デビュー17年にして変わらず高い人気を誇る35歳のグラビアアイドル・戸田れいが、『週刊プレイボーイ』の公式You Tubeチャンネルの『デジタル写真集、本人が語ってみた!』に登場した。
『本人が語ってみた!』は、人気女優やタレント、アイドルが、自身のデジタル写真集について撮影エピソードを織り交ぜながら解説するプログラム。戸田はデジタル写真集『甘い夢のように』について語っている。本インタビューでは、初グラビアの感想についてなどを聞いた。
――週プレYou Tubeチャンネルの「語ってみた」では、約9年ぶりの撮り下ろしをまとめたデジタル写真集『甘い夢のように』について語っていただきました。
戸田 久々の撮り下ろし、本当に楽しかったです。改めてデジタル写真集のカットを見返すと、撮影当日のことをいろいろ思い出しました。綺麗に撮っていただいていますが、そんな写真の裏側にはハプニングもたくさんあったんですよ。
――ハプニングというと?
戸田 下着がズレてポロリ......みたいな。せっかくの週プレさんということで、雑誌グラビアでは過去最大の露出感に挑戦しようと意気込んでいましたし、それくらいは覚悟の上でしたけどね。もう全然慣れっこです(笑)。最悪出ちゃっても修正でごまかせるし(笑)、そんなことを気にするよりは、良い表情、良いポージングの写真を残してもらうことの方が大事だと思っています。って、随分ベテランみたいな発言だなぁ(笑)。
――さすがです。デビューから17年、35歳になられた今も現役で活動されている戸田さんは、間違いなくグラビア界のレジェンドですよ。
戸田 いやいや。逆にここまで続けさせてもらえているのが、ありがたいくらいです。そういえば最近、SNSに届くコメントを見ていると「私も戸田さんみたいに、いつまでも若々しくいたいです」と言ってくださる方が増えたんですよね。同世代の女性から支持していただけるようになったと思うと、素直にうれしいです。もう少し若い頃は、外国人から届くエッチな絵文字が大半を占めていたから(笑)。
――実際、スゴくお肌が綺麗ですよね。やっぱり美容にはこだわりが?
戸田 これがねぇ、全く無いんですよ。食生活はだらしないし、もともと太りにくい体質だからジムにも行ったことがない。「1min.自己紹介チャレンジ!」(「語ってみた」とは別収録)でもお話ししましたが、大好物はカップ麺。ほぼ毎日食べています(笑)。
――戸田さんといえばグラビア活動のかたわら、フレンチ料理店で副料理長をされているシェフでもあるのに!
戸田 それは仕事なので(きっぱり)。家にいるときは、みなさんの想像以上にズボラだと思いますよ。家も言うほど片付いていないし。カップ麺に関しては、新作を見つけるたびに買い溜めをしています。買ったその日の夜、一気に2~3個食べ切っちゃうことも。朝から「何食べよー。とりあえずお湯入れよっかなー」と、寝ぼけたままカップ麺を作ることもあります。楽に作れて、なおかつ美味しい。カップ麺は、ズボラな私にピッタリなご飯なんです。
――グラビアで披露されていた肉体美からは想像できないほど、ジャンキーな食生活ですね(笑)。
戸田 SNSには、おしゃれな器に盛り付けたパスタくらいしか載せていませんからね! 最近はお気に入りのカップ麺を食べ終わったあと、残ったスープに冷やご飯を混ぜるのがマイブームです。それから、いま流行りのキャンプ飯のひとつに"カップヌードルチャーハン"というのがあって。お湯を入れる前の固形になっているカップヌードルを砕いて、100ccの水とご飯を合わせ、フライパンでサッと炒めるだけ。これがまた簡単で美味しいんですよ!
――カップ麺愛が止まらない(笑)。もうひとつ意外だったのは、今日のお衣装。ロックTシャツなんて着られるんですね。めちゃくちゃカッコいいです。
戸田 ありがとうございます。やっぱり、グラビアやSNSで見るイメージだと"清楚でクールなお姉さん"って感じなんですかね? それはそれで間違いじゃないですけど(笑)、本来の私は、毎年サマソニ(サマーソニック)の時期になると、ロックなファッションに身を包みたくなる女なんですよ。
――サマソニに行かずして夏は終われないぞ! って?
戸田 まさに! しばらくコロナの影響で中止が続いていましたが、今年3年ぶりの開催が決まったときは、嬉しすぎてテンション上がりまくりでした。おぉーっ、夏が来たぞー! って。炎天下の中、ウォッカを飲んで、音楽に合わせ頭を振って暴れまくる。もうね、ちょー楽しいですよ。
――個人的に、心から人生を楽しめるようになるのは30歳からだと思っていて。ロックな戸田さんのお話を聞いていると、ますますそう思わざるを得なくなってきました。
戸田 その説、間違い無いと思いますよ。それこそ、私が人生でいちばん辛かったのは29歳のときで。「来年30歳になるけど、グラビアって何歳まで続けていいんだろう? グラビア以外の仕事もあるにはあるけど、いまいちパッとしないし」みたいな。未来について、ずーっと悩んでいました。
でも、いざ30歳になってみると「30歳ですけど何か?」と開き直れるようになったというか。何なら、自ら「もう35歳なんです」と言っては「えーっ! 見えないですね」と驚かれるのを待っています。実年齢より若く見られることに、快感を覚えちゃいました(笑)。たまに全くビックリされず、拍子抜けしちゃうこともありますけど。
――年齢を感じさせない明るいオーラの秘訣は、そのマインドにあったりして?
戸田 どうでしょう。まぁ、職業柄、年齢を気にしないわけじゃないですけど、「もう30歳だから......」と未来を諦めるよりは、「30歳だぜ! イェー!」くらいのメンタルでいた方がハッピーに生きられるのは確かですね。ただリアルな話、年齢的には結婚について考えることも多くて。グラビアアイドルは、ファンの方に疑似恋愛を売ることで成立しているお仕事。結婚するなら同時に引退するのがベストなんでしょうけど、応援してくださっている方がいる以上、続けていたい気持ちもあるんです。そうこうしているうちに、気付けばこの歳に......。今や、ファンの方から「れいちゃん、大丈夫?」と心配されています(笑)。
――ここだけの話、結婚のご予定はあるんですか?
戸田 今はないですけど、「この人だ!」と思える出会いがあれば、わりとすぐかもしれないですよね。結婚は勢いと言いますし。いずれにせよ、とにかく私は、日々ハッピーオーラ全開で生きていくだけです。
――年齢やら結婚やら、デリケートな質問ばかりしちゃってすみませんでした! 最後はグラビアの話をしましょう。キャリア17年の戸田さんが思う、今後やってみたいグラビアを教えてください。
戸田 動物と絡むグラビアは、まだやったことがないので興味があります。こう見えて私、動物が大好きなんですよ。地方ロケに行くと無意識のうちに毎回、現地のコーディネーターさんに「この辺はどんな動物が出るんですか?」と質問しているほどで。
――へぇ。例えばどんな動物と絡んでみたいですか?
戸田 毛の生えた動物なら何でも。無難に、犬や猫でも良さそうですね。もしくは、私は干支がウサギなので、ウサギとコラボしてみるとか。『プレイボーイ』創刊号の表紙も、確かウサギでしたよね?
――ウサギが表紙になっているのは、アメリカ版の『PLAYBOY(プレイボーイ)』ですね! 日本の『週刊プレイボーイ』創刊号の表紙はライオンでした。
戸田 あれっ、そうなんですか? じゃあ、次はライオンと絡んじゃいます!? ロックなグラビアになりそうだし、私に合っているかも(笑)。
■戸田れい(REI TODA)
1987年2月9日生まれ 東京都出身
身長161cm B83 W59 H88
趣味=ゴルフ 特技=料理
公式ファンクラブ『れいちぇるんち。』
公式Instagram【@rei_toda】
公式Twitter【@toda_rei】