菊地姫奈デジタル写真集『ススメ、夏色女子高生』(撮影/Takeo Dec.)より

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グラビアライター・とりとグラジャパ!スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラムだ。

第48回は、菊地姫奈さんと女子トーク! 記事の前編をご紹介します。

■成人年齢引き下げ、大丈夫?

とり 今回もまた、前回に引き続き、私たちがこの『グラビア美女画報』の連載で語らせてもらった女のコをゲストにお呼びしています。ゲストは、昨年5月公開の第6回(「2020年『ミス少年マガジン賞』受賞の16歳・菊地姫奈の大人っぽさが、大人たちを魅了する理由(わけ)とは?」)で取り上げさせていただいた菊地姫奈さんです?!

菊地 わぁ、ありがとうございます!

金髪 私が菊地さんとお会いするのは、前に週プレ公式YouTubeチャンネルのコーナー「デジタル写真集、本人が語ってみた」に出演してもらったとき以来、1年ぶり。お久しぶりです!

菊地 はい、お久しぶりです。実はあのとき、かなり緊張していたんですよ。今よりインタビューの受け応えも上手くできていなかったと思うし、動画でも何をしゃべっていいか分からなくて、結構テンパっていました(笑)。

金髪 うん、その緊張は伝わってきていたよ(笑)。でも、だいぶ雰囲気が大人っぽくなりましたよね? 久々にお会いしてビックリしましたよ。もっとそわそわしていたイメージだったのに、今とても落ち着いてお話しできているじゃないですか。

菊地 えー、本当ですか?

金髪 本当に!

とり 15歳でデビューされた菊地さんも、この春から高校3年生ですもんね?

菊地 そうなんです。気付いたら3年生に、そして、成人になっていました(笑)。

金髪 そっか! 今年の4月から成人年齢が引き下げになったんだっけ。

菊地 はい。厳密にはまだ17歳なので未成年なんですけど、10月に誕生日を迎えたら、ついに成人です。まだ心の準備ができていません! 困ったなぁ(笑)。

とり グラビアから受ける印象は、ほかのページに載っている成人のお姉さんにも負けないくらい大人っぽいですよ。って、それとこれとは話が違うか。

菊地 素の私を知ってくださっているファンの方から、ギャップがあるね、とはよく言われますよ。大人しそうに見えて意外とよくしゃべるし、わりと子どもっぽいんだねって。

とり ギャップ、ありますよね。普段、歳の近いお友達と遊ぶときはどんな感じなんですか?

菊地 あまり友達が多い方ではないので、遊びに出かける頻度も多くはないんですけど(笑)。遊ぶとしたら、アニメやマンガが大好きなお友達と一緒に、スマホゲーム『あんさんぶるスターズ!』(男性アイドル育成ゲーム。通称『あんスタ』)のイベントを走ったり(ゲーム内にて開催されている"限定カードや限定ストーリーを入手できるイベント"で、限定の報酬をなるべく多く手に入れるべく、期間内に何度も繰り返しゲームをプレイをすること)、アニメグッズを買いに行ったりしていますね。

金髪 『あんスタ』って、ガチな人は結構やり込んでいますよね。イベントを走るために課金しまくっている人を、SNSでたまに見かけますよ。

菊地 それ、私です(笑)。最近、ついに課金にちょっと手を出してしまって......。

とり あらまっ! スマホゲームの課金は底無しですから、気をつけないと。

金髪 そうだよ。なんか途端に心配になってきた。成人年齢引き下げ、やっぱりちょっと早かったんじゃない?

菊地 だと思います。だって成人したら、自分だけでクレジットカードも作れちゃうんですよ? 今の感じだと、歯止めなく課金してしまいそう......。だから、成人しても、クレジットカードはまだ作らないでおきます!

とり うん、絶対にその方がいいと思います!

菊地 ですよね。それに、成人になると親の承諾なしにいろいろ契約もできるようになるんです。周りの大人の方たちから、大丈夫なのか?って心配されていますよ。

金髪 雰囲気は大人っぽくなっても、お話を聞いていると、中身はまだ高校生らしい部分がたくさんありますね。そこが魅力的なんだけど(笑)。とにかく、契約とかハンコを押すときは慎重にね!

菊地 はい......、気をつけます!

■もっと自発的になりたい!

とり それにしても、今改めて週プレ初登場のグラビア(デジタル写真集『ススメ、夏色女子高生』)を見返すと、スゴく幼いですよね。ご自身でもそう思いません?

菊地 思います。ちょうど先日、お母さんと「最近、表情が変わったよね」って話をしていたんですよ。回数を重ねるたびに、我ながら成長を感じます。

とり 具体的に、どんなところで?

菊地 いちばんは見た目ですかね。最初のグラビアは表情が硬いですし、素の自分を出し切れていません。でも、だんだん表情の幅が広がって、大人っぽいだけじゃなく、年相応な雰囲気も出せるようになったんじゃないかなぁって思います。

とり 自分のグラビアを俯瞰して見られているんですね。なかなか自ら「年相応な?」なんて感想、持てないですよ。

菊地 そ、そうなんですかね?......あの、「ふかん」ってどういう意味ですか?

金髪 客観的に、第三者視点で、みたいな意味です(笑)。

菊地 あぁ、なるほど(笑)! 確かに、グラビアで見る自分は"あかの他人"のように思えるので、俯瞰して見られている部分はあるかもしれないです。「このときの表情、こんなふうに撮ってもらえたんだ」とか「今回はこういう表情が足りていなかったな」と、撮影を思い返しながら、次に活かそうと思って見てはいるんですけどね。

2021年10月25日発売『週刊プレイボーイ45号』に掲載(デジタル写真集『楽しく、健やかに』収録・撮影/西條彰仁)より

金髪 例えば、このかき氷を食べているカットがトビラに使われているのは、ご本人的にどうなんです? めっちゃかわいいんだけど、自分に置き換えて考えると「え、この写真がトビラなの!?」って不思議に思っちゃいそうで。

菊地 何だろう。油断していると決まった表情にばかりになりがちなので、食べることで無意識な表情を切り取ってもらえるのはうれしいですね。しかもトビラに選ばれているのは、編集さんに、この素な感じが良いと思っていただけたってことですよね。

金髪 「素な感じが良い」というのは、まさにおっしゃる通りで。普通だったら「もっとキメ顔の写真があるでしょう」と思いたくなるところですけど、グラビアで良しとされる写真って、わりと抜けてる瞬間だったりするんですよね。それが分かっているなんて。本当に、自分のことを俯瞰して見られているね。

菊地 はい!(覚えたての言葉に自信満々な返答)

菊地姫奈デジタル写真集『春めく、ほのめく』(撮影/大辻隆広)より

とり デジタル写真集『春めく、ほのめく』にも、パンケーキやクッキーを食べている写真がありますね。

菊地 そう言われて見ると、ここ最近は何かを食べて撮影する機会が増えたかも?

金髪 食べている表情がかわいいから、みんな何かを食べさせたくなるんだろうね(笑)。

とり と、グラビアでの成長もさることながら、菊地さんの本来の目標は女優さんですよね。以前、この『グラビア美女画報』で公開したコラムにも書かせてもらったんですけど、菊地さんは、あの芦田愛菜ちゃんと同い年で、子役として活躍する彼女に憧れて女優を目指されたとか。

一度は親御さんに夢を反対されながらも、今こうして、自分の意志を曲げずに活動をモノにしているのは、素晴らしいことですよね。

菊地 あ、ありがとうございます(照)。

金髪 うんうん。グラビアだけにとどまらず、ドラマや映画にもたびたび出演されていますもんね。

菊地 そうですね。ありがたいことに、お芝居のお仕事もいくつかやらせていただいています。今後もいくつかお知らせできる作品があるので、ぜひ楽しみに待っていてもらいたいですね。

金髪 おー、スゴい!

とり ただ、子どもの頃に志した夢なんて、成長とともに無くなっていてもおかしくないものです。それほどまで女優の夢にひたむきになれる原動力は、一体何なんですか?

菊地 どちらかというと、女優さんになりたいというよりは、受け身な自分を変えたい気持ちの方が強くあったんですよね。芸能界は、何より自己発信が大事な世界じゃないですか。

積極的に自分の考えを表に出せるようになるには、コレしかないと、お兄ちゃんがタレント活動をしていた影響もあって、半ば勢いで「女優さんになりたい」と言い出したところも正直ありました。

金髪 そうだったんですね。実際、どうですか? デビュー3年目に突入して、受け身な性格が変化した実感はあります?

菊地 うーん、少しだけ!

とり 言ってもまだ3年目! まだまだこれからですよね。

金髪 そういえば、先月発売された週プレに登場した際のインタビューでは、菊地さんが「今年はSNSを頑張りたい」ということで「毎週金曜日に必ずTikTokの更新を行うのはどう?」と無茶振りをされていましたよね(笑)。それもまた自己発信の一貫だと思いますが、TikTokの毎週更新をはじめてみてどうです?

菊地 とりあえず1ヵ月、何とか継続できています。今日もこの取材前に、いくつか動画を撮りためて来ましたよ。でも、あまり撮りためすぎると同じ衣装の動画ばかりになっちゃうので、一気に撮ればいいという話でもなくて。それでも一応、更新を忘れないよう、ちゃんとスケジュールに記入して頑張っています!

金髪 おぉ~、真面目だなぁ。

菊地 継続が苦手なタイプではあるものの、言われたことくらいは続けられないとダメかなって。って本来なら、言われる前にやらなきゃいけないことですよね。

金髪 いやいや、言われてもやらない人はやらないから!

菊地 そ、そうなんですかね?

とり まぁ、受け身な自分を変えたくてこの世界に飛び込んだんですもんね。言われる前にの心意気は大事ですよ。

菊地 ですよね! これからはもっと、自発的に行動を起こせるようになります。

撮影/金髪りさ

★記事の後編は『週プレ プラス!』にてお読みいただけます

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【デジタル限定】菊地姫奈写真集「春めく、ほのめく」撮影/大辻隆弘 価格/1100円(税込)

●菊地姫奈(Hina KIKUCHI)

2004年10月19日生まれ 茨城県出身
身長160㎝
「ミスマガジン2020」で「ミス週刊少年マガジン」を受賞。ファースト写真集『はばたき』が発売中。2023年公開予定の映画『まなみ100%』に出演するなど、新進女優としても注目される存在。
公式Twitter【@k_hina_1019】
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公式TikTok【@k_hina1019】

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