連ドラ主演、トーク番組ＭＣ、数々のＣＭ出演など。躍進を続ける"いげちゃん"こと井桁弘恵が、７月１１日（月）発売『週刊プレイボーイ３０・３１合併号』で１年ぶりにカムバック！ 表紙＆巻頭グラビアに登場した。
そのキラキラ輝く瞳を見れば、最近の充実感が伝わるはず。こうしてまたグラビアで再会できる幸せを噛み締めつつ、いげちゃんの現在地をじっくり聞いてみた。
■『ヒルナンデス！』のレギュラーを夢見て
――雨が降るなか、しっとりめのグラビアになりましたね。
井桁 前回、週プレさんに出させてもらったのは昨年の夏（２０２１年７月１２日発売号）。青空の下、元気なイメージで撮っていただきましたよね。あれから１年。今回は雨の雰囲気も相まって、少し大人になった私をお見せできた気がします。
――実際、この１年間で大人になった実感はあるんですか？
井桁 ありますね。以前は撮影中におなかがすくと、「このあと何を食べようかな？」って、自然と食欲に意識がいって注意散漫になっていたんです（笑）。でも今は、ちゃんと自分をコントロールできるようになりましたから。われながら成長を感じます（笑）。
――トーク番組『おしゃれクリップ』（日本テレビ系）のメインＭＣや『ヒルナンデス！』（同）の水曜レギュラーなど、お仕事の幅がグッと広がりましたよね。
井桁 「いつかは......」と思ってはいましたけど、こんなに早く目標が達成できてビックリです。特に『ヒルナンデス！』は、２年前、週プレさんのインタビューでも「出たい！」とお話しさせてもらいましたよね。ゲストに呼ばれるだけでうれしいのに、まさかのレギュラーです。どうすれば出演できるかを考えて、地道にアピールを頑張っていたあの頃の自分に「無駄じゃなかったよ」と言ってあげたいです。
――頑張ったこと、とは？
井桁 目標を聞かれたら、とにかく「『ヒルナンデス！』に出たいです」と言ってみたり、別のお仕事で日テレに行ったときに番組のスタッフさんを探してみたり。食リポでは、「スタッフさんと視聴者さんに届け！」と思いながらいつもやっていたんですよ（笑）。言霊（ことだま）って本当にあるんだなぁ。ふふっ、思い続けてみるものですね。
――『おしゃれクリップ』では、同じくメインＭＣの山崎育三郎さんと名だたるゲストをお迎えされていますね。
井桁 長く芸能界で活躍されている方がゲストに来られるとき、緊張がないと言うとウソになります。テレビ越しに見ると、皆さん、何もかもが完璧な大スターですから。でも、どんな方でも、カメラが回っていないところでは咳（せき）払いもするし、台本も読む。当たり前ですが、そういうなんでもないしぐさを見ると、私と同じ人間なんだと感じられて、ホッとするんですよね。新人の私がそんな方たちと一緒に番組作りをしているんです。感動と同時に、「もっと頑張らないと」と、自然と気も引き締まります。
――とはいえ、今これだけマルチにお仕事ができているのは、現場ごとに周囲の期待に応え続けてきたからじゃないですか。井桁さんも十分スゴい人ですよ。
井桁 全然まだまだ。なんなら私は、周りが思っている以上に自分自身に期待して勝手にプレッシャーを感じては、その期待値を超えられなかったと落ち込むタイプです。「今日はうまくできた。言うことなし！」って日は、ほとんどないんですよ。でも、だからこそ毎回「次はもっと頑張ろう」と気合いが入るのも事実。もしかしたら、こうしてひとりでもがき続けているのがいい方向につながっているのかもしれないですね。
■楽しいことに貪欲でいたい
――現在、２５歳。年齢を意識することはありますか？
井桁 しますね。特に２５歳を迎えた誕生日の日は、人生について深く考えてしまいました。もう四半世紀も生きたのかって。
――具体的に、どんなことを考えていたんですか？
井桁 この業界は、いつ何が起こるかわからない。だからずっとワクワクしていられるし、頑張れるんだなって。あらためて、ありがたい環境で働かせてもらっていることに気づかされましたね。私、最近思うんですよ。「お仕事がこんなに楽しくていいの！？」って。ドラマにしろバラエティにしろ、同じ内容を繰り返すことは二度とないですから。どの現場も常に新鮮で、スゴく楽しいんです。
――慣れないジャンルのお仕事に、不安を感じることは？
井桁 う～ん。逆に、お仕事に慣れるほうが不安ですね。もちろん、うまいコメントができずに落ち込むこともありますけど、いつまでもフレッシュな気持ちで臨みたいから、お仕事に慣れたいとはまったく思いません。一緒にいて楽しい人たちと、ずっと楽しくお仕事をしていきたい。その一心で、これからもいろんな挑戦を続けていきたいです。
――仕事に熱心ですね。
井桁 ふふっ。ただ今後の課題として、ひとつ、自分自身がワクワクできる趣味を見つけたいんですよね。お仕事と同じくらい全力で楽しめる趣味があるのってステキじゃないですか。これといった趣味がない私は、早くお仕事が終わって空き時間ができても、家に帰って寝るか、映画を見るかの２択。それはそれでいいんですけど、心から夢中になれる趣味ができたら、お仕事もさらに楽しめそうな気がするんですよね。
――って、結局お仕事なんですね！？
井桁 あくまでも私が充実させたいのは、プライベートじゃなくお仕事なので（笑）。お仕事を上回るくらい夢中になれる趣味に出会えたら最高ですけどね。
――なんだか、井桁さんらしい考え方かも。で、その趣味探しはこれからですか？
井桁 最近、リアル脱出ゲームに誘われたので行ってきたんですよ。４、５人のグループで謎解きをして、全力でゴールを目指して。脱出に成功したら、チームみんなでハイタッチをするんです。なかなかできる遊びじゃないですし、まだ趣味と言える感じじゃないものの、何かにハマる入り口になったらいいな。
――さらに毎日が充実しそうな予感がします。
井桁 やっぱり私、何事も楽しみたい性格なんだと思います。仕事も趣味も自分自身が全力で楽しまないと、周りには伝わらないですから。楽しいことに、貪欲に。この気持ちだけは忘れたくないですね。
■井桁弘恵（Ｈｉｒｏｅ ＩＧＥＴＡ）
１９９７年２月３日生まれ 福岡県出身 身長１７０㎝
〇日本テレビ系『おしゃれクリップ』（ＭＣ・毎週日曜２２：００～）、『ヒルナンデス！』（水曜レギュラー・毎週水曜１１：５５～）に出演中。現在、ファッション誌『ＭＯＲＥ』（集英社）の専属モデルとしても活動中です。最新情報は各ＳＮＳまで！
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