女優、モデル、タレントなど、ジャンルを問わず令和の時代に輝くヒロインたちを撮り下ろす『週プレ プラス!』のコラム連載『ポラリス ヒロインたちの肖像』。本年度から当連載のデジタル写真集が刊行されることが決定し、その第1回目に女優・丸本凛(まるもと・りん)が登場する。
幼い頃から芸能の世界にいたが、昨年一念発起し、女優として本格的に活動を始めた丸本凛。その性格はとても真面目で、今回のインタビューでは想定した答えを手書きでノートにまとめ、膝の上に置いて準備をしていたほど。高校2年生になったばかりの今、目の前にあることに真摯に一生懸命に向き合っている。
――どういう経緯で女優をはじめたんでしょうか?
丸本 スカウトをきっかけに6歳からキッズモデルを始めました。10歳頃からお芝居をやる機会が多くなっていったんですが、なかなかやりがいを見つけられずにいて......。
しばらくして、ワークショップに参加するようになり、役を演じることで自分が自分とは違う思考を持つようになったり、相手とお芝居を交わすことの楽しさを感じるようになって、中学校3年生のときにもっとお芝居を突き詰めてみたいと思うようになりました。
――本格的にお仕事に取り組んでみて、いかがですか?
丸本 映画『ハザードランプ』では、誘拐犯から命からがら逃げてくる中学生の女の子を演じているのですが、描かれるシーンまでにどういうことがあったのか、たくさん想像して役に挑みました。
主演の安田顕さんと山田裕貴さんに山の中で見つけてもらう場面があるんですけど、真っ暗な中どこが道なのかもわからず1日中逃げ回った後だろうとか、安田さんや山田さんの姿が見える前は犯人が向かってきたと思って怯えていただろうとか......。
撮影に入る前は、自宅の部屋を夜暗くして逃げる身になってみたりもしました(笑)。役の格好は髪がボサボサで、薄着で体には泥が付いている状態だったんですけど、撮影が始まる前から役に近い状態でいたくて、真冬の2月だったんですが、裸足で準備したりもしました。
――そんな丸本さんですが、ご自身の性格について教えてもらえますか?
丸本 私、人と少し感覚が違うというか、視点がちょっとずれているのかなと思うことがあります。観点が違うのかもしれません。ものを選ぶときに周りの人と違う物を選んだりして、「そっち!?」って言われることもけっこうあります(笑)。
――今、ハマっているものはありますか?
丸本 幼い頃からテニスはずっとやっていて、今も部活で続けているんですけど、映画『咲-Saki-』をきっかけに麻雀にハマって、最近もゲームアプリで遊んでいて、"国士無双"が出て嬉しかったです(笑)。麻雀て奥が深くて面白いですよね。
――ご兄弟はいらっしゃいますか?
丸本 8歳年の離れた姉がいるんですが、最近は一緒にショッピングへ行ったり、一人暮らしの姉の家に泊まったりして、楽しいです。私が小学生で姉が中高生のときは、私が子供過ぎていつも怒られてけんかをばかりしていたんですけど(笑)、今はほどよく距離感ができて仲良くなりました。
姉は芸能活動を応援してくれていて、職場の方にも「妹が出てるんですよー」とか言って宣伝してくれるんです。ありがたいですね。
――素敵ですね。女優業を始めた今、目標としている方はいますか?
丸本 憧れの人は事務所の先輩でもある玉城ティナさんです。女優としてもそうですが、文章を書いたり、写真を撮ったり、いろんなことにチャレンジされていてすごいなと思うんです。
今の私は、女優というお仕事が自分に向いているのか、上手いのか下手なのかもわからず悩むことがたくさんあるんですけど、好きなことならとにかく真面目に一生懸命に取り組もうと、常に思っています。
★【デジタル限定】ポラリス 丸本凛、配信中!
撮影/山根悠太郎 価格550円(税込)
★『ポラリス ヒロインたちの肖像』
【週プレ プラス!】+コラムにて毎週金曜日配信(会員限定)
【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】
*『週プレ プラス!』(30日間、税込1500円/初回&クレジットカード決済限定 30日間無料)は『グラジャパ!』で加入できるグラビアに特化したサブスクリプションメニューです。
●丸本凛(Rin MARUMOTO)
2005年4月23日生まれ
身長164cm 神奈川県出身
趣味 カメラ
特技 硬式テニス
映画『ハザードランプ』に出演
公式Instagram【@rinmarumoto】
スタイリング/金野春奈 ヘアメイク/渋谷絵里奈
衣装協力/NATSUMI OKUMURA、SHIROM