『どうする家康』で大河ドラマ初出演、ラブコメヒロイン抜擢など表現の幅も広がり、さらに勢い増す女優・関水渚が2月20日（月）発売『週刊プレイボーイ10号』の表紙＆巻頭グラビアに登場！
長崎の地で魅せた"ありのままの姿"とは？ 本人に2月22日（水）に発売する写真集『なぎさ日和』の見どころを語ってもらった。
■相性バッチリな長崎の地
――約３年ぶりの写真集です。撮影してみて、当時との変化はありましたか？
関水 自分自身を自由に表現できるようになったことですかね。カメラマンさんとも波長が合って好きにやらせてもらえました。今の自分が持っているすべてを、何も取りつくろうことなく表現できたかな、と。
――特にそれを実感した場面ってあるんでしょうか？
関水 滝で撮影したのですが、水音が大きいし、カメラマンさんとの距離も遠かったので指示が聞こえなかったんです。前なら「どうしよう」ってオドオドして困ってしまったと思うのですが、指示がないなりに動いてみようって思えたときですね。
――水着の撮影も久々でしたよね。どうでしたか？
関水 水着は全身で表現できるのがいいなって。痩せて健康的なスタイルになったことで、恥ずかしさもなくなり、動きの自由度が増したと思います。
――とにかく楽しそうですよね。
関水 そうですね。私も出来上がった写真を初めて見せてもらったとき、「楽しそうだなぁ～」って思いました（笑）。あと写真集には本当に無防備すぎて、"ヤバい！"って思うカットも多々あって。
――えっ、そんなのありましたっけ？
関水 食べているシーンはどれもすごいことになっていますよ。佐世保バーガーとかかぶりついちゃっているし。素の、普段の私が全開になっていますね。
――今回の写真集では食べているカットがたくさん収録されていますよね。
関水 撮影するたびに何かしら食べていた気がします（笑）。本当にどれもおいしくて、幸せでした。
――選ぶのが難しいとは思いますが、中でも印象的だった食べ物を教えてください。
関水 迷いますねえ......。そうだなあ、戸塚市場で食べた野菜がたっぷり入った餃子（ギョーザ）は東京にない味で衝撃的でしたね。あと撮影の最終日に茶碗蒸し発祥のお店でお昼ごはんを食べたんですけど、そこで食べた〝ばってら〟もめちゃくちゃおいしくて。「こんなにおいしかったんだ!?」って再発見できましたね。茶碗蒸しもボリューミーで、おなかいっぱいになった思い出です。
――そもそもなぜ、長崎で撮影することになったんですか？
関水 スタッフさんが私に合うと思って選んでくださったんです。長崎は自由でのんびりとした空気が流れていて、初めて行った場所なのに心がざわざわしないというか、居心地が良くて。料理も全部口に合うし、立ち寄ったお店の方のテンションとかもちょうどいいんですよ。「すごい！」って驚きましたね。
――長崎と相性バッチリだったんですね。
関水 はい。終始安心できて、自分にぴったりな場所だなという気持ちで撮影していました。
■2023年は最後までやり遂げる
――今年はNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演されましたが、初の大河ドラマの現場はどうでしたか？
関水 すごく緊張して身構えていたのですが、撮影現場に行くと皆さん和気藹々（あいあい）としていて緊張損でしたね（笑）。
――関水さんが尊敬する有村架純さんとも交流が？
関水 有村さんは本当に優しくてかわいくて、お姉ちゃんみたいな方なんです。実は私が先にクランクアップしたのですが、その日、わざわざプレゼントを用意して私の出番が終わるのを内緒で待っていてくださったんですよ！ まさかまさかのサプライズで本当にうれしかったですね。
――憧れの先輩からだと喜びもひとしおですね。すてきなエピソードをありがとうございます。ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』（テレビ朝日系）ではラブコメに初挑戦しました。
関水 ラブ"コメディ"なので、表情とかしぐさとかすべてがオーバー。最初は演じるのに苦戦しました。これまでは役の気持ちを中心に考えて演じていたんですけど、それって私の自己満足で、コメディは視聴者の方に笑って楽しんでもらえることが一番大切だなって気づいたんですよね。新しい発見が多くて、学びの現場です。
――関水さんが演じるヒロイン・いつかとの共通点は？
関水 似ているようで似ていなくて。私はあそこまでズボラになれないですね。マイルールがあって、きっちりとしていたい部分はきっちりとしていたいので。でもいつかが左右違う靴下をはいているのを見て、「こういうのもありか」ってマイルールが緩和されそうにはなっています（笑）。
――ズボラはうつるんですね（笑）。そんないつかに振り回される管理人さん（藤ヶ谷太輔さん演じる主人公）もほほえましいです。
関水 ハハハ。根が努力家だから環境が変わっても全力でがんばっちゃう。すてきな人ですよね、管理人さんって。今後もありえない展開が待っているので、見逃さずチェックしてほしいです。本当、展開が急でおもしろいドラマなんですよ（笑）。
――というわけで勢いのいいスタートダッシュで幕を開けた2023年ですが、今年の目標を教えてください。
関水 いやぁ～......、けっこう投げ出し癖があるので、"最後までやり遂げる"が目標ですね。
――ちなみに去年投げ出してしまったものは？
関水 いっぱいありすぎて（笑）。すでに今年も英字新聞で英語を学ぶ教材を買ったんですけど、完全に三日坊主で止まっていますね。でもこれは撮影が始まって忙しかった、という理由もあるので......（笑）。
――それは誰もが「しょうがない」と納得の活躍ぶりなので、ノーカウントにしましょう！
関水 ありがとうございます（笑）。じゃあ、これから「やりたい！」って思ったことに関しては、最後まで言い訳をせずにやり遂げられるようにがんばります！
――では最後に読者の方にメッセージをお願いします。
関水 お久しぶりです。こうしてまた、週プレに帰ってくることができました。写真集『なぎさ日和』では普段見られない、演じていないありのままの関水渚をたくさん見ていただけると思います。私を知っている方も、知らない方も楽しんでいただける一冊になっているので、ぜひ手に取って見てもらえるとうれしいです！
■関水 渚（Nagisa SEKIMIZU）
1998年6月5日生まれ 神奈川県出身
身長159㎝ 血液型＝O型
○2017年4月に「アクエリアス」のCMでデビュー。テレビ朝日系 オシドラサタデー『ハマる男に蹴りたい女』に（毎週土曜23:00～）ヒロイン・西島いつか役で出演中。NHK大河ドラマ『どうする家康』（毎週日曜20:00～）にお田鶴（おたづ）役で出演。
公式Instagram【@nagisa_sekimizu】
★関水渚写真集『なぎさ日和』2月22日（水）発売！
撮影／三瓶康友 定価：2970円（税込） B5判 128ページ 集英社
★写真集発売イベント3月4日（土）開催予定！
詳細は関水渚写真集『なぎさ日和』公式 Twitter【@nagisaphotobook】をチェック。
★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス！』をチェック！【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】