大谷亮平と中島美嘉が、３日、都内で開催された「Ｓｐｏｔｉｆｙ独占配信『ＢＡＴＭＡＮ 葬られた真実』公開記念プレミアイベント」に登壇。大作への参加に喜びを語った。
『ＢＡＴＭＡＮ 葬られた真実』は、音だけで表現する新感覚番組。Ｓｐｏｔｉｆｙはワーナー・ブラザース、ＤＣコミックスと複数年のパートナーシップ契約を結んでおり、その第一弾に世界的に人気を誇る「バットマン」が選ばれた。
ブルース・ウェイン役を務めた大谷は主演に抜擢されたことに「メチャメチャ光栄でした。みんなが知っている役をこの先やることはないなと思っていたんですが、まさかのバットマン、ブルース・ウェイン」と歓喜。
声だけの演技に難しさもあったものの「逆に声だけに集中できました。気持ちを声に乗せて役になりきる。ネガティブなことを考えるのはもったいないので、とにかく楽しんで演じさせていただいた」そう。
しかし、バットマンの変身前後の演じ分けには「最後はどっちかよく分からなくなってごちゃごちゃしました（笑）」と吐露。ただ、「（声を）変えて演じたので、少しでも気付いてくれたらうれしいです」とこだわりを語った。
一方、「バットマン」の舞台・ゴッサムシティを守る刑事役で出演した中島は、「（刑事の）専門用語があって、どうやったら自然に見えるのかと考えたりもしました」と役どころに悩んでいたそう。しかし、「やりながら楽しむのが一番だと思って、緊張はしていましたが楽しませてもらいました」と笑顔を見せた。
さらに「ここは声を張るとか、声を使い分けたりする点は、ちょっと歌と似ているなと思いましたね」と収録現場での様子を振り返った。
臨場感が特徴の今作だが、「真っ暗なところで聴いてほしいですね。ゴッサム・シティに紛れ込んだような感じ。没入感、半端ないですよ。中島美嘉ということを忘れて声を楽しんでもらえたらうれしいです」と語った。
また、イベントではこの日登壇できなかった松井玲奈のビデオメッセージも公開。作中でキーパーソンを演じる松井は「どう演じるか考えながら役に向き合いました」と話しながらも、「脚本を読んでいて、次の展開はどうなるのかワクワクしました。聴いている皆さんにもドキドキワクワクしてほしいです」とアピールした。
『ＢＡＴＭＡＮ 葬られた真実』はＳｐｏｔｉｆｙで公開中（第３話以降は順次公開）。また、５月７日（土）から１５日（日）まで、ＺｅｒｏＢａｓｅ渋谷で配信記念イベントも開催される。