立ち技打撃格闘技興行「RISE」を彩るラウンドガール「R-1SE Force 2023」のメンバー8名が4月20日、翌21日に開催される「RISE167」の公開計量前に登場した。4月3日のメンバー発表後、報道陣の前に全員が集まるのは今回が初めて。
継続メンバーは5年連続の桜りん、3年連続の高橋凛、ともに2年連続の宮原華音、大貫彩香の計4名。加えて、「ミスFLASH 2021」「日本レースクイーン大賞 2019」の2冠に輝いた霧島聖子、「日本レースクイーン大賞2022」で新人部門グランプリを受賞した七瀬なな、SNS総フォロワー150万人越えのぽぽちゃん、現役大学生で18歳のセラという注目の面々が新メンバーとしてリングを盛り上げる。
公開計量前、週プレNEWSは8人のメンバー全員に独占インタビュー。自身の推しポイントや格闘技の魅力について話を聞いた。
■5年連続で選出 「RISEのラウンドガール」が桜りんの代名詞に
――5年連続でRISEのラウンドガールを務めるのは快挙ですよね。選ばれたときはどんな気持ちでしたか。
桜 こんなに長くRISEのラウンドガールができるなんて、思ってもみませんでした。中にはしつこいと思う人もいるかもしれないけれど(笑)、「会場でまた会おうね」と、たくさんの人に言ってもらえて、とてもうれしかったです。
――ラウンドガールの回数を重ねるにつれて、試合の見方にも変化があるのではないでしょうか。
桜 過去の試合を生で見ているからこそ、出場する選手の試合にかける思いが手に取るように分かってきました。私自身、誰を応援したらいいんだろうと思うくらい、一人ひとりの選手に対して特別な思い入れがあります。
――「R-1SE Force 2023」への意気込みをお願いします。
桜 ラウンドガールをはじめてから、ありがたいことに格闘技界隈で私の知名度が高くなったように思います。RISEのラウンドガールといえば、桜りんと思ってくれている人もいるようでうれしいですね。
私の活躍を通して、RISEの魅力を知ってもらえるきっかけになりたいです。InstagramやTwitterでも、試合の様子やコスチューム姿をたくさん載せるので、そちらもチェックしてください!
■高橋凛 17キロダイエットに成功 「引き締まった体を見て」
――高橋さんはもともと格闘技観戦が趣味だとか。
高橋 ラウンドガールを始める前から、格闘技観戦が大好きです。命がけで減量したり戦ったりしているところはかっこいいし、尊敬しています。今年もラウンドガールとしてRISEの試合に関わることができて、身の引き締まる思いです。
――RISEの注目選手は誰ですか?
高橋 ラウンドガール3年目なので、思い入れのある選手が多くて悩みますが、中村寛選手と直樹選手(RISE167ではメインマッチを務めた2人)には特に注目しています。中村選手が直樹選手に椅子を投げつけていたところが印象に残っているので、この2人の関係性には今後も目が離せません。
――リング上での高橋さんの推しポイントを教えてください。
高橋 実は昨年、コロナ禍を機に筋トレを始めて、17キロのダイエットに成功しました。でも胸は痩せずに、Iカップを維持しています。今も週2でジムに通って筋トレをしているので、引き締まった私の体に注目してください。
■宮原華音 ラウンドガールと格闘選手の二刀流
――宮原さんといえば「戦うラウンドガール」。1月22日に行われたアマチュア大会に出場し、1ラウンドで見事なKO勝ちでした。
宮原 昔から空手をしていて、全国大会で3年連続優勝した経験があります。格闘技が好きすぎて、ラウンドガールもやりたい!と思って、オーディションを受けたんです。格闘技は見るのもやるのも大好きですね。
――鍛え上げられた腹筋が印象的です。
宮原 バキバキに割れた腹筋が自慢で、インスタでも「腹筋見せて」というコメントをたくさんもらいます。試合に向けて練習や筋トレ、減量などをしてきれいに割れているので、ぜひ腹筋に注目してください。
――「RISE167」ではキックボクシングのプロデビューを果たします。試合直前の心境を教えてください。(※試合は見事KO勝ち)
宮原 今は頭の中でずっと試合をシミュレーションしていて、ラウンドガールのときとは違う緊張感があります。でも、メンバーが傍で応援してくれているので、心強いですね。
――メンバーも、注目の試合に、宮原華音選手と金子久美子の試合を挙げていました。
宮原 メンバーは私以上に緊張していると言っていました(笑)。「宮原華音選手」としてしっかり勝って、ラウンドガールとしての務めも全うしたいです。
■大貫彩香 「小麦肌とくびれを見て」
――グラビア、ラジオMC、そしてラウンドガールとさまざまなジャンルで活躍している大貫さんですが、昔は「シャイな性格だった」というのには驚きました。
大貫 学生時代はシャイな性格でいじめられたこともあるのですが、スポーツの存在に救われました。バドミントンのクラブチームに所属したことで人との輪が広がり、疎外感を感じなくなったんです。この経験を機に、芸能界に入ってからは、スポーツにまつわる仕事をするようになりました。ラジオでも、スポーツをテーマにすることが多いんです。だからラウンドガールも絶対にやりたいと思っていました。
――とはいえ、オーディションのときはかなり緊張したそうですね。
大貫 結果的に2年連続で選んでいただけましたが、オーデションの時はかなり緊張しましたね。会場にはたくさんの参加者がいて、桜りんちゃんの姿もありました。4年連続で選ばれていたりんちゃんもオーディションを受けていることに驚きつつ、「私なんかが受かるのかな......」と不安な気持ちになっちゃって。
でも、緊張しても仕方ないと割り切り、オーディションでは格闘技やスポーツの素晴らしさをのびのびと語りました(笑)。片意地張らず、自然体でいられたのがよかったのかなと思います。
――今年は健康的なボディを目指しているのだとか。
大貫 ファンの方から、小麦色の肌とくびれがいいねと言ってもらえることが多いです。痩せすぎないメリハリのある健康的なボディを目指しているので、リング上でも披露したいです。
■霧島聖子 「見た目はセクシー、中身はオタク。ギャップを楽しんで」
――「日本レースクイーン大賞 2019」でレースクイーン大賞にも選ばれたことのある霧島さんですが、ラウンドガールが初めてなのは意外でした。
霧島 ラウンドガールもしているレースクイーン仲間が周りにたくさんいるので、「私もいつかリングに立ってみたい」という思いはずっとありました。「R-1SE Force 2023」に選ばれたことは光栄ですし、早くたくさんの人の前に立ちたいです。私、見られることに喜びを感じるので(笑)。
――霧島さんは「R-1SE Force 2023」の中でもセクシー担当のイメージがあります。
霧島 私、セクシー担当になりがちなんですよね。目や声がエロいとよく言われます(笑)。でも中身はただのオタクなんですよ。
――え、かなり意外ですね!
霧島 アニメやマンガが好きで、カラオケでもアニソンを歌います。実は歌手デビューもしていて、出した曲が音ゲーに使われているんです。見た目はセクシー、中身はオタクなギャップを楽しんでください。
■七瀬なな 「レースクイーンの次は、ラウンドガールとして人気に」
――「日本レースクイーン大賞2022」の新人部門で見事、グランプリに輝きました。
七瀬 レースクイーンに続き、ラウンドガールという大きな舞台に自分が経つとは夢にも思いませんでした。まだ実感がなくて、小さいときにテレビで観戦していたような格闘技の試合に自分が関わるのは不思議な気持ちです。
――格闘技はよく見ていたんですか。
七瀬 テレビで放送されるような有名選手が出ている有名な試合は見ていましたが、正直そこまで詳しいわけではなりませんでした。でも、ラウンドガールに選ばれていろいろな試合を生で見るうちに、臨場感や選手のストーリーに惹(ひ)かれて、虜(とりこ)になりました。
最近は、「R-1SE Force 2023」のメンバーとしてRISEの魅力を伝えるためには、どのような言葉を選んでPRをすればいいんだろう、と考えながら試合を観戦しています。
――七瀬さん自身の魅力を教えてください。
七瀬 「目」ですかね。芸能の仕事を始めて、目が印象的だと褒めてもらうことが多く、自分のチャームポイントだと気づきました。会場で私を見かけたら見つめてくださいね。
■ぽぽちゃん 「バズるラウンドガール」がRISEに参戦
――コロナ前はビールの売り子として働いていたとか。
ぽぽちゃん 1日400杯くらい売ったこともあるんです。売り上げを上げるには、お客さんとのコミュニケーションも大事ですが、「あの席はそろそろビールを頼むだろう」「この時間はビールが売れやすい」など、頭で計算しながら行動するようにしていました。
――すごいですね。重いビール樽を背負いながら移動するため、体力もないと厳しいですよね。
ぽぽちゃん もともと筋肉質なのと、4~5年働いていたので、体力はついていたんですよね。部活のような感覚でした。RISEの試合でも、許されるのであれば、ラウンドガールとビールの売り子を兼務したいです(笑)。
――スポーツ観戦にも興味があるんですか。
ぽぽちゃん ビールの売り子を始めたときは、野球が好きというわけではなかったのです。でも働いているうちに非日常や観客同士での一体感を味わえることが楽しくて、今はスポーツ観戦が好きです。
以前、ラウンドガールをしたときに「バズるラウンドガール」として話題に上がったことがありました。「R-1SE Force 2023」では、私がきっかけで、RISEや格闘技に興味を持ってもらえるような活躍をしたいです。
■最年少18歳大学生のセラ 「ド新人です。セラと呼んでほしい」
――セラさんは「R-1SE Force 2023」の中で最年少の18歳です。今日はかなり緊張しているそうですが。
セラ 今年、大学生になったばかりです。芸能活動もまだほとんどしていなくて、すべてにおいてド新人です。このインタビューも緊張しています。でも格闘技は好きで試合もよく見に来ているので、ラウンドガールとしてリングに立てることにワクワクしている気持ちもあります。
――みなさんからは何て呼ばれたいですか。
セラ 「セラ」って呼んでください。名前を読んでもらえたら緊張がほぐれそうな気がします。
―― セラさんのアピールポイントを教えてください。
セラ えくぼがかわいい、と言ってもらうことが多いです。だから笑っている姿を見てほしいし、新しい魅力をみなさんに見つけてほしいです。