ＭＣを務める山﨑夕貴アナは、『とくダネ！』以来、１年ぶりに帯番組を担当。入社１３年目になり、フジテレビのアナウンサーの中ではトップレベルの人気と知名度を持つ。主な担当番組は『人志松本の酒のツマミになる話』など
この４月から始まった平日昼の情報番組『ポップＵＰ！』（フジテレビ系）。良くも悪くも話題になることの多かった『バイキングＭＯＲＥ』の後番組だけに、注目度は高かったが、視聴率１％台に低迷し、スタートダッシュは不発に。
「もともとわかっていたことで、局内に動揺はない」
そう話すのは、フジテレビの中堅局員だ。
「『バイキング』は坂上忍さんが絶対的な存在になっていましたが、『ポップＵＰ！』のＭＣは山﨑夕貴アナと佐野瑞樹（みずき）アナという局アナコンビ。タレントと比べると華やかさはないが、やはり生放送における安定感はピカイチ。『めざましテレビ』から『めざまし８（エイト）』、そして『ノンストップ！』と続く流れを意識していて、それぞれの番組のエンタメ性を強化したつくりになっている。
山﨑アナも久々の帯番組で気合いが入っているのか、プライベートをさらけ出しながら体を張って番組を盛り上げています。ワイドショー疲れをした視聴者を取り込んでいければ、おのずと数字もついてくるはず」（前出・中堅局員）
ただ、その一方でこんな声も局内で上がっている。
「『バイキング』も『笑っていいとも！』からバトンを受け取った当初は、エンタメ番組でした。しかし、数字が伸びず１年後にテコ入れ。より数字を取りやすい芸能人のスキャンダルなどを扱うワイドショー路線に急ハンドルを切っていった。いずれ同じ道を進む可能性も」（別の局員）
果たして、どうなるか。
