2013年のグラビアデビューから10年の佐野ひなこが、8月21日（月）発売『週刊プレイボーイ36号』のグラビアに登場。シーンの最前線を走り続ける彼女の魅力を考えてみた。
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■グラビアをセルフプロデュースしたら？
――調べると、佐野さんの初グラビアは2013年の『ヤングマガジン』（7月29日号）だそうです。ちょうど10年前ですね。
佐野 昨年、芸能活動10周年を迎えたばかりなんですが、今年はグラビアデビュー10周年になるんです。改めて、時の流れの早さに驚きます（笑）。
――出始めの頃は特に、軒並みグラビア誌に登場されていた印象です。当時の思い出は？
佐野 コロナ以降めっきり減ってしまいましたが、当時はハワイやグアムをはじめ、海外ロケがスゴく多かったんです。現地では、キレイな海をバックに撮影して、おいしいゴハンをたくさん食べさせてもらいました。とにかく楽しかった思い出しかないです。
――デビュー間もないうちから、各誌表紙にも引っ張りだこでした。
佐野 まだ新人だったにもかかわらず、私を目当てに雑誌を買ってくださる方がいてうれしかった記憶があります。
ほかの仕事では、「たまたま見てたら佐野がいた」って方がほとんどだったと思うのですが、グラビアでは、「〝さのひな〟が表紙の『週プレ』、買ったよ」って、ちゃんと私を見てくれているんだというのが伝わってきましたから。と言いつつ、コンビニに自分の顔が並んでいる状況は、いまだに慣れないです（笑）。
――そ、そうなんですか？
佐野 はい（笑）。友達と一緒にコンビニに行って、自分が表紙の雑誌を見つけたら、ソッコーで隠れたくなります。家族から「コンビニで見かけたよ」って連絡が来るのも恥ずかしくて......。
――堂々とされているイメージがあったので、意外です（笑）。
佐野 勘違いされやすいんですが、目立ちたがり屋とは真逆の性格なんです。正直なところ、表紙ではなく、さりげなく中面に出続けさせてもらうほうが居心地が良くて......。って、贅沢（ぜいたく）を言ってすみません（笑）。
――そんなこと言わず、また週プレでも表紙を飾ってください！ 話は変わりますが、グラビアデビュー10周年を迎えた今、もしご自身でグラビアをセルフプロデュースするなら、どんなテーマで撮影したいですか？
佐野 う～ん。あえてテーマを設定せずに、決めカットの少ない撮影をやってみたいと思っています。
――というと？
佐野 これまでの私のグラビアって、いわゆるデート的なテーマで、恋人目線を意識して撮影された〝あざとい系〟が多かったんです。だからこそ、テーマも何もない状況で、カメラマンさんに俯瞰（ふかん）して私の表情を追いかけて撮ってもらったグラビアが作れたら面白そうだなっていう思いがひそかにあるんです。
――ある種、ドキュメンタリー的なグラビアってことですか？
佐野 そうですね。彼女感を演出したり、体のラインをキレイに見せたり、といった王道テクニックを使わずに撮影したグラビアがどんな仕上がりになるのか、試してみたい気持ちがあります。
――なるほど、挑戦的ですね。
佐野 個人的には2018年に出した3冊目の写真集『最高のひなこ』（講談社）がお気に入りです。このとき初めて、写真のセレクト作業に参加させてもらったんですが、並びを変えるだけで一冊の雰囲気やストーリーがいかようにも変化することを知り、感銘を受けたんです。
もし、テーマなしに撮影された私の表情だけでうまくストーリーを感じさせる一冊ができたら、作品としても新鮮な仕上がりになりそうな気がしていて。長くグラビアを続けさせてもらっているからこそできる挑戦だと思うので、いつか実現したいです。
――11年目、期待しています！
佐野 ありがとうございます。来年ついに30代に突入です。お恥ずかしながら20代は、自信が持てずにやる前から諦めてしまうことが多々あったので、これを機に何事も果敢に挑戦できるオトナを目指したいです。
スタイリング／長張貴子 ヘア＆メイク／AYA 衣装協力／フリ ド メール
●佐野ひなこ
1994年10月13日生まれ 東京都出身
身長160㎝ B84 W51 H83
趣味＝美容、ゲーム、中国語
〇ドラマ『18／40～ふたりなら夢も恋も～』（TBS系、毎週火曜22：00～）にレギュラー出演中です。また、最新写真集『infinito』が好評発売中。最新情報は各SNSまで。
公式X（旧Twitter）【@hinachimuu】
公式Instagram【@hinako_sano】
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