AKB48の新加入メンバー17期生のお披露目が4日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行なわれ、太田有紀(おおた・ゆき)、小濱心音(こはま・ここね)、佐藤綺星(さとう・あいり)、橋本恵理子(はしもと・えりこ)、長谷川新奈(はせがわ・にいな)、畠山希美(はたけやま・のぞみ)、平田侑希(ひらた・ゆき)、布袋百椛(ほてい・もか)、正鋳真優(まさい・まゆう)、水島美結(みずしま・みゆう)、山﨑空(やまざき・そら)の11人が登場した。
2016年10月に行なわれた16期生オーディションからおよそ5年半ぶりとなる、AKB48単独のオーディション。最終審査から見ていた柏木由紀は「自分が受けたときの同期とか、『田舎から出てきた中学生です』って感じのコが多かった」と振り返り、「今回はオーディションから仕上がっていて、質疑応答でエピソードトークをしてくれたり、印象に残るコが多いなってイメージだったので、またまだ原石がたくさんいるんだなとびっくり」と話した。
総監督の向井地美音は「今のAKB48を見て入りたいといって、オーディションを受けてくれたコたちがいて、その中からこんなに可愛い後輩たちが誕生したことがすごく嬉しい」と感想を。「みんなステージに立つのが初めてと思えないぐらい、可愛いし、しっかりしゃべれてるし、正直あまり言うことないんですけど、私はAKB48が大好きで、グループを続けてきたので、AKB愛を忘れずに活動してくれたら一番嬉しい」と話す。そして「最初の頃のことって忘れちゃうので、今日のこととか、しっかり記憶に刻んでおいてほしい」とアドバイスを送った。
2006年に加入した3期生の柏木にとっては16年下の後輩となる。「私が入った時に生まれてなかったコがいて、今のところ共通の会話が1個も見つけられてない(笑)。でも同じグループに入ってきてくれたからには、仲良く同じメンバーとして活動していきたい」と話した。
17期生で最年少14歳の畠山は柏木について「お世辞とかじゃなくて、本当に若く見えて。テレビの画面で見るよりも、本当に生でみないと後悔するぐらい」と話すと、柏木は「震えながらしゃべってる」とツッコミを入れつつ、「でも嬉しい」と答えた。
佐藤は姉が15期生の佐藤妃星(きあら)。オーディション時は姉がグループにいることを隠していたそうだが、「普段から仲が良いので、その仲の良さも生かしつつ、ふたりで頑張っていけたら」と意気込む。姉と同期の向井地は「オーディションで可愛いなと思っていたけど、まさか同期の妹とは知らず」と驚いたことを明かしつつ、「小学生の時に会ったことがあって。『みーおんちゃんいつも見てます』って言ってくれたコが、高校生になって同じメンバーになるって奇跡みたい」と話した。
アイドルを長く続けるコツについて柏木は「目標を決めすぎない」と話す。「そこに向かって頑張ることも大事だけど、なかなかうまくいかないことも多い。私は楽しいことを楽しんでやって、気づいたらここまでいたので、みんなにも日々を楽しんでもらいたい」とエールを送った。
17期生は5月8日(日)に福岡・Zepp FUKUOKAで開催される、『TGC teen 2022 Fukuoka』に登場。また5月13日(金)より東京・天王洲の銀河劇場で開催される、AKB48チーム8の舞台にも出演が決まっている。