エモいグラビアについて考察します エモいグラビアについて考察します
グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』。今回は語ったテーマは「"エモいグラビア"って、どんなグラビア?」

■思わず「いいね」を押したくなる"エモい"グラビア

金髪 とりさん、少し前に話題になっていたマクドナルドの「平成バーガー」のCM見ました? 池田エライザさんが2000年代当時のあゆ(浜崎あゆみ)の格好で登場するなど、平成をオマージュした内容のCMなんだけど、あゆファンとしては、もうたまらなくって! 小学生のとき、ああいうギャルに憧れていたんだよなぁー。

とり 見ましたよ! ネット上でも「エモい」と話題でしたよね。

金髪 そうそう。普段"エモい"って言葉を使わない私でさえ、あれは"エモい"と思ったもん。懐かしいを通り越して、感動したっていうか。好きな時代の要素が全部詰まっていたんですよね。自分も歳を取ったんだなぁーっていう物悲しさもあったけど(笑)。

とり チョベリグでしたね~! って、この話で思い出したんですけど、最近10代後半のタレントさんに取材すると、みんな"エモい"って言葉を使うんですよね。

金髪 「あの映画、エモくない~?」みたいな。若いコたちの間では、「ヤバい」に変わる最上級の褒め言葉として使われている感じだよね。

とり 「うまく言葉にできないけど何か良い!」ってことなんだと思うけど、私は日常的に使うことがないから、ちゃんと意味を理解できているか不安です(笑)。地味にジェネレーションギャップを感じる瞬間ですね。

金髪 アハハ。ただ、調べてみると、"エモい"が流行語に選ばれたのは2018年らしいですよ。時の流れは早いなぁ(しみじみ)。

とり もしや......、もう死語だったりして!?

金髪 いや~、全然そんなことないでしょう! むしろ今まで感覚的に使っていた言葉だったのが、ここ数年で、いち表現のジャンルとして確立したって感じすらあると思いますよ。

とり そ、そうですよね(ホッ)! 何なら、ちょー感覚的な言葉だし、写真や映像など言葉で説明しづらいビジュアル表現と相性が良いから、SNS世代の若者が使いたくなる気持ちも分かります。

金髪 そうだよね。せっかくだし今回は、私たちが思う"エモい"グラビアを紹介してみましょっか。あまり"エモい"を使いこなせていない私たちなりに、何か発見があるかもしれないし。

とり "エモい"グラビア......何だろう!?

金髪 じゃあ、まずは私から紹介させてもらおうかな。実は以前、担当したゆっちゃん(冴木柚葉)のグラビアに「エモーショナル・ガールフレンド」というタイトルを付けたんですけど、この"エモーショナル"は若者が使う"エモい"を意識して付けたんですよね。

+Special 冴木柚葉『エモーショナル・ガールフレンド』(撮影/東 京祐) +Special 冴木柚葉『エモーショナル・ガールフレンド』(撮影/東 京祐)

とり ほぇ~、そうなんですねぇ。って、早速使いこなしているじゃないですか!

金髪 そんなことないよ! 直感的に、写真に写るゆっちゃんを見たときに、ふと"エモい"って言葉がピッタリ似合う女のコだと思ったんですよね。従来のグラビアらしく色っぽく攻めても、SNSで自ずと「いいね」を押したくなるような、"おしゃれな写真"に収まる雰囲気があるっていうか。大きな胸を大胆に見せても、いやらしくなりすぎない感じっていうのかな。まぁ、カメラマン・東京祐(あずま・きょうすけ)さんの柔らかい作風の影響もあると思いますけどね。

とり 確かに、一昔前の生っぽいグラビアとは印象が異なりますよね。今風な感じがします。

金髪 でしょでしょー。それにゆっちゃんって、いわゆる時代のヒロイン的な要素があるコだと思うんですよ。時代ごとに理想とされる女性像はいろいろあるけど、それでいうと令和は、男性目線を気にしないカジュアルな女のコがウケると思っていて、ゆっちゃんは、まさにそんな感じかなーって。

とり 今時の若い男のコにグッとくる雰囲気があるってことですか? グラビアを見させていただく感じ、親しみやすそうな印象はありますけど。

金髪 まさに! このカットを見てくださいよ。胸が強調されたオーバーオールの衣装ではあるんですけど、パンツスタイルで、全体的にはボーイッシュなんですよね。女っぽさが強すぎない、友達みたいな距離感があるじゃない? このスタイルがナチュラルに似合うっていうのが、私が感じている令和のヒロインらしさなんですよ。

『週プレ プラス!』アザーカットデジタル写真集 冴木柚葉『エモーショナル・ガールフレンド~prologue~』(撮影/東 京祐) 『週プレ プラス!』アザーカットデジタル写真集 冴木柚葉『エモーショナル・ガールフレンド~prologue~』(撮影/東 京祐)

とり なるほど。つまり冴木さんは、令和の"エモい"グラビアを代表するモデルさんだってことですね!

金髪 少なくとも私はそう思っています。だから、令和ならではの若者言葉である「"エモい"=エモーショナル」をタイトルに入れたんです。これから先、もしもまた年号が変わったときに見返してみたら、「そういえば令和では"エモい"って言葉が流行ったな」「冴木柚葉ちゃんみたいな女のコが人気だったな」と、今の時代感を思いだせそうじゃない? って、ここまで深くは考えていなかったけどね。私なりのこだわりでした。

■"エモい"はひとりじゃ作れない

とり 私が思う"エモい"の意味は、金髪さんよりもう少し具体的で。「懐かしい」とか「ノスタルジー」って感じなんですよね。それこそ流行語に選ばれた2018年頃は、「心が揺さぶられる」とか「言葉にならない何かを感じる」とか「ヤバい」に近いニュアンスで使われていた気がするんですけど、今はわりと懐かしさを軸にした言葉なんじゃないかなーって。

金髪 その感じも分かりますよ。じゃあ、具体的にどのグラビアが"エモい"と思う?

とり 私は、華村あすかさんと北向珠夕さんの『夏、駆ける、青春。』に収録されているこのカットが"エモい"と思いました。海辺でハートを作って、楽しそうに笑っている。タイトル通り、青春時代の爽やかさが感じられる一枚ですよね。わりとオーソドックスな"エモい"だと思うんですけど、どうです?

華村あすか&北向珠夕『夏、駆ける、青春。』(撮影/岡本武志) 華村あすか&北向珠夕『夏、駆ける、青春。』(撮影/岡本武志)

金髪 あー、これは完全に"エモい"ね!

とり 二人は同じ事務所に所属する同世代の女優さん。学生時代はスポーツ少女で、華村さんはバスケに、北向さんはバレーに打ち込んでいたという共通点があるんですよね。それに、華村さんは山形出身、北向さんは青森県出身。二人とも、東北からはるばる上京されて芸能活動を頑張っています。境遇が近い分、二人きりになったときは「一緒に頑張ろうねー」と支えあったり、「最近、実家が恋しくてさ(泣)」なんて相談しあったりしているんだろうなぁ。そんな二人の眩しい笑顔......、まさに"エモい"ですよね!

金髪 "エモい"のは分かりますけど、「支えあったり」のくだりはとりさんの妄想ですよね?

とり はい。良いじゃないですか、妄想したって!

金髪 まぁ、良いですけど(笑)。

とり それから、立花玲奈さん、成海空さんのデジタル写真集『先輩、後輩!!』に収録されている、このカットも"エモい"と思いました。立花さんは「ミスマガジン2020」出身で、成海さんは「グラビアネクスト2020」出身。同時期にコンテストで賞を受賞した共通点のあるお二人ですが、年齢は成海さんのほうが少し先輩で、芸歴は立花さんのほうが少し先輩。互いに先輩後輩らしいんですよね。しかも、この撮影が初対面だったとか。そんな二人が、海辺で身を寄せあってはしゃいでいるんです。

立花玲奈&成海空『先輩、後輩!!』(撮影/飯酒盃智明) 立花玲奈&成海空『先輩、後輩!!』(撮影/飯酒盃智明)

金髪 また妄想話が始まりそうな予感......!

とり 同世代で頑張っている同志に出会えた喜びもあれば、ライバルとして「負けちゃいられない」って気持ちもあったかもしれない。いずれにせよ、仲良くなったあとに「初めて会ったときどう思った?」みたいな会話をすることがあるじゃないですか。そのときに、立花さんと成海さんはこのグラビアの話をすると思うんです。数年後のその光景を想像して見ると、ちょー"エモい"気がします。

金髪 そうだね。っていうか、どちらも二人組のグラビアなんですね。

とり 基本的に、"エモい"はひとりじゃ作れないものだと思うんですよ。久々に懐かしい音楽を聞くとか、自分の中でのみ生み出される"エモい"もあるでしょうけど、そういう作品が懐かしいものになるのは当たり前じゃないですか。

金髪 うんうん。

とり それに比べて人と人との関係性は、ずっと変わらないと思っても変わってしまう、実に儚いものですよね。私は、子どものときから人間関係を長く続かせるのが苦手なタイプだったので(笑)、二人組のグラビアを見ていると、みょうに刹那的に感じてしまいます。こうして隣で笑いあえている瞬間をグラビアに残せるなんて、スッゴく貴重なことですよ。

金髪 それはそれで、ちょっとひねくれている気がするけど(笑)。確かに、就職したり地元を離れたりすると、学生時代に仲が良かった友達と疎遠になっちゃうものですよね。私は変化するものに抵抗感があるから、そういう昔の人間関係をを思い出すと気分が沈んじゃいます。逆に、今仲良くしてもらっている元週プレ酒場のメンバーとの関係性は大事にしないとなーって。必死に繋ぎ止めていますよ(笑)。

とり 私は、例え疎遠になっても、縁があればまた巡り巡ってくるだろうって考えるタイプだから、あまり繋ぎ止めたりはしないですね。LINEの連絡先を整理して、しばらく連絡を取っていない人を消しちゃうことも多々あるし(笑)。だから友達が少ないんだろうけど......。

金髪 アハハ。なんか寂しい話になっちゃったね。

とり ただ、"エモい"がノスタルジーを意味する反面、「きっと、この瞬間が思い出になる」と、今に"エモさ"を感じている人も多い気がします。「学生のうちに制服ディズニーに行きたい」って言う女のコ、多いじゃないですか。ちゃんと"学生のうち"に行くことにこだわっているのは、学生時代の思い出として、学生の象徴である制服を着て、ディズニーランドという夢の国へ行くという今の行為自体に"エモさ"を感じているからですよね。

金髪 卒業した後は制服の意味合いも変わってくるし、後から振り返ったときの"エモさ"が違いますもんね。私も制服ディズニー、したかったなぁー......。

とり あらっ、制服ディズニー憧れる派ですか?

金髪 そりゃあ一度は経験してみたかったよね!

とり 私、制服ユニバなら私も経験ありますけど。じゃあ今度、一緒に制服ディズニーします?

金髪 いや、私たちで制服ディズニーしてもエモくならないでしょ! 夢のまた夢ってことで、胸の奥にしまっておきます(笑)。

+Spacial『エモーショナル・ガールフレンド』 冴木柚葉 撮影/東京祐 「週プレ プラス!」で閲覧可 『王様のブランチ』でリポーターを務める「ゆっちゃん」こと冴木柚葉さん。SNSで思わず「いいね」を押したくなるような「おしゃれな写真」に収まる雰囲気。ボーイッシュなパンツスタイルが似合うカジュアルさ。そんな令和のヒロイン的な魅力を、沖縄の地で余すことなく披露しているグラビアです。3日間に渡るハッピーすぎるトリップ。終始笑顔が絶えない、素のゆっちゃん。最高にかわいくてエモいです。 +Spacial『エモーショナル・ガールフレンド』 冴木柚葉 撮影/東京祐 「週プレ プラス!」で閲覧可 『王様のブランチ』でリポーターを務める「ゆっちゃん」こと冴木柚葉さん。SNSで思わず「いいね」を押したくなるような「おしゃれな写真」に収まる雰囲気。ボーイッシュなパンツスタイルが似合うカジュアルさ。そんな令和のヒロイン的な魅力を、沖縄の地で余すことなく披露しているグラビアです。3日間に渡るハッピーすぎるトリップ。終始笑顔が絶えない、素のゆっちゃん。最高にかわいくてエモいです。

『夏、駆ける、青春。』 華村あすか、北向珠夕 撮影/岡本武志 価格/880円(税込) 東北から上京し、同じ事務所に所属。学生時代はスポーツに明け暮れ、今は女優として活動中など、共通点を多く持つ同世代の二人による青春輝くエモいグラビア。体を寄せ合いストレッチをしたり、手を繋いだり、仲睦まじい姿が見られるほか、ガチの卓球対決にスポーツ少女の血が燃える熱きカットなど、いろんな角度から二人の関係性が楽しめます。この友情がいつまでも続きますように......。数年後に見返したら、よりエモさが爆発しているに違いない! 『夏、駆ける、青春。』 華村あすか、北向珠夕 撮影/岡本武志 価格/880円(税込) 東北から上京し、同じ事務所に所属。学生時代はスポーツに明け暮れ、今は女優として活動中など、共通点を多く持つ同世代の二人による青春輝くエモいグラビア。体を寄せ合いストレッチをしたり、手を繋いだり、仲睦まじい姿が見られるほか、ガチの卓球対決にスポーツ少女の血が燃える熱きカットなど、いろんな角度から二人の関係性が楽しめます。この友情がいつまでも続きますように......。数年後に見返したら、よりエモさが爆発しているに違いない!

『先輩、後輩!』 立花玲奈、成海空 撮影/飯酒盃智明 価格/1100円(税込) 「ミスマガジン2020」出身の立花玲奈さんと、「グラビアネクスト2020」出身で現役OLグラドルの成海空さん。エイベックス期待の新星二人が初めてタッグを組み、真夏の空の下で仲良し全開なグラビアを披露しています。初めましてとは思えぬ距離感。波打ち際でキャッキャとはしゃいで、ベッドでまったりくっつき合う。数年後、「あのときさぁ~」なんて、初対面の思い出を振り返るオトナな二人まで想像すると......、エモすぎィーー! 『先輩、後輩!』 立花玲奈、成海空 撮影/飯酒盃智明 価格/1100円(税込) 「ミスマガジン2020」出身の立花玲奈さんと、「グラビアネクスト2020」出身で現役OLグラドルの成海空さん。エイベックス期待の新星二人が初めてタッグを組み、真夏の空の下で仲良し全開なグラビアを披露しています。初めましてとは思えぬ距離感。波打ち際でキャッキャとはしゃいで、ベッドでまったりくっつき合う。数年後、「あのときさぁ~」なんて、初対面の思い出を振り返るオトナな二人まで想像すると......、エモすぎィーー!

●とり
1997年生まれ、兵庫県出身。
妄想を得意とするグラビアライター。
趣味/散歩、レコード収集
Twitterアカウント【@seikatsu_tori 】

●金髪りさ
1992年生まれ、兵庫県出身。
元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。
趣味/ホラー映画鑑賞
Twitterアカウント【@sutekiend】

★冴木柚葉のグラジャパ!プロフィール
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★北向珠夕のグラジャパ!プロフィール 
★立花玲奈のグラジャパ!プロフィール 
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『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』
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