スーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で、敵役のヒロイン・ソノニを演じ、注目を集める宮崎あみさが、『週刊プレイボーイ』の公式YouTubeチャンネルの『デジタル写真集、本人が語ってみた!』に登場した。
『本人が語ってみた!』は、人気女優やタレント、アイドルが、自身のデジタル写真集について撮影エピソードを織り交ぜながら解説するプログラム。宮崎は『かわいさマシマシ中。』について語っている。
本インタビューでは、動画に収録しきれなかったグラビアへの思いや『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』での制作裏話を聞いた。
ーー『語ってみた』の収録、お疲れ様でした! おまけカットを含めて合計4枚を選んで解説していただきましたけど、出演された感想は?
宮崎 普段から自分が出る雑誌は発売当日に買って、何回も何回も見返すんですよ。で、撮影のことを思い出しながら、お気に入りのオフショットを何枚もツイッターにアップするんです。なので今回とやってることは近いというか。自然な感じでお話できましたね。
ーー写真を選んだ基準は?
宮崎 いろんな笑顔を選びました。私、以前アイドルをやっていたんですけど、その頃からいつも笑顔を褒められるんです。自分も笑っているカットは好きなので、ここで是非見ていただきたいなと。あとは少しでも細く見えるカットを選びました(照笑)。
ーー十分スタイルいいと思いますけど。
宮崎 そんなことないですよ! 一体どれだけ撮影中にお腹を引っ込めることを意識していることか。"コピー用紙"みたいに薄い方っているじゃないですか。本当は私もそうなりたいんです。腹筋を頑張っているんですけど、なかなか目指すところまでは難しいですよね。
ーーグラビアをやってる方で、好きな方はいるんですか?
宮崎 頓知気さきなさん。ものすごく可愛いし、理想の体型です。
ーー頓知気さんは"コピー用紙"ではないと思うけど。
宮崎 あー、そうですよね。でも憧れるんです! 週プレさん、いつか会わせてください!
ーー担当編集に伝えておきます。そもそも宮崎さんはなぜグラビアをやるように?
宮崎 事務所がヤングジャンプさんの「制コレ'20」に応募してくれたんです。そうしたらうまいこと決まって。最初はあまり雑誌に出たりしてなかったんですけど、昨年3月に週プレさんに出たのを機に本格的にやるようになりました。あれからもう1年余りになりますね。
ーー最初は恥ずかしかったですか?
宮崎 そうですね。特に「制コレ'20」の頃は抵抗ありました。ただモジモジしていても仕方ないので、「どうとでもなれ!」感を全開にしたら、思った以上にうまくやれて。
いまはグラビアに出るのは楽しいですね。いろいろキレイな場所に連れていってもらえるし、あと何よりも撮影を通じ、自分が更新されている感じがするんですよ。昔は本当に"イモ"でしたからねー(しみじみ)。
ーーそんな宮崎さんもいまは「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に出演中。あれもオーディションですよね。
宮崎 そうです。確か4次審査くらいあったんですけど、今回が演技初挑戦で、正直なところボロボロ(泣)。でも、面接は素の自分を出してしっかりお話ができました。それがよかった気がします。
ーーどんなお話を?
宮崎 趣味、特技みたいなベーシックな質問から、将来の目標まで。「ずっと親孝行したいです」みたいなお話をしたら「いい子だね」って言っていただいて。最初はやっぱり緊張したんですけど、この時も「どうとでもなれ!」感が発揮されたのかもしれません(笑)。
ーー開き直れるって強いですよね。宮崎さんが演じる、ソノニはドンブラザーズの敵役・脳人(ノート)のヒロイン。随分とミステリアスなキャラクターですね。役作りはどうされたんですか?
宮崎 東映さんの他の作品はもちろんのこと、いろんな悪役・敵役キャラクターの動画を探して、研究しました。最初はトガヒミコちゃん(『ぼくのヒーローアカデミア』)みたいな猟奇的な雰囲気でいこうと思って現場に入ったら、監督さんに「感情を出さないでいい、妖艶さを出してほしい」と指示をいただいて、今の役を作っていきました。
ーー『語ってみた』の動画を見ても思いますが、随分と普段の宮崎さんとは雰囲気が違いますよね。
宮崎 すごく言われます。実際、普段の私とは正反対です。性格はもちろんメイクも全然違うので。でもだからこそ、演じていてものすごく楽しいです。
ーー現場ではどんなふうにお芝居しているんですか?
宮崎 まずセリフを覚えて、先にどんな風に演じるか何パターンかイメージして現場に入ります。そこから全体の雰囲気を確認して、一度頭をまっさらにした上で演じます。同じ脳人役の2人(富永勇也、タカハシシンノスケ)からもアドバイスをもらって参考にしていますね。
ーー現場での苦労なんてあります?
宮崎 特撮の現場は厳しいと聞いていたんですけど、まだそこまで怒られたり、大変だなと思ったことはなくて。苦労じゃないけど、ビックリしたのはこの間の撮影の時に、カメラマンさんに「宮崎くん」って言われたことです。普段は「宮崎さん」「あみさちゃん」「ソノニ」とか呼ばれるんですけど、「宮崎くん」は初めての経験で。なんだかドキッとしちゃいました。
ーー「オニシスター」役の志田こはくさんとは?
宮崎 仲良いですよ。ヒーローと脳人でシーンがあまりかぶらないので、たまにしか会わないんですけどね。楽屋が一緒の時は、2人でスムージーを買いに行ったりしています。先日なんてTikTokを一緒に撮っていたら、隣の楽屋にいたシンノスケくんに「すごく声が大きかったよ」と言われちゃって(笑)。楽しかったので、はしゃぎすぎちゃったのかも。
ーーそれにしてもソノニがどういう存在なのか、脳人がどんな集団なのかまだ明確にはわかないです。こっそり、この先、どうなるか教えていただけません?
宮崎 私もまだわかってないです(笑)。「ドンブラザーズ」ってすごくミステリアスなドラマですよね。私自身、毎週日曜にリアタイで見ているんですけど、謎が多いから考えているうちにいつの間にか終わってて。自分でもこの先どうなるか楽しみにしています。
ーー心して見続けたいと思います。ちなみに宮崎さんのライバルなんていますか?
宮崎 いないですね。自分が一番で最強です。
ーーおーっ!
宮崎 やっぱりそう思わないとこの仕事やっていけないですからね(笑)。いや普通に考えれば自分以上に可愛い子が山ほどいるのはわかるんですよ。でもそれを考え出すとどんどん自信なくなっちゃうんで。だから自分の中では自分が一番かわいいんです(きっぱり)!
ーー最後に将来の夢を教えてください!
宮崎 女優としていろんな役柄に挑戦したいです。等身大の役もやりたいし、医療ドラマみたいなシリアスなのもやってみたいし。そしていつかはハリウッド映画に出演して、エレベーター付きの大きな家に住みたいです。
ーーいきなり話が大きくなりましたね(笑)。
●宮崎あみさ(みやざき・あみさ)
2002年10月28日生まれ 東京都出身
身長149㎝ B78 W54 H82 血液型=A型
○スーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系、毎週日曜9:30~)にソノニ役で出演中。
公式Twitter【@miyazaki_amisa】
公式Instagram【@miyazaki_aa】
デジタル写真集『かわいさマシマシ中。』宮崎あみさ
撮影/小塚毅之 価格/1100円(税込)