AKB48のチーム4メンバーによる新公演『サムネイル』が4月19日(火)よりスタート。東京・秋葉原にあるAKB48劇場でゲネプロが行なわれ新キャプテンの倉野尾成美、村山彩希、下尾みう、谷口めぐ、吉川七瀬、黒須遥香、吉田華恋、多田京加の8名が登場した。
彼女たちが挑戦する『サムネイル』公演は、2017年5月に初演がスタートしたものの10数回しか行なわれず、ファンの間でも幻の公演とも言われている。『Get you!』、『青くさいロック』、『ランナーズハイ』といった疾走感ある曲から始まり、ユニットでは『コイントス』、『過ち』などを歌唱力で見せ、最後に『翼はいらない』といったメッセージ性の強い曲で締める。アイドル全開というより、少し落ち着いた大人っぽさを感じさせる公演でもある。
これを選んだ理由について倉野尾は「あまりやってなくて、他のチームの色もついていない。そして難しい曲も多く、ハードルをあげようと思って」と明かし、「しっかりこなしていけば、パフォーマンスレベルが上がるんじゃないかって楽しみにしてます」と語った。前キャプテンの村山は「チーム4といえば元気、フレッシュ、若手って感じだったんですけど、『サムネイル』公演で初めて大人っぽい曲や表現する曲を深く知れて、個人的にも勉強になりました」と話した。
また新キャプテンの倉野尾について村山は「完成されすぎている」と絶賛。「リハーサルでは率先して確認してくれたり、レッスン終了後に深夜ひとり残って、変更した立ち位置表を手書きで書いて、みんなにLINEで共有してくれたり。全員のことを考えて行動してくれている」と話す。谷口は「初めてキャプテンをやる感じじゃなくて、すごく頼もしい。リハでも先輩後輩関係なく言い合える雰囲気を作ってくれた」と褒め言葉。また多田は「キャプテンなのにレッスン場のモップがけをしてくださるんです。『代わります』と言っても、『好きだからいい』って」とエピソードを明かした。
新チームはそれまでのチーム4とは変えるのが目標とのこと。倉野尾は「チーム4の色を受け継いでいくのも大切だとは思うけど、変化も必要なんじゃないかと思うので。今までを引っ張るより、『倉野尾チーム4はこんなチームだよな』って。みなさんが名付けてくれるような、ガラッと印象を変わるようなチームになったら」と話す。そして「歌って踊る姿が輝いているように見せていきたいのでチェックしてください」とアピールした。
次は4月25日(月)に田口愛佳が新キャプテンのチームK新公演が行われる。