6月20日(月)発売『週刊プレイボーイ27号』の表紙&グラビアに女優・逢沢りなが登場。
17歳だった少女は、30歳になった。グラビアと心から向き合い続けてくれる感謝を込めて。
■「フェアリー」と「内緒だよ」の記憶
――週プレとは長いお付き合いの逢沢さん。ザッと過去のグラビアを振り返ってみましょう。初グラビアは2008年で17歳の頃。『炎神(えんじん)戦隊ゴーオンジャー』のイエロー・楼山早輝(ろうやま・さき)役を務めるタイミングでした。
逢沢 懐かしいですね。当時はまだ芸能活動を始めたばかりの、ただの女子高生でしたから。衣装ではなく、私服での撮影でしたよね。
――革ジャンに、黒基調のワンピース。カッコいい私服でした。
逢沢 当時、アヴリル・ラヴィーンが大好きだったので、ロックテイストなコーデばかりしていたんですよ。イエローのオーディションも、この私服で受けました。それだけお気に入りの格好だったんだと思います。
――初めて水着の撮り下ろしをしたのは、2009年の秋。逢沢さんは18歳でした。
逢沢 それから連続して、カメラマンの川島小鳥さんに撮ってもらっていたんですよね。よく小鳥さんに「フェアリー(妖精)」と呼ばれていた思い出があります。あと、人さし指を立てて口元にあてる「内緒だよ」のポーズも覚えています。小鳥さんにお願いされるたびに、何度もやっていたなぁ。
――その後、2013年にファッション誌『MORE』(集英社)の専属モデルに。しばらくグラビアをお休みするも、2017年、4年ぶりにグラビア復帰されました。このときはどうしてまた?
逢沢 グラビアをやると、自分を見失わない気がしたからです。ふと過去のグラビアを見返したとき、何年分もの大切な瞬間が残っていることのありがたさに、ハッとしたというか。
――自分を見失わない、とは?
逢沢 モデルは、洋服を見せるのがお仕事。「あまり似合っていないなぁ」と思うファッションでも、魅力的に着こなさないといけない難しさがあります。でもグラビアは、等身大の自分自身を撮ってもらえる。10代の頃からお世話になっていますし、私にとって、とにかく素でいられる大切な場所だったと気がついたんですよね。
――女優、モデルでは得られない感覚がグラビアにはあったと。実際、その1年後の2018年には、久々に川島小鳥さんとの撮影が実現。逢沢さん自身、デビュー10周年の記念すべきタイミングでした。
逢沢 確か、韓国の釜山(プサン)で撮影をしたんですよね。久々の再会で、私も小鳥さんも、みんな年を重ねたんだなぁと、時間の流れを感じた記憶があります。
――初水着グラビアを意識したロケだったんですよね。再び、あの「内緒だよ」のポーズが見られるという。
逢沢 振り返ると、ドラマ『クズの本懐』(2017年)でも、頻繁に「内緒だよ」のポーズをしていました。「秘密の関係だよ」みたいな感じで。
――生徒を誘惑する悪女の音楽教師役で、濡れ場シーンが話題になった出演作でしたよね。逢沢さんと「内緒だよ」のポーズ。何か深い縁があるのかも?
逢沢 うふふっ。どうなんでしょう。また別の現場で、やっているかもしれないですね(笑)。
■いつかは下着のプロデュースも
――今回は、釜山での撮影から約4年ぶりのグラビアとなりましたが、いかがでしたか?
逢沢 久しぶりなだけでなく、30歳になって初めてのグラビアでもあったので、体形の変化が気になっちゃいました。ちょっと、二の腕にお肉がついてきたんじゃないかなぁって。
――いやいや、全然じゃないですか!
逢沢 いやぁ......。まぁでも、それも含めて今の私だと思ったので、撮影中は、自然体でいることを意識していました。初めましてのカメラマン・新津保建秀(しんつぼ・けんしゅう)さんとのコミュニケーションは新鮮でしたし、北鎌倉の新緑のなか、雨が降ったのも印象的でしたから。
――写真を見させていただいて、デビュー当時の面影を強く感じました。"フェアリー感"は、今も健在ですね。
逢沢 さすがにもうあの雰囲気はないだろうと思っていたので、そう言っていただけてうれしいです。私も、撮っていただいた写真を見たとき、あの頃の自分に戻ったような感覚になって、ホッとしたんですよね。
――戻るというと、昨年は『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に、今年は『仮面ライダーリバイス』のスピンオフドラマに出演。デビュー作であるスーパー戦隊の『ゴーオンジャー』と合わせて、3大特撮を制覇されましたね。
逢沢 そうなんですよ。こうしてまた特撮に戻ってこられて、本当に幸せです。それに、『ウルトラマン』は55周年(『ティガ』は25周年)、『仮面ライダー』は50周年の記念作ということで、特撮史のなかでも大事な作品に出させてもらえたことは、女優としても誇りです。しかも『トリガー』では、ヒロインのお母さん役。われながら、感慨深いです。
――グラビアしかり、特撮しかり。30歳の節目に、デビュー当時を思い出す機会が多々あったのは、運命的なものを感じますね。今後は、どんなお仕事をやっていきたいですか?
逢沢 下着が好きなので、自分でプロデュースをしてみたいです。私、アンダー(バスト)が細いほうなので、既製のブラだとサイズがなかなか合わないんですよ。買うたびに調整してもらうのも、プチストレスで......。
――合うサイズが少ないと、デザインも限られてきますもんね。
逢沢 だから、グラビアの撮影でかわいいランジェリーをたくさん着させてもらえたのは、うれしかったんですよね。同じ悩みを抱えている女性のためにも、頑張って実現させたいです。
――女優として、挑戦してみたい役柄はあります?
逢沢 そうだなぁ。いつかファンタジー系の作品に出演して、魔法を使ってみたいかな。『ハリー・ポッター』とか、夢のある作品が大好きなので。
――って、フェアリーに近づいてるじゃないですか!
逢沢 あっ、本当だ(笑)。
――では、もし魔法が使えるとしたら何をしたいです?
逢沢 えー、どうしよう? 散らかった部屋を一瞬にして片づけてくれる魔法とか?
――そこは現実的なんですね。
逢沢 あはは。便利な魔法だなぁと思いますけど。ただ、いつまでフェアリー感を持っていられるかはわからないけど、見たいと思ってくださる方がいる以上は、グラビアにも出させていただきたいですね。
■逢沢りな(Rina AIZAWA)
1991年7月28日生まれ 東京都出身
身長163㎝ 特技=バレーボール
〇2008年に『炎神戦隊ゴーオンジャー』で女優デビュー。以後、グラビアやファッション誌でも活躍。2021年、『ウルトラマントリガーNEW GENERATION TIGA』に出演。そして今年は『仮面ライダーリバイス』に出演して、3大特撮ドラマ制覇という偉業を実現した。7月クールのドラマ『警視庁強行犯係樋口顕 Season2』に出演決定。
公式Instagram【@aizawarina0728】
公式Twitter【@Rinaaizawa0728】
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