夏を感じるグラビアをテーマにトーク 夏を感じるグラビアをテーマにトーク

グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』今回のテーマは"夏を感じるグラビア"。アツいトークが交わされるかと思いきや、何故かセンチメンタルな方向に......?

■女のコと浴衣で手持ち花火、したことあるでしょ?

とり "夏の終わり~"ですね、金髪さん。

金髪 唐突な歌! 森山直太郎ですか? 夏の終わりって言うには、ちょっと気が早い気がしますけど。

とり でももう、8月も折り返しじゃないですか。私、昨年は「今年、夏を好きになれました」なんて調子の良いことを言っていたんですけど、今年は「私はどう生きるべきか」みたいなことを日々考えちゃって、気づいたら夏の日差しに睨まれていた......って感じだったんですよね。だからと言いますか、せめて夏の終わりくらいは、ちゃんと見届けたいなーと思っていまして。

金髪 何の話してるんですか! 今話題の映画の影響ですか?

とり アハハ、すみません。そういうわけじゃないです。......と、今ふと思ったんですけど、ビキニといったらグラビアの王道衣装じゃないですか。でも、一般的には夏にしか着ないですよね。年がら年中グラビアを見ていて感覚がマヒしていますけど、ビキニは夏モノなんだなーって。夏の話をしていたら、気づいてしまいました。

金髪 まぁ、水着だからね。海やプールで着るものであって、ベッドの上では着ないよね(笑)。

とり 普通に考えたら、そうなんですけどね。

金髪 逆にいえば、"海でビキニ"みたいな夏らしいシチュエーションも、グラビアにおいては、あまり夏感がない気もするよね。見慣れすぎているっていうか。特別感がないのかな。

とり 確かに、面白い現象ですね。じゃあ今回は、せっかくなので"夏を感じられるグラビア"をテーマに語ってみましょうよ。水着がマストなグラビアとはいえ、"海でビキニ"以外のモチーフが取り入れられた夏らしいグラビアもあるわけじゃないですか。

金髪 そうして夏の終わりを見届けようってことですね(笑)。分かりました。うーん、夏のグラビアかぁ......。パッと思いつくのは、豊田ルナさんのデジタル写真集『君がいた夏』じゃないかな。麦わら帽子に浴衣、ラムネ、花火。夏を象徴する記号的なモチーフがふんだんに盛り込まれていて、スゴく分かりやすいんですよね。

豊田ルナ『君がいた夏。』(撮影/熊谷貫) 豊田ルナ『君がいた夏。』(撮影/熊谷貫)

とり おぉーっ、分かります。まさに外せない作品ですよね! 昨年、この「美女画報」でも「"豊田ルナ=夏グラビアの代名詞的存在"になりつつありますよ」なんて話をしていたくらいですし(笑)。

金髪 このカットのかき氷が良いなーって思うんですよ。ペンギンのイラストが描かれた紙カップに入った、いかにもな"屋台のかき氷"でしょ。

とり 分かりますけど、金髪さんは、もっとおしゃれな高級かき氷が好きかと思っていましたよ。スイーツみたいなかき氷、食べてませんでした?

金髪 そういうかき氷も好きだよ。でも、それで夏は感じられないですよね。例えば、この山岡雅弥さんのカットもそうだけど、こういうかき氷って、ビーチ周辺を歩いているときに偶然屋台を見つけて「暑いね、買っちゃおっか!」って、その場のノリで食べている感じがするじゃないですか。そんな楽しそうな背景も含めて、夏だなーって思うんです。

山岡雅弥+Special『なつのたわわ』(撮影/栗山秀作) 山岡雅弥+Special『なつのたわわ』(撮影/栗山秀作)

とり すみません。金髪さんから、そんな風情のある考察が出てくると思わなかったです。いつもリアリストで、私の妄想をぶった斬るのに!

金髪 そんなことないよ! まぁ、ご指摘の通り"風情"は嫌いですけどね。かき氷はまだしも、風鈴の音で涼を感じるとか「ナイナイ」って思っちゃう。

とり ほら~(笑)。

金髪 ただ、夏といえば唯一お祭りは好きなんですよね。屋台が好きなだけなんだけど(笑)。紙のパックに盛られたかき氷に惹かれるのも、それが理由です。

とり なるほど。つまり金髪さんは、かき氷のような、いわゆる夏祭りを彷彿とさせる食べ物が出てくるグラビアに夏を感じるってことですね。祭りといえば、花火はどうなんです? 花火が出てくるグラビアもたまーにありますけど。

金髪 浴衣で花火大会は好きじゃないけど(笑)、手持ち花火は良いなーって思いますね。例えば、この宮崎あみさちゃんのグラビアとか。

宮崎あみさ『1920 ~Another Edition~』(撮影/小塚毅之) 宮崎あみさ『1920 ~Another Edition~』(撮影/小塚毅之)

とり うおーっ、満面の笑顔! かわいい!!

金髪 でしょでしょ。それに、何だか懐かしい感じがしません? こんなふうに近所に住んでいる女のコと手持ち花火で遊んだ経験、誰にでもあるじゃない?

とり あ、あるものなのかしら......。金髪さんも、男のコと手持ち花火で遊んだことが?

金髪 ありますよ。子どもの頃、従兄弟と一緒に。

とり 従兄弟じゃないですか!

金髪 従兄弟にせよ、幼馴染みにせよ、浴衣を着て無邪気に異性と花火を楽しむ風景っていうのは、子どもの頃まで遡れば、わりと多くの人の記憶にあるでしょってこと! 大人になってからも、その記憶と地続きなまま、異性と無邪気に浴衣で遊べる人たちもいるんだろうけど、私は早々に離脱してしまったから......。こういうカットを見ると、懐かしさのあまり死にそうになるんですよね。あの頃が人生のピークだったんだろうなーって。

とり 切ない......。そんなことないですよ。今も輝いているじゃないですか!

金髪 適当ばっか言っちゃって! まぁ、夏を感じられるグラビアっていうのは、かき氷も含めて、子どもの頃から馴染みのある夏らしいモチーフがあることが重要なんじゃない? "海でビキニ"より、浴衣とか手持ち花火のほうが、誰もが身近に感じやすい気がするしね。ベタなくらいが良いと思います!


■インキャな夏休み

金髪 勢いで話させてもらったけど、私の夏エピソード、根暗すぎますね(笑)。気を取り直して、とりさんの夏グラビア、教えてください。

とり 私も根暗なほうなんですが......、夏を感じるのは、工藤美桜さんのデジタル写真集『夏の扉』ですかね。

工藤美桜『夏の扉』(撮影/岡本武志) 工藤美桜『夏の扉』(撮影/岡本武志)

金髪 あー、分かります! これも浴衣が印象的だよね。色鮮やかで、涼しげだなーって思っていました。

とり そ、それもそうなんですけど......、私がこのグラビアを通して夏を感じたのは、そういうビジュアル的なところじゃなくて、もっと内面的なところなんですよね。

金髪 ん? また、小難しい話が始まりそうだな(笑)。どういうことですか?

とり すみません(笑)。あのー、スゴく個人的な話なんですけど、私、夏休みにどこかへ出掛けた記憶がほとんどないんですよ。友達と旅行へ行ったり、花火大会へ行ったり。大人になってからの記憶は多少あるんですけど、子どもの頃は、基本的に親が働きに出ていたので、夏休みの1ヶ月半、丸々おばあちゃん家に預けられていたんです。

金髪 お盆休みだけじゃなく、夏休みの期間ずーっとおばあちゃん家にいたんだ! ゲームの『ぼくのなつやすみ』みたいだね。

とり いや~、田舎のほうではあるんですけど、いわゆる住宅街だったので。どこへ行くにも車が必要だし、『ぼくなつ』みたいに活動的な夏を過ごしていたわけでは全くないです(笑)。部屋の中で、何度も同じ雑誌や漫画を読んだり、アニメを観たり、インターネットをしたり......。学校にも行かない分、とにかく一人の時間を満喫していました。エピソードにすると寂しい感じがしますが、むしろ貴重な時間として楽しんでいたので、ご安心ください(笑)。

金髪 で、それと工藤さんのグラビアと、どう関係があるんですか?

とり これは私なりの解釈ですけど、工藤さんの『夏の扉』は、ただ夏の情景を追っているんじゃなく、ひと夏の間に変化する工藤さんの心の内を描いているように感じるんですね。"少年少女"をテーマに、髪をショートにした工藤さんの少年っぽさと少女らしさを交互に見せるような構成になっているんですけど、その両方がページを追うごとに熟して、工藤さんという人間の一部になっていく......みたいな。そんなふうに感じていて。

金髪 ほうほう。

とり 一ヶ月半、同世代の友達と関わることなく一人遊びをしていると、おばあちゃん家に行くときと帰るときとで、自分の内面が何かしら変わっていることに気付くんです。そのとき読んだ漫画や小説の中で気になった描写について、ひたすら自分の考えを深められる時間だったというか。学校生活では閉ざしてしまう扉を開放して、いろんな自分を知れたのが、私にとっての夏休みだったんです。

金髪 へー、何だか良いですね!

とり 工藤さんも私と同じ一人っ子だし、そんなふうに自分について考える時間があったんじゃないかなーって妄想しちゃいました。特にこのデジタル写真集では、花やてんとう虫など、ちいさな存在を見つけて優しく掬いあげているところに、友達と過ごす夏休みじゃない"良い孤独"を感じます。勝手に共鳴しているだけで、工藤さん自身は、孤独を意識されていないかもしれませんが(笑)。

工藤美桜『夏の扉』(撮影/岡本武志) 工藤美桜『夏の扉』(撮影/岡本武志)

金髪 夏休みって、人を変えるのに十分すぎる時間があるよね。休み明け学校に行ったら、大人しそうなコがいきなりグレてた、みたいなのもあるあるだし。って、そういう話じゃない?

とり ま、そんな感じです。ただ、ビジュアル的には、最初に金髪さんがあげてくださった"かき氷"や"手持ち花火"のグラビアが分かりやすいと思うんですけど、自分が実際に過ごした夏休みは、高崎かなみさんのこのカットがいちばん近いですね(笑)。

高崎かなみ『ひと夏の経験』(撮影/小塚毅之) 高崎かなみ『ひと夏の経験』(撮影/小塚毅之)

金髪 アハハ。クーラーの効いた部屋でゴロゴロするっていうね。確かに、いちばんリアルかも(笑)。

とり Tシャツ一枚で昼過ぎまでゴロゴロして、本読んで、テレビ観て......。何だかんだ、みなさん夏休みの大半はこんな感じで過ごしていたんじゃないですかね。金髪さんは、どうなんです?

金髪 私は、おばあちゃん家も近所だったし、親も自営業でずーっと家にいて。夏休みだからといって、特別に生活スタイルが変わることはなかったんですよね。

とり お出かけした記憶は?

金髪 好きなアイドルの野外イベントに行くか、たまに、親にねだってディズニーランドに連れて行ってもらっていましたね。ま、結局暑さに耐えられなくて後悔するんだけど(笑)。

とり 夏休みに、で、ディズニー?! 充実してますねー!

金髪 いやいや、大したことじゃないでしょ! っていうか、やっぱり私たち、根が暗すぎますよね。「花火大会に行きました」とか「海に行って、BBQして」とか、そういうエピソードが一つもなかったじゃない(笑)。

とり 中学生の頃、近所の公園で花火してるからーって、友達に呼びつけられるがまま違うクラスの集まりに参加させてもらったことがあったんですけど、その誘ってきた友達は、意中の彼の自転車の後ろに乗って先に帰っちゃって、ほぼ接点のない同級生たちが花火と恋バナで盛り上がる中、そっと闇に姿を消した思い出はありますよ。

金髪 だから暗いって! いやー、私たちみたいなインキャ女子がセレクトした夏グラビア、読者のみなさんにどう映るんでしょうね? セレクト理由含め、暗いなーって思われるのかな(笑)。

とり ま、それもまた風情ってことで。

金髪 よく分からないよ(笑)。

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●金髪りさ
1992年生まれ、兵庫県出身。
元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。
趣味/ホラー映画鑑賞
Xアカウント【@sutekiend】

●とり
1997年生まれ、兵庫県出身。
妄想を得意とするグラビアライター。
趣味/散歩、レコード収集
Xアカウント【@seikatsu_tori 】

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