フリーアナウンサーの宇垣美里が『週刊プレイボーイ』で連載中のコラム「人生はロックだ!!」をまとめたフォトエッセイ『風をたべる2』を出版。10月30日(日)に都内で発売イベントを行なった。
フォトエッセイのグラビア部分は石垣島で撮影したそうで、「表紙にもなった与那国馬と一緒に海を泳いだのがすごく楽しくて、鞍なしで馬に乗ったのも初めてで新鮮でした」と振り返る。お気に入りのカットは草原で馬と一緒に写っているもの。「写真だけ見るとアイルランドかなと思うぐらい。広大な景色で気持ち良かったですし、馬が人懐っこくて楽しい思い出です」とその理由を語った。
エッセイに対する心がけとして「リズム感ある文章がすごく好きなので、さらっと楽しく読めて、そしてこんな人もいるから頑張ろうって思えるような、自分のちょっとダメなところも書く」と明かし、「それを読んで楽しんでいただけたらなと思って書いています」と話した。
そんな彼女のダメなところは「お仕事とか、友達と遊びに行くのは大好きなんですけど、出る直前まですっごい面倒くさくて、できれば家から出たくない」だそう。それをエッセイに書いたところ、友人からは「クズは私だけじゃなくてよかった」と言われたとのこと。「そういう勇気を与えていきたい」と力強く語った。
理想の男性像について記者から聞かれた宇垣。「そういうことを質問されるのが、すごく面倒くさいから、もう答えを書いちゃおうってことで、読んで頂ければ」とニッコリ笑い、フォトエッセイを宣伝しつつ、「でも結局は好きになった人がタイプだよねって話です」と質問に答えていた。
今後はエッセイだけでなく、小説も書きたいかという質問を受けると「お仕事をいただいたらってことになると思います」と答え、「この前ちょっとだけ書いてみて、使う筋肉がまったく違うなって。もともと本を読むのが好きなので、力んじゃう部分があるのかな」と話した。
最後にフォトエッセイについて「3年間の変化が如実に描かれている作品だと思うので、私はこの時どうだったかな? って自分ごとに置きかえて読んでいただければと思いますし、もちろん私のことを知っていただくのに、一番簡単な方法かなと思いますし、ダメなところもたくさん載ってるので、自分だけじゃないなって思っていただいてもうれしいなって思います」アピールした。