TikTokフォロワー46万人の大熊杏優
グラビアライター・とりと、グラジャパ！スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報～女子のためのグラビア講座』。第76回は、TikTokフォロワー46万人の大熊杏優（おおくま・あゆ）について。何かちょっと、昔、好きだったコに似ている......!?
誌面を見ながら「オイ！なにやってんだ！」
金髪 2月の＋スペシャルに、私の大好きな大熊杏優ちゃんが登場中です！ 大熊さんは、週プレのグラビアに初登場（2022年3月14日発売『週刊プレイボーイ』13号）する前からTikTokで注目していた女のコ。何だか嬉しいなぁ。
とり 昨年は初登場グラビア含め、1年で3回もの撮り下ろしが実現しました。勢いを感じますよね！
金髪 うんうん。だってかわいいからねぇ。
とり 金髪さんは、最初に大熊さんのTikTokを見たとき、どんなところが良いと思ったんですか？
金髪 えーっ、説明不要なくらいかわいいじゃん！ 仕草や雰囲気が小動物みたいだし、動画を見てもらうと分かるけど、声も特徴的でかわいいんですよ。
大熊杏優『ショートカットは正義だ。』（撮影／青山裕企）
とり 私も金髪さんも、昨年末にYouTubeで公開された「語ってみた」の収録で一度お会いしたじゃないですか。そのとき私が抱いた印象は、確かに「ホワホワしていて"ぬいぐるみ"みたいなコだな～」って感じだったかも。
金髪 ぬいぐるみ!? まぁ、そうとも言えるか（笑）。何ていうか、親しみやすい妹キャラ的なかわいさがありますよね。大熊さんみたいなコがギャルゲーに登場したら、「絶対に攻略したい！」と思っちゃうもん。
とり ギャルゲーって「ときめきメモリアル」みたいな恋愛シミュレーションゲームのことですか？
金髪 そうそう。実際「ときメモ」みたいな学園モノだったら、２年目に出会える後輩キャラだろうなあ。廊下で偶然ぶつかってとか、所属している部活動に新入生マネージャーで入ってくるとか。そういうシチュエーションの妄想を広げやすいコなんだよ。もう少し分かりやすく例えると「昔、好きだったあのコ」の記憶と重ねやすい親近感がある、って感じかな？
とり ほうほう。そう言われてみると、週プレ初登場グラビアの扉ページにも「昔、好きだったあのコに似ているかも!?」と書かれてありますね。そのあとの本誌でも、同級生の男のコ目線で描かれた淡い青春ストーリー的なポエムが展開されています。「片想いってわかっているけど、脈アリかもって思っちゃうところが......、オレってバカだよな。」って。読んでいて恥ずかしくなっちゃうなぁ......（照）。
2022年3月14日発売『週刊プレイボーイ』13号（撮影／青山裕企）
金髪 ほらー！ 「昔、好きだったあのコ」と重ねているのは、私だけじゃないってことだよ。それにしても良いよねぇ、こういう妄想ポエム（笑）。2作目のデジタル写真集のタイトル「ねぇ、そろそろ"あゆ"って呼んで欲しいな」とか、徐々に関係性が進展している様子がうかがえるしね。
とり いつもは私が妄想しまくっちゃっていますけど、今回は金髪さんの妄想が聞けるってことですね!? では、特に妄想の広がるカットを1枚教えてください！
金髪 そんなに期待されても困るよ！ でも好きなのは、それこそ『ねぇ、そろそろ"あゆ"って呼んで欲しいな』に収録されているこのカットですね。無邪気にソフトクリームを持っているのがかわいいじゃない？ 風でシャツがはだけて胸が見えちゃっているけど、そんなの気にしていなさそうな無垢さがたまらないよね。
大熊杏優『ねぇ、そろそろ「あゆ」って呼んで欲しいな』（撮影／Takeo Dec.）
とり このグラビアは、大熊さんにとって初めての北海道ロケだったのだとか。リアルにテンション上がっていそうですね（笑）。かわいいです。で、妄想はそれだけですか？
金髪 いや、妄想って普通これくらいでしょ！
とり そ、そうですか......。
金髪 逆に、とりさんは大熊さんグラビアをどう見ているのよ？
とり うーん、そうですね。最初は、まさに"ぬいぐるみ"的な、読者を無条件に癒してくれる笑顔を持った女のコだと思っていたんですよ。「語ってみた」の動画でも、喋り方があどけなかったり、緊張でワタワタしたりしている姿が実際の年齢以上に幼く見えたし、マネージャーさんや担当編集さんの接し方も、まるで"小さい娘を見守る親御さん"のようで（笑）、どことなく"愛おしさを感じさせるコ"だなって。
金髪 うんうん、そうだよねぇ。
とり でも、その「語ってみた」の収録が終わった後にインタビューをさせてもらったとき、「もうすぐ20歳になるから、その準備として『20代のうちにしておくべきこと』みたいな自己啓発本を読んでいる」と話してくれたんですよね。勝手に"ぬいぐるみ的な愛おしさ"を感じていたものの、彼女なりに生き方に迷うことがあるんだなぁと、その人間らしさにキュンときまして。
金髪 そこ、キュンとくるポイントなんだ（笑）。
とり そんな大熊さんの人間らしさを知った上で、＋スペシャルで公開中の最新グラビア（デジタル写真集『Tear Drops～prologue～』）を見ると、ただ無邪気なだけじゃない、大熊さんのリアルな心のうちが見えた気がしました。週プレでは4度目にして20歳になって初の撮り下ろし（自身初の奄美大島ロケ）だし、これまでと違った姿を見せなきゃ。これからは、女優の夢に向かって悔いなく全力を尽くしたい......。このカットの真剣な眼差しなんて、まさに20歳への覚悟を物語っていますよね。
大熊杏優『Tear Drops～prologue～』（撮影／田口まき）
金髪 このグラビア、タイトルに「Tear Drops」とあるように、涙を流しているシーンがあるんだよね。本誌のグラビアポエムには「ヤバイ、泣かせてしまった」と書かれてあって、「オイ！なにやってんだ！」と思っていたけど（笑）。なるほど、とりさんはそんなふうに妄想するのかぁ～。
2023年1月30日発売『週刊プレイボーイ』7号（撮影／田口まき）
とり 夢を追う20歳の頃なら尚更、恋人との喧嘩も白熱しがちですからね......。涙を流してしまう日もあるでしょう。
金髪 淡い青春ストーリーの続きは、今後どうなるんだろうね!? 個人的な希望としては、この先は一生、無邪気に笑っていてほしいよ（笑）。
今年は「seju」が来るぞ！
金髪 突然ですが、グラジャパ！集計の2023年1月の月間デジタル写真集ランキング1位は、桑島海空（くわじま・みく）さんの『海と空とJK』でした。実は桑島さん、大熊さんと同じ事務所に所属している女のコなんですよね。
とり へぇー、そうなんですね！ 現在高校3年生の桑島さんもまた、TikTokで注目を集めたインフルエンサーなんだとか。無邪気な笑顔がかわいいなぁ。
桑島海空『海と空とJK』（撮影／栗山秀作）
金髪 大熊さん、桑島さんが所属しているのは、芸能事務所「GROVE（グローブ）」のなかにある「seju（セジュ）」というレーベル。モデル・インフルエンサーとして若い世代から人気を集めているなえなのちゃんや高梨優佳ちゃんも所属しているんだけど、最近、SNSでかわいい女のコを探していると、だいたい「seju所属」のコなんですよね。だから私、「今年は『seju』が来るぞ」って密かに思っていて。
高梨優佳『ほっぺをツンツンしてもいい？』（撮影／田口まき）
とり じゃあせっかくだし、金髪さんが思う「seju」の魅力を教えてくださいよ！
金髪 単純に「かわいいなって思うコが多いから」なんですけど、そのかわいさを言葉にするとしたら、みんな"ナチュラル美人"なんですよね。"手の届かない芸能人"というよりは、飛び抜けてかわいいのに、どこか親しみやすさがあるというか。
とり ふむふむ。親しみやすさかぁ。確かに、いま名前が挙がっているコたちみんな、基本的にTikTokをやっていますもんね。身近な雰囲気があるの、何となく分かる気がします。
金髪 でしょでしょ。いまはSNSでの人気が主だっているかもしれないけど、今後はテレビや雑誌など、マスメディアでの活躍も増えていくんじゃないかなぁと期待しています。というのも、今どきのコの間では、高嶺の花すぎる存在より親しみやすいキャラクターの方が人気が出ていると思うんですよ。実際、地上波で冠番組を持っているYouTuberもいるわけですしね。既になえなのちゃんはバラエティ番組に出ているし、「seju」はその先駆けチームになるんじゃないかなぁ。
とり なるほど。最近はグラビア界でも、YouTuberやTikTokerなどSNS発の女のコが人気を博すパターンが多いですもんね。ただ、いろんな界隈から親しみやすい人気者が出てくるのは面白いと思う反面、"インフルエンサー"って言葉が乱用されているのは、個人的に気になるところかも。
金髪 というと？
とり 例えば80年代に"聖子ちゃんカット"が流行ったり、90年代に"アムラー"と呼ばれるファッションが流行ったりしたのは、松田聖子さんや安室奈美恵さんがアーティスト（表現者）として活躍したから、ビジュアルでの影響力を持ったんだと思うんですよね。でも今は、何かを表現する前に"インフルエンサー"という言葉だけがひとり歩きしているような気がして、少し違和感があるんです......。
金髪 でも、リアルに今の若いコたちの多くは"インフルエンサー"に憧れているんだと思うよ。言ってしまえば、SNSやテレビの垣根には、ほとんどこだわっていないんです。"インフルエンサー"になってアーティスト活動をしているコだって、たくさんいるわけじゃない？ それは「アーティストになりたい」とはまた違う気がするんですよね。
とり そ、そうですよねぇ。分かってはいるんですけど......。
金髪 「seju」は、そんな"インフルエンサー"としてジャンルレスに活動したい女のコの考えに寄り添ったレーベルなんだと思う。スゴく今どきだよね。私が注目している理由を真面目に語ると、そんなところかな。
とり 私も、考え方をアップデートしていかないと......。って、ひょっとして金髪さんもインフルエンサーに憧れがあるんじゃないですか？
金髪 いや、私はただ自分が目立つ仕事がしたいだけだよ（笑）。
金髪りさ
1992年生まれ、兵庫県出身。
元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。
趣味／ホラー映画鑑賞
Twitterアカウント【@sutekiend】
とり
1997年生まれ、兵庫県出身。
妄想を得意とするグラビアライター。
趣味／散歩、レコード収集
Twitterアカウント【@seikatsu_tori 】
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