出世作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ではコミカルな演技が話題に。以降も立て続けにドラマ出演を重ね、お芝居の道をひた走り続ける志田こはくさん。もう子供ではない、しかし大人でもない、そんな微妙なお年頃。5月22日(月)発売『週刊プレイボーイ23号』のグラビアでは、今、この瞬間の彼女をいろいろなアプローチで切り取りました。
* * *
■スーパー戦隊の1年は私にとって「青春」
――前回のインタビューが昨年2月、「スーパー戦隊号」の表紙撮影のときだったので、久しぶりのご出演です。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャストとして走り切った1年間は、こはくさんにとって激動の時間だったと思います。どんな1年でしたか?
志田 スーパー戦隊でいっぱいの1年間で、私にとって高校生活最後の年ということもあったので、まさに「青春」でした。学校にいるよりも撮影現場にいることが多かったですし、部活動をしているように毎日楽しく撮影していました。
――1年前と変わったことは?
志田 メンタルが強くなったのと、年上の方ばかりだったので、話しかけていただくことが多くて、話すことが好きになりました。
――メンタルが強くなった要因は?
志田 それまではお芝居未経験で、パイロット監督(シリーズの方向性を決める監督)の田﨑(竜太)監督に厳しくご指導いただいたので。最初は落ち込んだり家で泣いたりしていたんですけど、途中からは前向きにとらえられるようになりました。
――そこでの経験が近作でも生きている、と。『ドンブラ』の放送終了後も、『私がヒモを飼うなんて』『ガチ恋粘着獣』とドラマ出演が続いています。今一番やってみたい役は?
志田 10代最後の年なので、10代にしかできない役......制服を着る作品に出たいです。
――5月25日で19歳。
志田 そうです! だから今回のグラビアは、18歳の私の最後のグラビアです(笑)。
......あとは『わたヒモ』も『ガチ恋』も『ドンブラ』も、テンションが高めで明るい元気な女のコという感じだったので、落ち着いた役やダークな役、サイコパスなどの役にも挑戦できるように、日々邁進(まいしん)していきたいと思っています。
――役者業に対する思いは、この1年で強くなりました?
志田 はい。スーパー戦隊の現場でお芝居の楽しさを知ることができたので、これからもいろいろな作品や役に出会えるよう、まずは目の前のお仕事を頑張りたいです。
――どういうところが楽しいですか?
志田 私、人に合わせてしまうところや、喜怒哀楽を前面に出せないところがあまり好きじゃないので、自分とは違う役に出会えたときに、こういう生き方もいいなって思えるし、自分じゃなくなる瞬間がすごく好きです。
――そうなんですね。今の仕事を始めて、ご自身の性格に変化は感じますか?
志田 何か動じなくなったような......。ブレずに生きていけるようになりたいなと思っています。
――ご家族は、演技をしているこはくさんを見てどんなことを言ってくれますか?
志田 いい意味で顔が変わったよね、と言ってくれています。スーパー戦隊では顔芸やモノローグも多くて、監督さんたちから「もっと表情豊かに」とアドバイスをいただいて。両親は最初からずっと見てくれていたので、そう感じたのかもしれません。
『わたヒモ』も、第1話は一緒にリアタイ視聴して、私が映った瞬間の第一声が「かわいい」でした(笑)。
――いいご両親。相変わらず家族仲が良さそうですけど、ひとり暮らしをしたいという思いはありませんか?
志田 周りの芸能関係の方はみんなしていて、少しうらやましい気持ちもあるんですけど、私、家事ができないんです。割と両親に依存していて、居心地もいいので。
――お姉さんとは微妙に違う理由。(姉の)音々さんは「家族旅行のときに自分だけ留守番してたのが寂しすぎて無理」と言っていました。
志田 姉のパスポートだけ期限が切れていたときの話ですね。
――そんな理由!? 行き先は?
志田 シンガポールです。
――それは寂しすぎても仕方ない(笑)。
(スタイリング/安藤真由美 ヘア&メイク/吉㟢沙世子[io])
●志田こはく
2004年5月25日生まれ 埼玉県出身
身長158㎝ 血液型=A型
趣味=ダンス、野球観戦 特技=フィギュアスケート、なわとび
〇ドラマL『ガチ恋粘着獣』(ABCテレビ/毎週日曜23:55~、テレビ朝日系/毎週土曜26:30~)にゆっこ役で出演中。特撮ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にオニシスター/鬼頭はるか役で出演。ドラマ『私がヒモを飼うなんて』に五十嵐桃役で出演。
公式Twitter【@shida_kohaku】
公式Instagram【@shida_kohaku】
★志田こはくデジタル写真集『少女と大人の狭間で』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が主要電子書店にて配信! 『週プレ グラジャパ!』なら限定カット特典付き 価格1100円(税込)
★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】