10月31日(月)に11年ぶりとなる写真集『完成された未完成』を発売する高田里穂が10月17日(月)発売『週刊プレイボーイ44号』の表紙&巻頭グラビアに登場。
絶景の海を求め、沖縄本島から渡嘉敷島へと渡り、故郷・福岡県久留米市では28歳の誕生日を迎えた。自身を解放し臨んだ計7日間のロケを"ありのまま"の言葉で振り返る。
■ピュアな気持ちで挑戦した大胆露出
――昨年9月、本誌の仮面ライダーヒロイン特集号で11年ぶりにグラビアを披露。あれからはや1年がたちました。
高田 逆に、たった1年前の話なんですね。その後、週プレさんには何度もお世話になりましたし、もっと長い時間を共にしている気がしますよ。
――今年4月には初表紙にも抜擢(ばってき)。大活躍の1年間でしたね。
高田 とんでもないです。ただ今思うと、久々のグラビア復帰は、自分にとって必要な巡り合わせでした。おかげさまで新しいファンの方とも出会えましたし、お仕事の幅も広がって。今、これらすべての出来事が自信につながっています。感謝してもしきれません。
――今月末には、グラビア活動の集大成として写真集『完成された未完成』(集英社)が発売されます。
高田 せっかくなら写真集まで出せたらとは思っていましたが、まさか本当に実現するとは......。なかなかない機会ですし、悔いが残らないよう、打ち合わせには積極的に参加して、スタッフの皆さんと何度も意見交換を重ねて作り上げました。今まさに、写真の最終チェック真っ最中ですが、どのカットも素敵で、われながら見入っちゃっています(笑)。
――テーマは"ありのままの自分"。写真集の表紙にもなっている青い海を背景に白い衣装で撮影されたカットは、高田さんの表情といい、ロケーションといい、特に解放感に満ちていますよね。見ているだけで晴れやかな気分になります。
高田 沖縄に着いて3日目。今回の撮影で初めてご一緒させていただくことになった(カメラマン・熊谷)貫(つらぬく)さんとの呼吸もかなり合ってきたタイミングで、本当の意味でありのままになれた瞬間でした。
心の解放というニュアンスを込めて、自らの意思で大胆な露出にも挑戦させてもらいましたが、あのとき受けた風の気持ち良さは格別でしたよ。表情が崩れていようが、まったく気にならない。生まれたばかりの子供みたく、ピュアな気持ちになっていました。
――一方、笑顔とは真逆のうつろな表情も多々見られます。
高田 撮影期間中は、とにかく雨に見舞われる日が多かったんです。空も気まぐれに表情を変えているわけだし、私もその時々の気分に左右されながら撮られてみようかなと。笑いたくないときに無理やりテンションを上げても、違和感が残るだけですからね。1年前の自分だったら、ここまで素直な表情をさらけ出す覚悟は持てなかったと思います。
――では、今"ありのまま"を表現しようと思えたのはなぜ?
高田 芸能活動を始めた12歳の頃から、常に責任感と隣り合わせの環境に自分を追い込み、ずっと気を張り詰めてきました。いつの間にか、近寄りがたい人間になっていたと思います。
でも本来の私は、意外と楽観的で素直な性格。グラビアを再開してから「無邪気に笑っている姿が好き」と言っていただく機会も増えましたし、これからはもっとリラックスして、自分らしさ全開に生きてもいいんじゃないかと。そんな自分へのメッセージと意思表示を、形に残しておきたかったんです。陰から陽まで。写真集に写っているのは、すべて本当の私です。
■28歳の誕生日に故郷・久留米にて
――撮影は、高田さんの故郷である福岡県久留米市でも行なわれました。
高田 "ありのまま"をお見せするのに、生まれ育った久留米での撮影は外せませんでした。そこで、今の私がいったいどんな表情をするのかも気になりましたし。
――実際、上がった写真をご自身で見られてみて?
高田 撮影は帰省するたびにお参りしに行く高良(こうら)大社(芸能の神が祭られているとされる神社)など、なじみのロケーションで。「私は久留米にいるんだ」ということ以外、何も意識していませんでしたが、自然と幼い表情になっていましたね。
――その久留米での撮影日は、たまたま高田さんの28歳のお誕生日だったとか。
高田 本当に偶然だったんです。新しい1年が始まる瞬間に、故郷で撮影をしているなんて。これもまた巡り合わせだと思いましたね。ここからは‟本当の自分で勝負していけ"と、運命に背中を押された感じがしました。
――夜の福岡空港で撮られたシーンもありましたよね。写真集の中でも、特に印象的でした。
高田 空港で撮影しているとき、現場には両親もいたんですよ。16歳で上京するまで、東京でお仕事があるたびに何度も母に送り迎えしてもらった思い出があります。母はいつも私が乗った飛行機が見えなくなるまで、地上から見守ってくれていたそうで。当時、母がどんな気持ちで飛行機を見送っていたかを思うと、感慨深かったです。
■この先もずっと未完成なままで
――ここまでお話を聞いていると、写真集を通して、高田さんの新たな人生の始まりを感じるといいますか。それだけに「完成された未完成」というタイトルに込められた真意が気になりました。
高田 タイトルは、沖縄と福岡での撮影を終えた後、東京に戻る飛行機の中でふと思いついた言葉でした。私、もともと自分の未完成な部分を探しがちな性格なんですよ。今回の撮影を振り返っても、「ここが足りなかったな。もっとこうできたんじゃないかな」と思う場面がたくさんあって。
でも同時に、もう未完成な自分に悩むのは終わりにしていいんじゃないかとも思ったんですよね。過去の未完成は、未来へ進むために、今、完成された。この未完成は「完成された未完成」なんだって。
――すべてが完璧である必要はないと。
高田 はい。マイナスに聞こえるかもしれませんが、これは過去の自分をも受け入れる言葉なんです。きっとこの先も、自分に対して「完璧だ」と思える日は来ない。それでも、足りなさを感じるからこそ向上心が持てるし、未来の可能性も広がるはず。だから私は、この先もずっと未完成のままなんだと思います。
■高田里穂(Riho TAKADA)
1994年8月16日生まれ 福岡県出身
身長167㎝
○味の素睡眠サポートサプリ「グリナ」のCMに出演中。10月18日(火)20時~放送の『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系)の初回2時間SPに出演。
公式Instagram【@riho__takada】
公式Twitter【@RihoTakada】
★高田里穂写真集『完成された未完成』10月31日(月)発売!
定価:3300円(税込) A4判 ソフトカバー 144ページ 集英社
★『週刊プレイボーイ44号』(10月17日発売)に、特別付録DVD付き! 最新写真集『完成された未完成』の撮影現場に完全密着! 本人のインタビューも収録され、写真集を楽しむ上で必見の43分!
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