この春、高校を卒業した8名の"最後の制服"姿を卒業前に撮り下ろし。女優、アイドル、インフルエンサー、声優、お天気キャスター、ギャルモデル、キックボクサー、それぞれのジャンルで活躍する彼女たちに学生時代の思い出や卒業後の目標などについて語ってもらった。

今回は、立技格闘技『RISE』を舞台に活躍する女子キックボクサーのAKARI。"美脚炸裂シンデレラ"のキャッチコピーそのままに、強さと可憐さを併せ持つ彼女がプロとして初めての舞台に立ったのは高校1年生だった。

「不思議な感覚でした。緊張も恐怖も全然なくて、ただ、『あっ、私プロのリングに立ってる』って。デビュー戦以降は、試合を重ねるごとに思考はよりシンプルになっていきましたね。『やらなきゃやられる。だったら、やらなきゃ』って。獣みたいに」

高校生にしてプロ格闘デビュー。その日常は、多忙だったという。

「私の高校生活は、格闘技が中心でした。練習と減量と試合を繰り返して、合間に勉強をして。もちろん大変ではありましたけれど、ほかの高校生の女のコたちには味わえない濃密な時間でした。そういう意味でも私の青春は格闘技だったと言えますね」

試合に向けて全力で練習に打ち込む日々をすごしている彼女だが、最近は練習以外にもがんばっているものがあるという。

「SNSの更新をがんばっています。ほかの女子選手はあまりSNSは活発じゃない印象だったので、逆に私ががんばってみようかなって。それに、SNSにその日の出来事だったり、出かけた場所の写真を投稿して、あとから見返すと思い出にもなるし、普通の女のコらしい青春を送っている気分にもなれるんですよね。

だから、そこでは可愛い自分だけが見たいので、練習風景とかはあんまり載せたくないんです(笑)。特に写真がメインのインスタグラムでは、自分の可愛いところだけを見せる! これからも続けたいです」

高校も卒業し、格闘家としてさらなる活躍が期待される彼女。今後の目標は?

「女子高生という肩書きは卒業してなくなったけど、肩書が無くても好きでいてもらえるように今後はもっと魅せる試合をしないと。これからは、練習に取り組める時間も増えるので、今まで以上に真摯に格闘技に向き合っていきたいですね。目標は、ミニフライ級のベルト。年内には絶対に獲ります!」

●AKARI
2003年12月8日生まれ、東京都出身。身長163㎝ 
〇2019年9月16日にプロとして試合デビュー。階級はミニフライ級。「美脚炸裂シンデレラ」という愛称でも親しまれる。
公式Instagram【@akari_t1208】
公式Twitter【@AKARI1208_t】