「アキバMC会」に参加した(左から)風吹ケイ、未梨一花、藤乃あおい、柳瀬さき、船岡咲、秦瑞穂 「アキバMC会」に参加した(左から)風吹ケイ、未梨一花、藤乃あおい、柳瀬さき、船岡咲、秦瑞穂
12月26日、"グラドルの聖地"ソフマップ秋葉原で「アキバMC会 復活バリバリでオマタセ編」が開催。風吹ケイ未梨一花(みり・いちか)、藤乃あおい柳瀬さき船岡咲秦瑞穂の人気グラドル6名が集まった。

「アキバMC会」は、MCタレントのシャバダバふじが2013年に始めたイベント。グラビアアイドルのDVDイベントの進行を担うMCたちを集め、イベントの裏話や印象に残ったエピソードを明かす会。2部制で後半にはグラドルたちも登壇する。今回は18年以来4年ぶりの開催となった。

イベントの前半にはシャバダバふじをはじめ、赤松恵や村山ひとし、ありがとう・ぁみといったMC陣とともに、MCも務めるDVD制作会社であるリバプールの佐藤、竹書房の学園長、イーネット・フロンティアの飯森が登壇。

コロナ禍でイベントが軒並み中止になったことや、感染防止対策で人数を減らすため、ソフマップの名物スタッフ・成田がMCを務める機会が増えた話など、若干暗い話ではあるものの笑いを交えてトーク。

アイドル評論家であり、"レジェンドMC"と称される村山にいたっては、シャバダバふじが今回のイベント参加をお願いしたところ、「この1年、ソフマップに呼ばれていないので辞退させていただきます」と断ろうとしたことが暴露され、会場では爆笑の渦が起きた。


さらにイベントでは、この1年でソフマップの成田が衝撃を受けたDVDパッケージを紹介するコーナーも。

天木じゅんの『運命的二次元恋愛』が紹介されると、真っ黒な背景に顔と胸だけが浮かび上がったようなパッケージに、「これはギルド(販売元)しかできない」などの声が。"メーカーらしさ"が表れた作品にMC一同納得していたよう。

そして、岡本杷奈(はな)の『ハナミズキ』に関しては、横向きに寝そべっているにも関らず、縦位置のパッケージデザインを採用したことに「横位置は売れない」などの豆知識も披露された。

吉野七宝実の『磯自慢』 吉野七宝実の『磯自慢』
数々の作品が紹介されるなか、会場を盛り上げたのは、吉野七宝実(しほみ)の『磯自慢』と坂元誉梨(より)の『秘密にしてね』の2作品。

吉野の『磯自慢』は、手ぬぐいで胸を隠しただけの露出だけでなく、海女さんのような恰好で思わず目を引くパッケージ。しかも釣り好きの吉野らしさもあるという声も。

一方の坂元の『秘密にしてね』は、上半身はシャツを着て露出ゼロにも関らず、下半身は細いパンツのみというギャップがインパクト抜群。「これはすごかった」「めっちゃ話題でしたね」などの声が上がった。

坂元誉梨の『秘密にしてね』 坂元誉梨の『秘密にしてね』
続いて第2部では、グラドルたちも参戦。まず彼女たちが注目したのが、青と白のソフマップのロゴが描かれた"例の壁"だ。

ソフマップのDVDイベントは19年までアミューズメント館まで行なわれていたが、近年はパソコン・デジタル館で開催していた。そこにはこの"例の壁"もなかった。

「アキバMC会」に参加した風吹ケイ 「アキバMC会」に参加した風吹ケイ 「アキバMC会」に参加した未梨一花 「アキバMC会」に参加した未梨一花
風吹、未梨、藤乃のルーキー勢3人は、この日初めて見た"例の壁"に興奮。「初めてこの壁の前に立てました!」など大喜び。一方、柳瀬、船岡、秦のベテラン勢は「なつかしい~」など感慨深げだった。

さらにルーキー勢は会場の観客にも驚き。この日は80人の満員御礼となったが、コロナ禍で人数制限していたため、最大人数を入場させたのは初。ベテラン勢も久々の光栄に満面の笑みを見せた。

「アキバMC会」に参加した藤乃あおい 「アキバMC会」に参加した藤乃あおい 「アキバMC会」に参加した柳瀬さき 「アキバMC会」に参加した柳瀬さき
そしてイベントでは、ルーキーたちが経験したことのない、囲み撮影スタイルも体験。6名の参加者に囲まれ、ひとり30秒ずつ目線を向けて撮影する形だ。こうした撮影もコロナを機になくなっていたのだ。

3人は長時間、絶え間なく撮影されていることから、「目をつむる隙がなくて、目が乾く」「ずっと笑顔をキープするのがつらい」といった意外な苦労を吐露。

するとベテラン勢も同じ苦労をしてきたことを告白。「ポーズを変えて視線を落としてまばたきするといいよ」「真顔というかクールな感じの表情で顔を休めていた」など、リアルなアドバイスが送られた。

「アキバMC会」に参加した船岡咲 「アキバMC会」に参加した船岡咲 「アキバMC会」に参加した秦瑞穂 「アキバMC会」に参加した秦瑞穂
普段のDVDイベントは個々で行なわれるため、6人もグラドルが集まるイベントは希少な機会だ。未梨がMCのひとりに「またアキバMC会はしないんですか?」と提案したことから、今回の復活に繋がったそう。

4年ぶりに開催された「アキバMC会」は、コロナ以降、"グラドルの聖地"で行なわれた初の大規模企画とあって、グラドルたちも観客も大盛り上がりでイベントを終えた。