あらゆるギャンブルに精通し、どんな場面でも貪欲に勝ちを狙う男・じゃい。馬券でマンションを買ったという芸能界屈指のギャンブラーが、人生を勝ち抜く極意を教えます。
【今週のお悩み・第34回】じゃいさん、今年はどんな1年でしたか?
* * *
さあ、今年最後のコラムになりますので2022年にあったことを振り返ってみたいと思います。
いやぁ、今年はヘタしたら50年の人生の中で1番濃い年だったかもしれない、それほど激動の1年でした。まず、15年ぶりに免許を取りました。一生免許を取らず、一生車を運転することがないと思っていましたが、去年コロナで入院して、重症化の可能性もあり死を覚悟しました。
「もし生きてたら何をしようか?」
そう考えたときに「家族でドライブ旅行がしたい!」と思ったんです。そして、免許を取り、車を買いました。妻に非難されるのを承知で、高級車を買いました。それは競馬は夢があるということを演出する為でしたが、納車前に税務署が入り、多額の税金を納めました。
周りの助けもあり、長年競馬ファンから理不尽だと言われていた競馬の税金問題を改善するために活動することになりました。衆議院会館も行きました。政治家の人と対談もしました。ユーチューバーのヒカルさんとも対談しました。ワイドナショーにも出演しました。芸人ではなく専門家として。
「稼ぐメンタル」という本も出しました。そして7月には、生まれて初めての自分のお店「じゃいあーるえー」というバーを出しました。オンラインサロンも開設しました。
兎にも角にも、今年は生まれて初めてのことだらけでしたね。私は一芸人ですが、なんだかとんでもない方向に人生が進んでいます。決して予定通りではないですが、僕はこの人生を楽しみたいと思っています。
幸い、素晴らしい家族があり、周りの人達にも恵まれています。本当に感謝の日々を送っています。まだまだ激動の人生は続きそうですが、とりあえず今年一年ありがとうございました。そして来年からもよろしくお願いします。
さて、有馬記念は僕の本命ジェラルディーナがまさかの出遅れで、それでも3着に来たのはよかったです。出遅れがなければ2着には来ていたと思いますが、こんなことが起こるのが競馬です。2着なら的中していたのですが。
しかし、イクイノックスは強かったですね。キタサンブラックの価値も上がるでしょう。北島三郎さんも喜んでいるでしょうね。まだ今年はホープフルステークス、東京大賞典とありますが、競馬を楽しんで、なおかつ的中できたら嬉しいです。
それでは皆様、今年は大変お世話になりました。
良いお年を!
☆じゃいさんに相談したい悩み事を募集します! ペンネーム・性別、相談に必要な情報(年齢や職業など)があればそれも明記し、以下アドレスまで相談内容をメールでお送りください。じゃいさんが「ギャンブル的思考」でアドバイスします!
じゃい
1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には4432万円の馬券を的中させたことも。「稼ぐギャンブル」(太田出版)など著書も多数