　東京都出身　
趣味＝麻雀　特技＝デッサン、歌うこと　
○インスタグラマーとして人気を博し、現在は社会人として働きながら、フリーランスで活動中。
公式Ｔｗｉｔｔｅｒ【@wtam_wtam】　
公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ【@pika.870】

★国木田さりまるデジタル写真集『ココロウゴク。』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が『週プレ グラジャパ！』ほか主要電子書店にて１８日（月）～配信！　価格１１００円（税込）　

★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ　プラス！』をチェック！【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】