アイドルやグラビアだけでなく新たに女優としての道も歩き始めた"みくりん"こと田中美久が7月10日（月）発売『週刊プレイボーイ30・31合併号』で１年８ヵ月ぶりに表紙と巻頭グラビアに登場!!
今や絶好調に見えますが、悩んでいることもあるようで......。
■今回のグラビアはいわば"写真集"です
――今回は表紙と巻頭グラビア25ページという、みくりん大特集号です！
田中 すごくうれしいです。ツインテールに制服だったり、髪をまとめた大人っぽいカットだったり、最後は夜の海辺のカットだったり、いろんな私を見ていただけるんじゃないかなって。最近ファンの方に「セカンド写真集はまだですか？」って聞かれるんです。一日かけて、ものすごくすてきな写真をたっぷり撮っていただいたので、これをセカンド写真集と言っても過言じゃないと思ってます（笑）。
――こんな増ページになったのも、勢いがすごいからですよ。
田中 どんどん新しい方が出てきているのに、こうやってグラビアに出させていただいていることがありがたいです。でも最近ちょっとベテランといわれてるみたいで！（怒）。まだ水着を解禁してから2年ですよ！ フレッシュじゃないですか!?
――もちろんフレッシュに見られるから、オファーが続いてるんだと思いますよ。
田中 そうだとうれしいですけど......。私のファンの方はグラビアが出ると、雑誌を買ったよって報告してくださるんです。
――すてきなファンですね。でもグラビアのために何かしてるんですか？
田中 昔からグラビアを見るのが好きで、常に新しい方をチェックしたり、見せ方とかを勉強しています。ファンの方も良かったところを伝えてくださるので参考にしています。
――昔は"みくりんおじさん"と名乗って、先輩のグラビアをよく批評してましたよね。
田中 それが今、役立ってるのかもしれないです（笑）。私の中のみくりんおじさんが「こうしたらいいよ！」ってプロデュースしてくれてるのかも。
――小学生でHKT48に加入して、もうすぐ10年。今は後輩に指導したりもするの？
田中 コンサートはアドバイスしてますね。演出家さんの言葉を後輩にわかるように説明したり。細かい部分では、曲が終わって裏へハケる途中も笑顔で元気にいようねとか。
――ちゃんと先輩しているんですねぇ。
田中 この間マネジャーさんから、６期生のメンバーが「みくりんさんすごい」って言いながら、いいところをメモしてたって聞いて、うれしいなって。私も昔、そういうことをしてたので、先輩になったんだなって。
――HKT48ではお酒の話をよく聞きますが、みくりんの飲みっぷり自体はどうなの？
田中 飲むとテンションが上がって、なんでも許されると思っちゃうんですよね。甘えたがりになって、同期に「大好き！」ってギュッとしたり。最終的にはひとりになりたくないから、「私の家に泊まっていって」とか。
――それは大変だ......。周りから止められないの？
田中 飲む前からテンションが高いから酔ってるかどうかの境目がわからないらしいんですよ。気づいたら迷惑かけてる（苦笑）。ファンの方もそれを知ってて、前は「20歳になった美久とお酒を飲むイベントやりたい！」って言ってくださってたのに、今は「絶対行きたくない！」って。
■自分のことを理解できるようになりたい
――最近は女性ファンが増えていると聞きました。
田中 こないだのお話し会は、半分以上が女性の方でした。昔から応援してくださってたファンの方が高校生とか大人になって、自分でCDを買えるようになって来てくれたり。
――SNSもすごいですよね。万バズすることも増えて。
田中 インスタは去年20万人ぐらいだったフォロワーが40万人になりました。
――TikTokも反響がすごいですよね。
田中 もともとコロナの自粛期間中に始めて、しばらく放置してたんです。でも周りからちゃんとやったほういいよって言われて。はやってるものを調べてやったら、すごく伸びて。フォロワー3万、4万人だったのが、今は27万人くらいになっています。
――最近では『あざとくて何が悪いの？』とか、『しくじり先生』の生徒役とか、ソロでバラエティ番組に出演することが増えていますが、やってみてどうですか？
田中 昔、指原（莉乃）さんによく言われてたのは、狙ったところじゃなくて、ふとしたところが面白いって。自分の中では何が面白いのかわかってないんですよね。前は子供だったから、それでもよかったと思うんですけど、もう大人なので、ちゃんと考えてやったほうがいいのかなって。そこが課題です。
――7月15日から初のレギュラー出演となる連続ドラマが始まります。女優としてはどうですか？
田中 演技するのは楽しいですね。監督さんからは、オフのときに闇を抱えた目をしてると（笑）。あと演じるというより、憑依（ひょうい）しちゃう感じがいいねって。
――笑顔の奥に闇ですか！ やっぱり役者モードは違う？
田中 スタジオに入ったら役以外の話についてはしゃべらず、役になりきってます。
――どんな役なの？
田中 クラスの女子の中で一番の盛り上げ役なんですけど、家ではものすごく暗いって。普段の私そのままな役なんですよ。
――今後ドラマや映画でやりたい役は？
田中 普段の自分と近すぎると、感情移入しちゃって大変なので、サイコパスの役とか、まったく違うものをやってみたいです。
――ドラマでもバラエティでも、自分ではあまり気づかないところが周りから評価されてるみたいですね。
田中 今はただ頑張ることしかできないけど、自分のここが良くて、これがダメなんだとか、見分けることができるようになったらいいなと。自分のことをもっと知れたらいいなと思ってます。
――「あざとい」とか言われることもあるし、いつもちゃんと自覚して動いてると思ってました。
田中 だんだん自分がわからなくなってきちゃって（笑）。今年はグラビアだけじゃなくて、中身を知ってほしいと思っていたので、きちんと自分を理解したいです。
――迷走気味なんですかね。
田中 先輩の村重（杏奈）さんを目標にしています。自分はこういう人っていうのをちゃんと理解していて、しかも結果を出してるから、いいなぁって。私も自分のことをちゃんと理解したい。でもあまり悩んじゃってもダメなので、気負わずやれたらいいなと思います。
■田中美久（Miku TANAKA）
2001年9月12日生まれ 熊本県出身
身長151㎝ 血液型＝B型
nickname＝みくりん
○7月期ドラマ『最高の教師1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系、毎週土曜22時～）にレギュラー出演。「HKT48 夏のコンサート2023」は7月17日（月・祝）福岡サンパレス ホテル＆ホールにて開催！
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