2023年もあっという間に2/3が終わろうとしている。グラビア界でもさまざまな女のコたちが個性豊かな水着姿を披露し、週刊プレイボーイの誌面、グラジャパ!のサイト上を激しく賑わせてきた。
そこでグラビア愛好家の杉作J太郎氏とグラビアディガー・呂布カルマ氏のふたりが大放談! ここまでのMVP、新人賞、そして杉作J太郎賞、呂布カルマ賞の個人賞を選んでいただき、グラビア界について語ってもらった!
――2023年もあっという間に2/3が終わりかかっています! 今回はグラビアを愛するお二人に8月までのグラビア界を総括していただき、せっかくなんでここまでのMVP、新人賞、そして杉作J太郎賞、呂布カルマ賞のそれぞれを選んでいただければと思います! とは言えそもそもお二人はグラビアの好みがまるで違うとか。
呂布 僕は全身のエネルギーをダイレクトで感じるグラビアが好きなんですよ。いわゆる王道のグラビアです。スレンダーより肉感的なタイプ。なんなら、これはコンプレックスだろうなって気になるほど、胸やお尻にボリュームある女のコにグッときますね。
――なるほど。杉作さんはいかがです?
杉作 僕は女のコの体型にはこだわらないですね。一番気になるのは気持ちです。たとえいい写真であっても、自分が拒絶されているような雰囲気があるともうダメ。「このコとは仲良くなれるかも」と思えないと、何も始まらないです。
呂布 杉作さんはリアルにつなげてグラビアを見ているんですね。
杉作 僕は恋愛体質なんですよ(笑)。グラビアは仮想空間ではあるけど、気持ち同士がコネクトすることが大事で。今回もその視点で考えましたけど、MVPは菊地姫奈さんです。あの方は素晴らしいです!
――あ、いきなりMVP言っちゃったよ! できればラストに発表して欲しかったですけど......。
杉作 彼女はモノが違うんです。野球で言えば王貞治さんですよ。それほど偉大な存在ですから、真っ先に、しかも声を大にして言わずにはいられません!
――おっ、王さん、ですか?
杉作 彼女の何がすごいかというと、とにかくストライクゾーンが圧倒的に広いんです。野球でいえば王さんのように誰が相手でも打ち返してしまう。要は誰でも気持ちが通じ合えるような気がするんです。菊地さんはグラビア界のホームラン王です!
――ホームラン王って......。
呂布 僕は菊地さんが2023年全体のMVPになると思っているので、今回は敢えて外しました。
杉作 呂布さんは昔から菊地さんをご覧になられてましたか?
呂布 「ミスマガジン2020」に出た15歳の頃から見てますけど、彼女は18歳になった昨年から急にすごさを増しましたよね。そしていまや水着になるのが当たり前じゃない、大物の風格が出てきている。グラビアを見る度「水着になってくれてありがとう!」と感謝したくなります。グラビアは長いこと見ていますけど、僕にとって彼女の存在感はレジェンドの篠崎愛さんクラス。スタイルだとか、顔立ちとか、見る人によってグラビアの観点は異なりますが、それらに関係なく、誰もが評価せざるを得ないレベルに達している気がします。
杉作 私もまったくの同感です。
呂布 それでいてまだ擦れた感じがしない。「ふん! 私をもっと見たいんでしょ!」みたいに見ている人の下心を見透かすような雰囲気がないというか。それがいいです。
杉作 確かに。たくさん雑誌に出ていても、いまなおフレッシュな感じはしますよね。僕は菊地さんの表情が特に好きで。笑顔もいいし、しっとりしたのもいい。今まさに子供から大人になりかけているというか、無邪気さと大人っぽさが絶妙に混じり合ってて、見るとドキドキするんですね。
呂布 わかります。どのカットを見ても思いますけど、やっぱり素材の良さがズバ抜けていますよ。水着を着て立つだけで、圧倒的なエネルギーを放ち、めちゃくちゃ絵になる。僕はそれこそが本当のグラビアだと思っていて。それができる人は、神に選ばれたほんの一握りだけだと思うんです。いますぐ岸田総理は菊地姫奈さんを国宝にすべきだと思いますよ!
杉作 同感、同感。まったくその通りです。
――白熱していますが(笑)、菊地さんトークは終わりそうもないので、次にいきましょう。呂布さんの前半戦MVPは?
呂布 東雲うみさんですね。グラジャパ!から出ている写真集を見て、グラドルとしての完成度が際立って高いなと思ったので選びました。とにかく胸とお尻が素晴らしい二刀流で、顔もいいし、くびれもすごい。彼女こそ、360度どこからどう見ても「最高にいい女」だと思います。今年に入って週プレ以外、いろんな雑誌にも出まくっていますけど、観る度に洗練されていますね。
杉作 確かに。迫力満点というか。ひたすら圧倒されますよ!
呂布 要は「全部載せ」なんです。ただそのくせ近寄りがたいかと言うと、そうでもない。ガンプラを作るのが趣味というオタクで、ウブな男たちが「俺たちが話しかけても大丈夫だよな」って思える隙がしっかりとある。そんなキャラも素晴らしいんです。
杉作 東雲さんはメガネのグラビアもありますけど、それもよく似合っていてそそられますよね。笑顔もいいし、クールな表情を浮かべると美人顔にもなる。まだ底の知れない大物感がありますね。
――それでは、ここで新人賞いきましょう。今度は呂布さんからお願いします。
呂布 えーと、僕の新人賞は南みゆかさん。名古屋のご当地アイドル「O2」のリーダー。一昨年の終わりにグラビアデビューを果たした17歳の高校生です。
杉作 (写真を見ながら)は~! これは天晴れなバストをしていますね~! 実にグラビア映えするというか。
呂布 以前、お会いしたことがあるんですけど、身長も167センチでバストだけでなく、全身ボリューミーで、それがまだ成長しそうな気配がある上、アイドルをやっているせいか華があって、ひたむきなパワーを感じます。彼女は大器の予感がしますね。
杉作 黒のロングヘアも印象的です。昔の少年漫画に出ていたヒロイン感があるというか。あと彼女はクールな表情がいい。胸の奥に何かを抱えているような、どこかミステリアスな雰囲気が伝わってくる。おおいに期待したいですね。
――では続いて杉作さんの新人賞をお願いします。
杉作 僕は姫野ひなのさんです。デジタル写真集を見た時、一も二もなくビビビときました!
呂布 ビジュアルからインパクトを受けたと。
杉作 はい(笑)、じつは彼女のことをまだよく知らないんですよ。
――人気アイドルを多数擁するゼロイチファミリアの所属で、#よーよーよーの元メンバー。5月に結成された#Mooove!という新たなグループのリーダーとして活動をするアイドルです。
杉作 そうですか。『Fairy』ってデジタル写真集では、赤いカーディガンに緑のスカーフに頭に巻いたり、赤チェックの水着に白ニーソックス、黒のワンピース水着に麦わら帽子、可愛らしい格好をたくさんしているんですよ。まだ何ものにも染まっていない姿を見せられたとともに、「いろんな自分を見せたい!」ってひたむきな気持ちが伝わってきて。見ているうち自分も彼女の成長を追いかけたいという気持ちになったんですよね。
呂布 なるほど。5月に結成ってことはアイドルとしてもこれからでしょうし、今回、杉作さんの新人賞を獲ったことで、それこそ水着姿だって今後たくさん見られる可能性もありますよね。
杉作 勝手に選ばせてもらっているので、彼女に届くのかは疑問ですけど(笑)、僕の新人賞をもって、彼女へのエールとさせていただきたいです!
○2023年前半MVP
杉作J太郎 菊地姫奈
呂布カルマ 東雲うみ
○新人賞
杉作J太郎 姫野ひなの(#Mooove!)
呂布カルマ 南みゆか
●杉作J太郎
1961年生まれ。マンガや映画製作などマルチな才能を発揮。南海放送ラジオで『杉作J太郎のファニーナイト』(毎週火曜~木曜19:00~、毎週土曜21:00~)放送中
●呂布カルマ
1983年生まれ。ラッパー&グラビアディガー。愛知県名古屋市を拠点に活動している。JET CITY PEOPLE代表。